あたりまえのことですが、 スニーカーのソールって、ゴムで出来ていますよね。 今回はゴムについて、突っ込んでお話してみましょう。
多くのスニーカー製造工場では、出来上がったゴムシートを仕入れてソールを作ることがほとんどですが、スピングルムーヴの工場にはゴム工場が併設されており、様々な種類の生ゴムの塊を仕入れ、ゴムの製造を全て自社で行っていることはご存知でしたか?
余談ですが、当ゴム工場ではスニーカーのソールだけでなくゴムタイルなども作っており、東京タワーや新大阪駅、マツダスタジアムなどで使われていて、そのクオリティーの高さにはかなり自信があります!
ゴムの樹液の採取
生ゴムからスニーカーのアウトソールができる流れはこんな感じ。
まず、熟練した職人が各スニーカーごとに適した生ゴムの配合を調整します。例えば、スピングルムーヴのソールならばインドネシアやベトナム産の天然ゴムと、合成ゴムとを調合して、仕上がりにウエット感が出るように工夫しています。
※「天然ゴム」と「合成ゴム」の違い
・天然ゴム
ゴムの樹液(ラテックス)を集めて精製したゴムのこと。
東南アジアのプランテーションで作られており、タッピングという作業でゴムの樹に切りこみを入れ、白いミルク状の樹液を流し出し、これを長時間かけて採取し(写真?)冷やし固め、生ゴムができる。
・合成ゴム
原油から人工的に合成するゴムのこと。
そして、ゴムに薬品をまぜ、大きなローラーで練りあげてシート状に伸ばします。(写真?)
ゴムは非常にグリップ力が強いため、ローラーに巻き込まれないよう気をつけなければいけないし、ゴム自体が固まらないよう非常に高温になっているので、とっても危険!まさに、職人のカンと経験がものをいう現場です。
生ゴムと合成ゴム、各種薬品、顔料をローラーで混ぜる混ぜる…
こちらはSPM-110ブラウンのゴムづくり。
このローラーにかける段階でゴムに着色をしたり、ラメを配合することだって自由自在。メタリックな金など以外であれば、どんな色のカラーゴムでも作ることが可能なんです!
これも自社のゴム工場だからこそできる技。この強みを生かして生まれた真っ赤なアウトソールのSPM-101 NAVY/RED(写真?)は、今や定番の人気モデルとなりました!
その後、シート状になったゴムを冷ましたら、ソールにおなじみ体育館シューズの模様を付け、職人が手作業で一つ一つソールの形に型抜きをし(写真?)、アウトソールが完成するのです!!
ゴムのシートからアウトソールを裁断!
型抜きの際に余ったゴムの切れ端(写真?)は、また伸ばしてリサイクルし、材料を無駄にしない姿勢も大切にしているんですよ。
裁断後、残ったゴムの切れ端はリサイクル!
ゴムづくりから職人の手をかけて作られるスニーカー、スピングルムーヴ。
このこだわりをみなさんに知っていただき、あなたにとって“愛してやまない一足”となれば、嬉しい限りです♪
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