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武田淳也 先生の資格その他
  • 日本整形外科学会認定専門医 認定スポーツ医 認定リウマチ医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 日本医師会認定健康スポーツ医 認定産業医
  • 日本抗加齢医学会認定専門医
  • 日本臨床内科医会認定医
  • 米国ピラティス・リハビリテーション認定指導者
  • 中央労働災害防止協会こころと身体の健康づくり指導者医
  • 義肢装具判定医
  • 介護支援専門員
  • 全日本スキー連盟公認指導員 ドクターパトロール
  • 日本抗加齢医学会九州研究会世話人
  • 日本ピラティスリハビリテーション・コンディショニング研究会代表
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患者さんと対面するときに座る診療椅子としてバランス・パートナーを活用
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-- バランスチェアパートナーはどのようにお使いいただいていますか。

バランスチェア

バランスチェアパートナーは、診療室で、患者さんを診る時に座る診療椅子として使っています。整形外科医でありピラティスの指導者でもある立場の人間として、「良い姿勢でいることの大事さ」を、患者さんの前では常にプレゼンテーションしたいと考えています。それにふさわしい椅子として、バランスチェアパートナー(以下 場合に応じて"パートナー"と表記)を購入しました。ちなみに、バランスチェアイージー(以下場合に応じて"イージー"と表記)も持っています。こちらは自宅のパソコン椅子として使っています。

-- 良い姿勢が健康や人生に与える影響をあらためて述べていただけますか。

良い姿勢をとることは、体と心の両面に、みなさんが想像する以上の効果をもたらします。姿勢が良くなれば、呼吸がしやすくなり、呼吸が良くなれば、体調も精神状態も良くなります。また良い姿勢は、腰痛などの病気を予防してくれます。腰が痛くなってから注射して治すというのではなく、普段から姿勢に気をつけて、最初から腰が痛くならないようにするという、予防医学の見地から見ても、良い姿勢をとることは重要です。

患者さんと対面するときに座る診療椅子としてバランス・パートナーを活用

--バランスチェアパートナーとバランスチェアイージーは基本形状が似ています。バランスチェアパートナーは、バランスチェアイージーに背もたれと360度回転のキャスターをつけただけの製品と思っている人もいます。両方を使っている武田先生の視点から見て、機能面においてバランスチェアパートナーの魅力はどこですか。

バランスチェアパートナーは座面と膝当ての傾きが変化しますが、バランスチェアイージーでは固定されています。この点がバランスチェアパートナーの魅力です。座面の傾きが変化するのがなぜ良いのかというと、まず第一に、人間の関節は動いている状態が自然なので、可動部分があって、関節が動くことを促進するような「あそび」があるのは良いことです。第二に、人間の体つきには個人差があるので、その微妙な差を吸収できるよう、座面や膝当てが動いて微調整できる構造になっているのは優れた点です。

座面の傾きが変化します。
膝面の傾きが変化します。

注)上記機能は、バランスチェアパートナーのみの機能です。
バランスチェアイージーの座面と膝当ては、固定されています。
そもそも、よい座り姿勢とはどんな姿勢か

-- そもそも論として、椅子に腰掛ける時にはどんな姿勢をとるべきなのでしょうか。

姿勢全体のことを言うと、話が広くなりすぎるので、ここでは最も重要な腰椎と骨盤に話を絞ります。結論から言いますと、立っている場合でも座っている場合でも、骨盤が少しだけ前傾している状態が良い姿勢です。一方、骨盤が前傾しすぎていたり、後傾していたりするのは悪い姿勢です。

-- まず悪い姿勢についてお聞きします。悪い姿勢その1、「骨盤が前傾しすぎている姿勢」とは、具体的にどんな姿勢ですか。

姿勢を良くしようと緊張しすぎるあまり、極端に胸を張りすぎた姿勢です。この時、骨盤は前に傾いています。

壁に背中と後頭部をつけて立った場合に、背中と壁の間に掌一枚入る位が良い姿勢と言われています。この時、骨盤は「少しだけ前に傾いて」います。しかし、掌が二枚以上入るようでは、背骨がそりすぎです。そのように背骨やそのまわりの筋肉が過度に緊張した姿勢は悪い姿勢です。

しかし座った状態で、背骨をそらしすぎるほどに胸を張る人もあまりいないでしょう。座ったときの悪い姿勢として一般的なのは、その反対の「骨盤が後傾した姿勢」です。

骨盤後傾の姿勢を長時間続けると椎間板ヘルニアになる?

