<紀元前3,000年頃〜紀元前200年頃>
紀元前3,000年頃、銀製の宝飾品としてウル文化(古代のシュメール人の都市)の埋葬遺跡で見つかりました。

シルバーとして始めて発見されたのは、アナトリア(現トルコ)周辺の鉱山であります。。カルデア人は紀元前2,500年頃、他の鉱石からシルバーを摘出する技術を持った最初の文明と言われております。

紀元前1,000年頃には、アメリカの文化は高度なシルバー加工技術を使用していたと言われていたそうです

また紀元前900年頃、ギリシャアテネ近くのラリウム鉱山は1,000年もの間、シルバーを生産する有数の鉱山でした。

アジアでは紀元前200年頃、中国から朝鮮への移民がシルバー製造技術を伝えまたのが始まりと言われています。そしてその後、朝鮮半島から日本に広がりましたが、日本ではあまりシルバーの普及が進みませんでした。
一方その頃のローマ人は貨幣や家庭の中で使う食器など様々な用途にシルバーを使用しておりました。
<紀元1世紀頃〜紀元8世紀頃>
紀元1世紀頃インドのインダス文明では初めて飲み物を注ぐ為の容器をシルバーで使用したとされています。

3世紀頃にはロンドンでローマ帝国の貨幣が作られました。

6世紀頃、シルバー製造技術は中国において重要な産業となっており、広く普及されましたが、それ以前は大変貴重な金属でした。。

イギリスでは760年ごろから、銀の硬貨で有名なペニー通貨を作り、使われるようになりました。
<16世紀〜19世紀>
16世紀、スペイン、パナマ、アンデス地方のコスタリカ人インディアンズは、非常に優れた技術を持ったシルバー細工師が現れてきました。
南米ではシルバーの産出はボリビアで始まり、ペルー及びメキシコと伝わりました。この3カ国は、1500年から1800年の間で世界のシルバーの多く、約88.5%を産出していました。

17世紀
ニューヨークのアメリカンインディアンの種族は、欧州の銀貨を装飾品に変え始めました。その手法は、叩き出し、浮き彫り、焼きなまし、金銀線細工など、現在のシルバー細工技巧の始まりでした。
18世紀、シルバーの使用は中国など広範囲に広がりました。

19世紀になり、シルバーの宝飾品は採掘精錬技術が進歩したため、より身近な存在になってきました。
また電気メッキなどもこのころ発明された新たな技術でした。
<19世紀以降>
1850年代には、ニューヨークのティファニーが銀器の生産を始めました。

20世紀アメリカではシルバーの有名な鉱山がネバダ、コロラド及びユタで発見されました。
世界の中でも産出量が多い国は、メキシコ、ロシア、アメリカ、カナダ、ペルー等で、これらの国で世界総生産量のほとんどを占めているとのことです。この様に、精錬技術の発達と鉱山の発見により、現在では供給量が増え、様々な回収システムが整備されたことから、金より安価になっています。
主に写真フィルムの原材料や工業用に使用されるほか、その輝きの美しさから宝飾材料や貨幣などにも使用されています。
<シルバーの輝き>
シルバーはすべての金属のなかで(水銀とともに)もっとも可視光線の反射率が高く(反射率は90%、赤外線は98%を反射します)、研磨することによってプラチナよりも強い輝きを出すことができます。
また、ロジウムメッキなどのコーティングを行うことによって、シルバーの弱点とも言える硫化や塩化の黒変は避けられますが、シルバー独特の柔らかな銀色の風合いは失われ プラチナのような硬質な光を放つ銀色となります。

<シルバー925とは>
シルバー925の〔925〕とは、シルバーの純度をさします。つまり全体の92.5%が純銀であると言う意味になります。残りの7.5%は銅など他の物質を含んでいます。
シルバーはもともと柔らかく、アクセサリーには不向きなため、強度を保つために他の物質を7.5%混ぜるのです。

更にシルバー925純銀と表示することは法律で認めれています。
シルバー925は別名Sterling Silver(スターリングシルバー)とも呼ばれます。
こう呼ばれる理由は、sterling という単語は、「本物」とか「信頼できる」というような意味があり、イギリスの銀貨が法定の純度を保っている意義から転用されたものであります。

スターリングシルバーは現在のシルバーアクセサリーの主流で、シルバー製品には925やSILVERの代わりにSTERLINGの刻印が入っている物も多くみうけられます。925の銀合金は、優れた性質を持っており、貨幣用としてはもとより、装飾用、工業用と、さまざまな分野で使用されています。
また、シルバー950の銀合金は925と比べて加工しやすく、彫金教室などのハンドメイドを行う場合によく使用されます。
<シルバーの仕上げ)>
いぶし仕上げ
 シルバーは自然の状態でいても硫化銀の皮膜が出来てシルバーの表面が黒くなってきます。いぶし仕上げとはこの現象を人工的に行い、短時間に表現させることです。いぶされることによって、アンティーク調に見えたり、彫刻部をより立体的にみせることが可能になります。普段シルバー製品をお使いになっていて、黒くなるなど自然に起こるものは磨けば元通りに光り輝いてきます。いぶし仕上げには、彫金などのショップで販売されている「いぶし液 」や「六一〇ハップ」を使ったり、塩化金酸や希ヨードチンキを使う方法などもあります。
金メッキコーティング
 金メッキは、古代より馬具、刀や剣、仏像、仏具、装身具などに活用されてきました。現代においてはアクセサリや食器、時計などに不可欠のメッキ法として広く使用されています。
電気メッキでは、24K金メッキから14Kの金合金メッキなど、広い範囲で行われています。
●ロジウムメッキコーティング
 ロジウムは化学的に安定した金属で、常温で変色しにくいことで有名。耐食性、耐摩耗性共にすぐれている。仕上がりはプラチナのような輝きをし、シルバーの変色防止用に使われたりします。
シルバーの特徴と言える黒ずんだりする硫化作用を防止する反面、シルバーに特徴の鏡面的な輝きは放ちません。シルバーではチェーンなど、汗に影響を受けやすいアイテムに使用されていることが多いです。
●パラジウムメッキコーティング
 耐食性は白金やロジウムほどすぐれてはいません。もともと工業用のICチップなどによく使用していましたが、貴金属の中では安価であるため、近年徐々にアクセサリーにも利用されるようになってきました。白金やロジウム同様、白色光沢外観を有していることが特徴です。

