今回は、スピングルムーヴにまつわる革のお話、はじまりはじまりぃ〜。
と、いきなりですが、問題ッ!
「皮」と「革」の違い、わかりますか?
「皮」とは、動物の皮を剥いで、なにも加工していないもののこと。それに対し「革」は、「皮」をなめしたものを指します。これは楽勝ですネ♪
ではでは、「なめす(鞣す)」ってナンダ??なんとなくイメージできるんだけど「説明せよッ」と言われると悩んでしまう言葉ってあるもんです。
「なめす」とは、動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせること。【大辞泉より】
「皮」のままだと腐敗しやすく、乾燥すると硬くなってしまうので、「なめす」作業が必要なわけです。
なめされた「革」を私たち靴製造業者が仕入れ、加工して、レザースニーカーに仕上げていくわけですネ。
なめし終わった後の一枚革です!
大きいデス。
スピングルムーヴで過去使用してきた革の種類をあげてみると…
代表格のカンガルーをはじめ、牛、馬、豚、ラクダ、ゴード(山羊)、シープ(羊)、クロコダイル、パイソン(ヘビ)、リザード(トカゲ)etc…
珍しいものでは“海の王者”シャーク(鮫)なんてのも、扱ったことがあります。
スピングルムーヴは他のメーカーに比べてとにかく多種多様な革を使って、様々な加工をしている点が特徴的。
いろんな革屋さんに、「よくそこまでやりますな…」と毎度驚かれます(笑)
ですが、その「革選び」、予想以上に大変なんですヨ〜。
こちらは馬のお尻の部分からとる最高級革
「コードバン」! ツヤッツヤです。
SPM-197で使用してます。
そもそもほとんどのスピングル製品はバルカナイズ製法で作るので、あの加硫釜の高熱に耐えられる革でないといけません。さらに、炭化や縮みが出ないか、変色に耐えられるか…などチェック項目は数知れず。
となると、そう簡単に革を選ぶことは出来ない、というわけなんです。
たくさんの試験に耐えられる革、それでいて面白い、味のある革。
これを探し当てるのは、ホンットーに至難の業。毎回革屋さんにもサンプル作りから量産が終わるまでつきっきりで協力してもらっています。ありがとうございます(涙)!!
革屋さんまでもを巻き込んで、選び抜いた革で作られるのが,スピングルムーヴであり、スピングルニーマなのです!
次回は、革の種類についてもっと掘り下げてお話しますよ〜!お楽しみに☆
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