-- 「骨盤が後傾している状態」とは、具体的にはどんな姿勢ですか。

椅子の背もたれに背を持たせて、おしりを前に出して足を投げ出すように座った姿勢。まっすぐ座るのが苦しいので、背もたれに頼っている状態です。この時、骨盤は後ろに傾いています。

この姿勢を長時間続けることは体によくありません。弊害の最たる例としては、「特別な事故を起こさなくても悪い座位姿勢で長時間、車を運転する人は椎間板ヘルニアを発症するリスクにさらされる」というようなことがあります。

-- 長時間車を運転する人は椎間板ヘルニアを発症するリスクにさらされる…。なぜですか。

昔の日本車はシートがふかふかで、これに腰掛けて、シートに背中をあずけると、自然に背が丸まりました。最近はシートも良くなってきましたが、やはりある程度は姿勢を意識しないと背が丸まってしまい、骨盤後傾になります。この姿勢のまま、長時間、車を運転することは、長時間、背骨を曲げたままの姿勢で、走行時の微振動を受け続けることを意味します。そうすると、その振動が徐々に椎間板にストレスを与え、椎間板ヘルニアの一因となり得ると言われています。普通に椅子に座っているだけでここまでひどくなることはありませんが、やはり、骨盤が後傾した姿勢、背骨が曲がった姿勢は体に良くない姿勢です。

正しい座り姿勢とはどんな姿勢か

-- ここまでで悪い座り方がどんなものか分かりました。では、正しい座り方である「骨盤はやや前傾している姿勢」とは具体的にどのようなものですか。

背筋に一本芯が通って、まっすぐに保たれている、猫背でも、反り返りでもないニュートラルな姿勢。背もたれに頼らずに、背筋や腹筋などコア筋肉だけで上半身を支えきれている状態。これが良い姿勢です。

一つ、忘れて欲しくないのが「関節というのは動いている状態が自然である」という原則です。いくら正しい姿勢がとれたとしても、長時間そのままでいることは、不自然で体に良くないことです。ニュートラルな基本姿勢を保ちつつも、時々は、背もたれに軽くよりかかってみたり、少し前屈みになったりして関節を動かせばこそ、関節液の分泌を刺激するのではないでしょうか。

そういう観点から見ると、バランスチェアパートナーは、座面と膝当てが可動式になっていることで、体を少しずつ動かせるようになっており、良いと思います。

パソコン作業の時にはどこに気をつけて座るべきか

-- 現代の職場では、パソコンに向かって長時間、座り作業をし続ける姿が一般的です。そのようなVDT作業(パソコン操作)の際の、あるべき姿勢について教えてください。

私は職場の健康を守る産業医もしています。その立場で言えばVDT作業の際は、背中と足が105度の確度を作る姿勢が良い姿勢です。 しかし、普通の平たい椅子に座る場合、普通に座れば足と背中は90度になりますし、無理して105度を作ろうとすれば、後ろに不自然に倒れた状態、先ほど述べた骨盤後傾の姿勢になってしまいます。

バランスチェアは、この105度の姿勢を取りやすい椅子だと思います。

リボの思わぬ便利さと、今後への期待
フリッツハンセンとフレキシット

-- その他、バランスチェアパートナーにおいて「使ってみてはじめて分かった良さ」のようなものはあるでしょうか。

あります。この膝当ての部分に腰掛けてしまえば、診療台の上に横になった患者さんの足などを診るときに、高さがちょうどいいのですね。しかもキャスターもついているので、普通の診療姿勢から、そのままスムーズに前の方に進みながら、腰掛け位置を変えることができます。整形外科医の私にとっては実にダンドリがいい椅子です。リボがそんな用途を予想していたわけでもないでしょうし、私も買う前にはこんな使い方は考えていませんでした。買って使ってみてはじめて分かった、便利な用途です。

-- 最後にリボに一言お願いいたします。

バランスチェアは、良い姿勢を意識づけるためには大変良い椅子だと思います。良い姿勢を大事にする整形外科医としてまたピラティス指導者としてこの椅子に込められた理念に共感します。これからも、人々の健康と幸福に貢献する、良い椅子を作り続けてください。

-- 今日はお忙しい中、貴重なお話しをありがとうございました。

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