●白金メッキコーティング
 ロジウムほど多方面で利用されているわけではなありませんが、耐食性や耐変色性、硬度等の点でロジウムと似た性質を持っています。重厚な外観と共に、高級な装飾品関連に利用されてことが多い模様です。
白金、すなわちプラチナはロジウムより一般に広く知られているが、メッキとしての工業利用はロジウムほど多くはありません。
<シルバーの汚れの原因は>
シルバーアクセサリーは手入れをせず、そのままにしていたり着けたままにしていたりすると、シルバーに汚れがつき黒くなってしまったりします。
シルバーが変色する原因は、空気中や汗に微量に含まれる硫化水素や亜硫酸ガスなどの微量毒素によって、シルバーの表面に硫化膜が出来てしまうことが原因です。

黒くなることは「錆」ではなく「硫化」といいます。
「錆」は金属を侵食して劣化させることを言いますが、「硫化」は金属表面に「硫化膜」が出来ているだけで、金属自体が侵食していることとは違います。ということなので、硫化であれば表面を磨くことで、本来の輝きが戻ります。

<日頃の手入れが大事>
シルバーの味を良くのも悪くするのもあなた次第です。手入れといっても簡単なものです。日常的に身に着けるシルバーアクセサリーは、ちょっとした汗や汚れを定期的に柔らかい布でふき取る癖付けをすることです。つまり清潔にしておくことが重要です。

<変色したシルバーアクセサリーの手入れ>
■シルバークロスクリーナー
(黒ずみ軽い汚れ・いぶしのあるもの)

柔らかいフェルト地に微粒子の研磨剤を含ませた磨き布です。軽くこするだけでピカピカになります。軽い汚れや黒ずみには特に効果的です。つや消し加工やいぶし加工、細かい彫り模様の場合は、強く磨きすぎないように注意しましょう。更にいぶし加工の施されたものも、同じところを集中的に磨くと、いぶし自体が取れてしまうため、避けるようにしましょう。また金やその他の金属に対して、シルバークロスは使用できません。

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■液体シルバークリーナー
(作りが複雑なもの・いぶしがないもの)

当社でいう細工が細かい商品やチェーンなど、クロスで磨きにくいものは液体シルバークリーナーをオススメします。液体に数秒間つけて、水で洗い流しください。天然石がついているものには絶対に使用しないでください。また液体に直接肌が触れた場合は早急に水で洗い流してください。いぶし加工したものは液体にそのままつけると、いぶし部分がとれてしまうため、綿棒などに液を含ませ洗浄したい部分に液を塗るようにしますると効果的でしょう。

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■シルバーポリッシュクリーナー
(頑固な汚れ・小キズがあるもの・いぶしがないもの)
乾いた布やウエスなどでポリッシュクリーナーのクリームを適量含ませます。汚れがひどい部分を磨いていきます。磨き終わったら、乾拭きでしっかり拭き取ります。多くのポリッシュクリーナーには研磨剤も含まれているため、小キズなども目立たなく仕上げることが出来ます。市販されている凧糸などにつけ細かいところをこすれば細かい箇所の磨きを行うことが可能です。ただこちらもいぶしがあるものは注意をして、作業に取り掛かってください。硫化防止剤が含まれているものも多く、定期的にお手入れをしっかり行えば、黒ずみも予防できます。

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■超音波洗浄機
(作りが複雑なもの・いぶしがあるもの)

人の耳がとらえることの出来る音は周波数20〜2万Hzの音波だと言われています。超音波とは周波数2万Hz以上の、人には聞こえない音のことです。超音波は音波にはない大きな振動エネルギーを持ちます。その振動が小さな気泡を発生させ、気泡がはじける際に衝撃波が起こり汚れを直接取り除きます。細かい隙間の汚れや、ブラシなどが届きにくいものには最適です。またいぶしがあるものに関しても強い洗浄液を使わなければ問題なく使用できます。石付きアクセサリーはご遠慮ください。
■サンドペーパー(紙やすり)
(キズが目立つもの、ポリッシュで消えない汚れやキズ)

少しシルバーがやせてしましますが、キズが目立つものなどは、サンドペーパーで磨くのが良いでしょう。ペーパーは耐水性の紙がよく、紙の目の粗さは#1500か#2000以上のものをオススメします。キズが深い場合は#600程度の耐水ペーパーから順番に細かい耐水ペーパーで水をつけながら磨きます。磨き終わったあとは、ポリッシュクリーナーなどで、綺麗に仕上げます。この方法はお手入れと言うより、リペア(修理)の範囲になりますので、表面加工などされている場合や自信が無い方は専門業者にお願いした方が良いでしょう


当店取扱いシルバーメンテナンス用品


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