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 赤い色のジャスパー、それがブラッドストーンです。ブラッドストーンはその名前の由来のとおり、石の中に血のような赤色の縞が交じっており、アトランティス時代から、肉体的な治療に使われることが多かったようです。チャクラでいうと生殖器のそばの「ベースチャクラ」と「下腹部のチャクラ」に作用し、生命力を高めたり、生きようとするエネルギーを強めてくれる方向で作用します。とくに、生存に対する激しい欲求と、『死にたくない』と思う気持ちを強め、不屈の闘争心を与えてくれるでしょう。

 太古の女性は、お産や安産のお守りにしたり、事故や災難などに見舞われることがないように、ブラッドストーンに願いを込めて身につけていたのです。ブラッドストーンは幸運を招くというよりも、病気や不幸を遠ざけたり、恨みや呪いのパワー、悪魔的な妨害に対抗できるなど、ネガティブパワーとかかわりの深い力を秘めている石といわれるからです。

 恋愛運に関しては、プラトニックラブよりもセックスラブ。それも、愛と憎しみでドロドロになった不倫の恋や、悪いカルマの影響で、『憎み合っているのに、それでも別れられない』という状況を打破してくれます。また、性的な結びつきの強いカップルに、ブラッドストーンは安定と満足感を与えてくれるでしょう。

 仕事のサクセス運に関しては、血にかかわる仕事、たとえば医者、看護婦、助産婦、肉屋、魚屋など、また、他人の不幸にかかわる仕事や、占い師、祈祷師、僧侶などの仕事にかかわる人に、神秘のエネルギーを与えてくれそうです。

 最後に、宇宙エネルギーとサイキックパワーについてですが、強力な呪いのエネルギーを送ったり、不愉快な相手や場所から受けたネガティブパワーを、そのまま跳ね返すなど、その念がネガティブで強ければ強いほど効果を発揮するでしょう。しかし、他人を呪った場合、最終的には自分に戻ってくることを忘れてはいけません。