パワーストーン ブレスレット 天然石 ラピスラズリ ストラップ

〜おいなりさま〜

寺伝によると、寒厳禅師(第八十四代順徳天皇の第三御子) 寛元元年(1243年)の27歳の時に中国に渡り十有余年の間 各地で修行し帰国しました。そして再度中国に渡り修行して 帰朝の途中(1267年)、海上において霊神が空中に現れました。

その姿は女神のように優しくて麗しく、稲束を担ぎ、宝珠を捧げ、 白狐にまたがって声高らかに、「オン シラ バッタ ニリ ウン ソワカ」 と唱え、 「われは、これ荼枳尼天なり。今より将に師の法を守護するに、 この神咒をもってし、また師の教化に師服する者を守りて、 常に安穏快楽ならしめん。必ず疑うことなかれ」 とお告げになって姿を消してしまった。

その後、教えが広がり、元禄時代には武士の出世を願う 「出世いなり」が庶民に広がり、宝暦時代頃から爆発的勢いで 信仰が広がっていきました。名奉行として有名な大岡越前守 も厚く信仰し、さらにいなり信仰の人気に拍車がかかりました。

荼枳尼天は神通力、不思議な霊力を持った護法善神です。 人々に富貴財福を授けてくれる神で、恋愛成就商売繁盛など、 心にある望みを何でも叶えてくれます。

神咒の意味は 「オン」とは、ゆきわたらないことがない。即ち普遍であるとの意味。 「シラ」とは、戒と訳して、仏のいましめ、「きまり」で正しい道、明らかな教えの意味。 「バッタ」とは、打ち破るの意味。 「ニリ」とは、地獄と訳して、全ての苦悩、病気、火事、盗難のように自身が至らぬために 常に起こり得る妄想等肉体的、精神的すべての苦悩の境界の意味。 「ウン」とは、悪魔を押さえ付けて仏法に信伏させることの意味。 「ソワカ」とは、祈願しました、誓いましたという意味。 これが続くと、 「吾、真心はどこまでも通じて、その心は正明なる威力によって、悪事、 災難を除き、福徳の知恵を得、苦を転じて楽となし、悲しみを転じて 喜びとなすことが必ず成就する」と意味になります。

「オン シラ バッタ ニリ ウン ソワカ」 この真言を唱える回数は 場所を問わず21回であり、そうすることで功徳を得ることができます。

【参考資料】 実録「豊川いなり物語り」 安井四郎 著

 

 

オン シラ バッタ ニリ ウン ソワカ
と読みます。

このご真言を書いた「ご真言カード」もお付けいたします。
ご真言は声に出して唱えることによって
はかり知れない功徳を得られると言われています。
お財布やパスケースなどに入れておいて、
気分をリフレッシュしたいとき 、
ここ一番というときなどにご真言を唱えてみてください。
きっと荼枳尼天が力を貸してくれることでしょう。

使用している石=水晶(12mm)

 

梵字ブレスへの想い

少々長いですが飽きずに読んでいただけたらうれしいです(^o^)

この世には運命という言葉があります。 しかし、人の運命は決してひとつに定められているものではありません。 幸せは誰かが運んでくれるものではなく、 きちんと計画して努力した結果、得られるものなのです。

この梵字ブレスは、人生を前向きに生きたい人、夢を実現させたい人、 成功したい人などの手助けになればと思い、お作りしました。

「梵字」とは「ご真言」という神仏ごとに異なる呪文のようなものを 文字にしたもののことで、サンスクリット語のマントラという訳語からきています。 また、現在の日本語の「かな」の原型とも言われています。

SORAでは数ある神仏の中から、 五大明王の代表格、『不動明王』、恋愛の神様として有名な『愛染明王』、 仕事、芸能、金運の神様の『弁財天』を紹介しています。『阿弥陀如来』 『文殊菩薩』『千手観音』も追加されました。

デザインにも気遣い、 他店では梵字の色が金色のものがほとんどですが、 白色(フロスト加工)で文字と水晶のバランスを考え、スタイリッシュに作り上げました。 お子様からお年寄りまで、どんな服装にも合うはずです。

また、 「梵字」の彫刻は宝石の街で有名な甲府の技師の方にお願いし、 ひとつひとつ心を込め丹念に彫っていただいております。

「ご真言」というものは本来とても長いものなので、 「種子」(ご真言を1文字で表したもの)を用いて、省略したかたちで彫刻するのが一般的です。 しかし、SORAでは「それではご利益が薄れてしまうのでは」という思いから、 『不動明王』は10文字、『愛染明王』は8文字、『弁財天』は8文字、『阿弥陀如来』は10文字、『文殊菩薩』は7文字、『千手観音』は6文字の梵字を彫刻しております。 きっとより強力なご利益を授かることができるでしょう。

この世の中それぞれいろんな不安や悩みを抱えながら 毎日過ごしている方が多いと思います。 何かに頼りたい、すがりたい、そんな気持ちで神社、仏閣に 行かれたことがある方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか? 神仏は目に見えず触ることができません。 目に見えず触れられない存在が間違いなく存在していることをあらわすために、 神仏をかたどった仏像や絵画、ご真言、お守りなどがあるのだと思われます。 そしてこれらは、神仏と人間とをつなぐツールとして作られたのです。

「ご真言」のご利益はすばらしいものだと思います。 ぜひあなたの気に入ったご神仏を見つけて身に着けていただけたらと思います。 幸せになるのも不幸になるのも自分次第です。 ポジティブであればこそチャンスは巡ってくるでしょう。

「思い」、「行動」「言葉」をポジティブに!!今後の未来の幸せを祈っています。