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【楽天ショップ】海外電気CLUB 海外仕様AV機器Q&A

海外電気CLUBは海外で使える炊飯器・電化製品・変圧器・旅行用品の専門店。海外への転勤・赴任・留学・旅行に是非ご利用ください。

海外仕様AV機器 用語解説

  • カラーシステム (※解説対応製品:アナログテレビ、DVDプレーヤー、ビデオカメラ)

    カラーシステムとは、アナログのカラーテレビ放送方式のことをいいます。
    日本と海外では、この放送方式が異なります。日本やアメリカは「NTSC」という方式が採用されていますが、中国やヨーロッパなどでは「PAL」という方式が、ロシアやフランスでは「SECAM」という方式が採用されています。
    発信されているテレビ放送の方式と、受信機(テレビ)が対応している方式が異なる場合、テレビは正常に映像を再生することができません。また、たとえ放送方式が同じでも、チャンネルの周波数が違うと、正常に映像を再生できない場合があります。
    他にも、DVDプレーヤーの場合はDVDソフトへの収録時に、ビデオカメラの場合は録画時に、カラーシステムが関係します。再生するテレビに合ったDVDプレーヤーとソフト、あるいはビデオカメラが必要となります。

    海外仕様のAV機器で「マルチシステム」と表示されている製品は、それらの異なる放送方式に対応していることを表しています。例えば、マルチシステムテレビは、「NTSC」「PAL」「SECAM」に対応しているテレビとして、世界各国でご使用頂けます。また、マルチDVDプレーヤーの場合は、DVDソフトに収録されている映像方式が「NTSC」であっても「PAL」であっても再生できるDVDプレーヤー、となります。

    ※マルチシステム対応でも、ご使用頂けない国・地域などの条件がございます。詳しくは商品ページにて対応のカラーシステムをご確認頂くか、弊社までお問い合わせください。

  • デジタルテレビ放送の規格 (※解説対応製品:デジタルテレビ)

    デジタルテレビの放送方式は、国によって異なります。
    日本ではISDBという方式が使用されているほか、南米や東南アジアでは派生型のISDB-TBという方式が、ヨーロッパや中東、アフリカ、オセアニアなどではDVBという方式が、北米ではATSCという方式が、中国ではDTMBという方式が使用されています。
    内蔵するチューナーの規格と、使用する国のデジタル放送規格が異なると、正常に受信・再生できません。
    別途、外付けのデジタルチューナーが必要となります。

  • ラジオ放送の種類 (※解説対応製品:ラジオ)

    ラジオには、使用する電波の周波数帯によって、LW(LongWave/長波放送)、MW(MediumWave/中波放送)、SW(ShortWave/短波放送)、VHF(VeryHighFrequency/超短波放送)といった種類があり、また方式によってAM(Amplitude Modulation/振幅変調の中波放送)やFM(FrequencyModulation/周波数変調の超短波放送)があります。

    使用される周波数は国によって異なり、例えばFMラジオの場合、日本では76.1MHzから94.9MHzまでの周波数がFMラジオとして使用されていますが、欧米では大半では87.5MHzから108MHzがFMラジオとして使用されているため、ワールドバンドFM(76MHz〜108MHz)対応のラジオでなければ、海外のFMラジオを受信することができません。

  • リージョンコード (※解説対応製品:DVDプレーヤー、ブルーレイプレーヤー)

    一般に市販されているDVDのソフトやブルーレイディスクのソフトには、リージョンコード(地域情報)と呼ばれるデータが書き込まれています。これは、商業的な理由により、映像ソフトを再生できる地域を限定するためのもので、映像ソフトとプレーヤーが同じリージョンコードでなければ再生できない、つまり日本で市販されているソフトは、日本で市販されているプレーヤーでなければ再生できない、というものです。

    ■DVDのリージョン
    地域番号地域名ビデオ方式主な国名
    Region-1北米地域NTSC方式USA・カナダ
    Region-2日本・ヨーロッパ・
    中近東地域
    NTSCまたはPAL方式日本・イギリス・フランス・イタリア・スペイン・ドイツ・イラン・クゥエート・サウジアラビア
    Region-3東アジア地域NTSCまたはPAL方式韓国・フィリピン・台湾・(※1)香港・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・ベトナム
    Region-4中南米・
    オセアニア地域
    NTSCまたはPAL方式(※2)アルゼンチン・ブラジル・チリ・ペルー・メキシコ・コロンビア・オーストラリア・ニュージーランド
    Region-5西アジア・アフリカ・ロシア地域NTSCまたはPAL方式ロシア・カザフスタン・インド・パキスタン・モロッコ・ケニア・エチオピア
    Region-6中国地域PAL方式中国

    ※1:香港のDVD・VCDに関しては殆どがNTSC方式となりますが、一部PALソフトもございます。また、香港のテレビ方式はPAL-Iとなります。
    ※2:南米のDVDソフトはNTSC方式ですが、テレビ方式はPAL-N/MまたはNTSCとなります。

