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 トパーズはルビーの次に硬度が堅い石です。ブルー、イエロー、ピンク、グリーン、透明など、いろいろな色のバラエティを持つのがトパーズで、古代ギリシャ人はこの石を力石と呼び、太陽神ラーを象徴しているといわれていました。

 トパーズは『火』『タパゾス=探し求める』といった意味を持っており、太古の昔から神秘的な色合いが強い石でした。中世の神秘主義者たちはトパーズが霊能を強め、運命を支配するのを助けると強く信じていたそうです。

 東洋では霊媒や預言者たちが、幽界の住人とコンタクトをとるために使っていました。心を強化したり、憂鬱から身を守ったり、富を招くためにこの石のパワーを借りていたのです。黄色いトパーズは非常に霊的なパワーが強く、神秘的な用途に使われることが多いのですが、ブルートパーズの場合、ブルーサファイアの代用的な使いかたがふさわしく、宗教的な意味合いが強く出てくるらしいです。超能力や 効果を高めるためにも、一役かってくれるといわれています。

 イエローのトパーズが悪霊との戦いや霊媒的な効力が強いのに対して、ブルーのトパーズは聖なるものを保持する、という意味合いが強くなるといいます。邪悪なものを払い、聖なるものと一体化し、神聖な瞑想の世界に誘うといわれています。

 ブルートパーズは体の中の不純物を取り除いたり、不眠症を治したり、憂鬱な気分を取り除いてくれる働きがあるそうです。

 恋愛のための効果としては、たったひとりの人だけを純粋に想い続けたり、遠距離恋愛を成就させるために効果があるといいます。愛する人を聖なるものと一致させ、まるで神様を愛するように一途に想い続けるといわれています。

 また、愛する人の肉体面、精神面での苦しみを癒したり、苦しみから立ち直らせるきっかけを与えてくれるともいいます。