一級建築士なども好む、CraftDesignTechnologyの定規。CDTのデザイナーが自身の経験から、使いやすさを考え、つくり出した定規です。

素材のシンプルな美しさだけでなく、今までにない新しい使いやすさを追求しました。

通常、目盛りは左から、0、1、2cmと始まりますが、CDTの定規は、左右どちらからでも読むことができます。
mm 表記と cm 表記、そして5mmごとに数字の記載があり、読み間違いを防げます。ベーシックな黒い目盛りは読みやすく、クリアなボディを引き立てます。

定規は通常より1mm厚く、3mmあります。
プロダクトデザイナーの鄭秀和氏は、当時、作業中にCRTの上に定規などを置き、熱で定規が曲がったことを思い出して、定規を厚くすることを提案。通常より厚みがあるため、線を引くときにも安定感があります。

エッジ部分は、クリスタルポリッシュ仕上げ。3mmだとどうしても目立つ切り口を、きれいに磨き上げ、にごりのないなめらかな状態にしました。
こうすることによりアクリルのクリアな質感が保たれ、素材の透明感が生きた美しい定規になりました。