越前漆器の職人により、ひとつひとつ丁寧に塗り上げられた逸品。塗膜の厚さと仕上がりの綺麗さは手塗りならでは。しかも天然の漆（ 本漆 ）を使用しているので、表面がかすかに曇った、まるで真珠のような光沢感。食卓を鮮やかに彩ってくれます。

900年に越前漆器の産地・福井県鯖江市で開業し、創業100余年の伝統を誇る『 下村漆器店 』。それこそウン十万円もする高級漆器から、電子レンジでもOKという現代に合った漆器まで、昔ながらの技法を受け継ぎながら、新素材や新しい技法を積極的に取り入れ、最近注目を浴びている漆器店。“ 第三回ものづくり大賞 ”では、伝統技術応用部門の優秀賞を受賞しています。

耐熱温度は180度。従来の漆製品にはない耐熱性を持つ“ ±0の漆椀 ”だから、電子レンジやスチームオーブンも使えるスグレモノなんです。ちょっと冷めてしまった汁モノ、冷凍ご飯やお惣菜を簡単に暖められるお手軽さ。お米とお水を入れてふたをし、スチームオーブンにかければ一人前のご飯も美味しく炊けちゃいますよ。熱に強いので、食器洗浄機で洗えるのも◎ですね。

使用可
食器洗浄機・食器乾燥機・電子レンジ
スチームオーブン・冷蔵庫

使用不可
オーブンレンジ・オーブントースター・冷凍庫

ふたのあるお椀の一番の利点、それはふたをすることで中のものが冷めにくいこと。でもそればかりじゃないんです。ちょっとお高い料亭などでは柚の皮などを入れ香りを閉じ込め、開ける時のワクワク感とふわりとした香りで食事の楽しさをアップさせています。それが自宅で気軽にできるなんて素敵ですよね♪

お椀もふたもレンジ対応なので、中身を温める時には食卓に出すスタイルのままでOK。ラップなどを使わず環境にも優しいんです。

裏返せば漆の上品な姿を活かした小皿に早変わり。お刺身などのおしょうゆ入れや、ちょっとした箸やすめの食材置きとして、お椀の“ ふた ”が大活躍してくれます。