成分表記名・アルガニアスピノサ核油。
モロッコの南西部にしか生息しないアルガンツリー林は、ユネスコ生物圏保護区域に指定されている貴重な木で、その根は地中深くにまで伸びています。 この乾いた土地で、枯れることなく、充分に養分を蓄え、自生しているアルガンツリーは、種にオリーブオイルの数倍ものビタミンEを含みます。栄養価が高く、モロッコでは傷薬としても使用されていることから、アルガンオイルは『奇跡のオイル』と呼ばれ、古くから、重宝されています。 しかし、そのオイルを作るために必要なアルガンツリーの実は、収穫に規制があり、またその種から、手作業で石臼を使ってオイルを搾取しているため、純度の高いアルガンオイルを安価で入手することは、海外では非常に困難になります。 モロッコの人たちは、ハマム(モロッコ式のスチームバス)で垢すりやガスールパックを終えると、アルガンオイルを含んだ石鹸で、身体を洗い、涼んでから必ず最後にアルガンオイルを全身に塗り、浸透させてから服を身につけます。 アルガンオイルには、何千年も昔から、モロッコの遊牧民の間で、料理や薬用・美容目的で珍重されてきました。
・アルガンオイルの成分は、肌の組織と似ているため、肌との親和性が良く、肌内部に浸透して、細胞膜にまで届き、コラーゲンを守るはたらきがあります。
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アルガンオイルは、通常ヤギが木に登り、実を食べて落とした種から搾取され作られる。
オリーブによく似たアルガンの実。皮膚再生力を高める、ビタミンEが豊富に含まれているため、肌のあらゆる悩みに対応できる。
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