シチリアの葡萄栽培、ワイン醸造の第一人者として知られるようになったサルヴォ・フォーティ。
エトナで生まれ育った彼は、1990年代から一貫して、エトナを中心に、シチリアの伝統に根ざしたワイン造りに取り組んできました。
エトナのベナンティでは、エトナのクリュの個性を鮮やかに反映したワインを造り、パキーノのグルフィでは、ネロ・ダーヴォラの強さだけでなく繊細な美しさをつぶさに引きだしました。
この2つのワイナリーの成功こそが、シチリアワインがより土地に根ざした本来の姿を取り戻す端緒となった、ということができると思います!
1998年には、サルヴォ自身、エトナに畑を取得し、イ・ヴィニェーリの名前でワイン造りをスタート、人為的な介入を排した自然な手法を選択し、深い手触りが感じられるワインを造っています。
さらにシチリアの葡萄栽培、ワイン造りの本来の姿を守るため、アルベレッロ仕立てでの伝統的な
葡萄栽培から醸造までを請け負う職人集団イ・ヴィニェーリ(自身のワイナリーと同じ名前です)を
立ち上げます。
シチリア各地のワイナリーの依頼を受け、栽培から醸造までイ・ヴィニェーリが一貫して手がけ、
それぞれの産地の個性を反映した美しいワインを生みだしています。
サルヴォ・フォーティ、イ・ヴィニェーリが手がけたシチリアワインを揃えました!
どのワインも、シチリアならではの活力と威厳を備え、自然な調和のとれた、美しいワインです。
シチリアワインの本当の姿がここにあります!