    ■ブルーレイのリージョン
    リージョンコード地域
    Region-Aアメリカ大陸、東南アジア、日本、朝鮮、台湾 および それら海外領土
    Region-Bヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア および 各海外領土
    Region-C中央・南アジア、中国、ロシア、モンゴル

  • CPRM (※解説対応製品:DVDプレーヤー)

    CPRMは「Content Protection for Recordable Media」の略称で、日本でのみ使用されている、DVDのコピーガード機能の一種です。

    地上デジタル放送やBS放送のようなデジタル放送では、著作権保護のため、録画時に「1回しか録画出来ない」というコピーワンス信号を入れている放送があります。このようなコピーワンス信号の番組を録画するには、CPRM対応のディスクとCPRM対応のレコーダーが必要となり、また再生にはCPRM対応のプレーヤーが必要となります。

    CPRMに対応をしていないディスクやレコーダーでは、BS/地上デジタル放送は録画できず、また、対応のないプレーヤーでは、CPRMで録画されたディスクの再生も出来ませんのでご注意下さい。

  • クローズドキャプション (※解説対応製品:DVDプレーヤー)

    クローズドキャプションとは、北米で聴覚障害者の為に字幕(英語)表示をするシステムとして開発されたものです。一般的に、DVDソフトの中に含まれているサブタイトルとは異なります。(DVDの機能として持っている、サブタイトルはこの機能に関わらず、表示されます。)

    この機能により表示される字幕は、北米の聴覚障害者のためのものになりますので、英語表記となります。そのため、日本では英語学習のために、英語を聞きながらそれを字幕で確認するといった使い方をされる方もおられます。

    このクローズドキャプション機能を利用して、字幕を見るためには、その信号を受信して、映像化するためのデコーダーという物が必要となります。北米では、このデコーダーをTVに内蔵することが義務づけられておりますので、問題はありませんが、日本でこの機能を使用するためには、外付けのデコーダーが必要となります。

    ※2012年現在、クローズドキャプション用デコーダーは、弊社ではお取扱いがございませんので、予めご了承下さいませ。


    マルチシステムテレビについて

    Q.マルチシステムテレビは、地上デジタル放送に対応していますか?

    A.2011年3月現在、日本および海外のデジタル放送に対応したチューナーを搭載したマルチシステムテレビはございません。また、デジタル放送の方式が、カラーシステム(アナログ)との区分けと異なり、国によって導入されている規格が異なっています。すべての国に対応したチューナーもございませんので、別途、ご使用になる国の外付けデジタルチューナーが必要となります。

    なお、マルチシステムテレビは、基本的には外付けのデジタルチューナーをご用意頂ければ、日本や海外で、デジタル放送をご覧頂くことは可能です。ただし、日本の地上デジタルチューナーには、HDMIケーブルで接続した際にHDCPと呼ばれる著作権保護技術にテレビが対応していることが求められる場合がございます。マルチシステムテレビは海外でのアナログチューナーでのご使用を前提としておりますので、デジタル規格であるHDMIケーブルで地上デジタルチューナーを接続すると、ご覧頂けない場合がございます。また、海外のデジタルチューナーでも同様の症状が発生する可能性がございますので、予めご注意下さいませ。


    DVDプレーヤーについて

    Q.マルチDVDプレーヤーの対応映像方式にはNTSCとPALしかないようですが、ロシア(SECAM)のDVDは再生できますか?

    A.再生可能です。SECAM方式はPAL方式と近似しているため、PAL方式(またはSECAM方式)の国々では、PAL/SECAM両対応のテレビが存在しており、またDVDソフトはSECAM方式ではなくPAL方式で収録されています。よって、NTSC/PAL対応のDVDプレーヤーでの再生が可能です。


    DVDプレーヤーについて その2

    Q.リージョンフリーのDVDプレーヤーでも再生できないDVDソフトがあると聞きましたが本当ですか?

    A.誠に残念ながら、本当です。

    弊社で取り扱いのリージョンフリー・マルチDVDプレーヤーは、通常のリージョン設定をされたDVDプレーヤーを、他のリージョンのDVDソフトも認識するよう、第三者によって設定変更されたものとなります。この変更により、DVDソフトの認識方法が変更されるため、著作権保護やコピーガードなどの機能を有するDVDソフトで、どうしても再生することの出来ないDVDソフトが生じる可能性があります。
    リージョンフリーDVDプレーヤーは、すべてのDVDソフトの再生を保証するものではございませんので、予めご了承下さい。

    また、次のような場合は、DVDプレーヤーの機種や仕様に関わらず、再生できない場合があります。

  • ファイナライズ(DVDレコーダーで収録したDVDソフトのデータ書き込み完了作業)を行っていない場合
  • 対応していないメディアを使用した場合
  • 不正コピーされたDVDソフトを再生した場合
  • ディスクやデータに破損がある場合
    なお、どうしてもリージョンフリーDVDプレーヤーで再生をされたいDVDソフトがございます場合は、DVDソフトを弊社までお送り頂き、再生の可否を確認させて頂くことも可能です。その場合は、弊社までDVDソフトをお送り頂くことになりますが、輸送時の破損および紛失等につきましては、弊社では保証致しかねますので、予めご了承下さいませ。



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