*ふんわりパネトーネ*
~イタリアのクリスマス用のパン菓子~

「パネトーネ」とは、クリスマスの時期にイタリアで食べる習慣のパン菓子です。大きな円筒形に焼きあげたミラノ発祥のパン菓子で、中にはドライフルーツがたっぷり入っています。卵をたっぷりと使っているため、ドイツのシュトレンよりもふんわりとして、やわらかいのが特徴です。
本当は生地を発酵させる際にパネトーネ種の菌を使うのですが、今回のレシピは簡単にできるドライイーストを使ってできるようにしています。

材料

≪パネトーネ≫ (ミニシフォンカップ4個分)
(中だね)
強力粉 150g / 薄力粉 50g / ドライイースト 10g / 水 100cc /
砂糖 40g  / 卵 40g / バター 30g /    
(本こね)
強力粉 300g / バター 100g / 砂糖 100g / 
塩 小さじ1 / 卵 50g / 牛乳 100cc / ドライフルーツ 250g / 

作り方

【下準備】
・中だね用の強力粉と薄力粉、ドライイースト、砂糖は合わせてふるっておく。
・バターと卵は常温に戻しておく
・本こね用の強力粉は別のボウルにふるっておく。
・オーブンは180度に予熱しておく。


中だねをつくる。卵とバターをしっかりと白っぽいクリーム状になるまで混ぜ、ふるった粉類を入れ、水を少しずつ加えながら、こねる。室温(25度前後)で約1時間発酵させる

本こねをする。強力粉とミックスフルーツ以外の材料を(1)に加え、よくこねる。次に強力粉を加えて、こねる。表面にすこしツヤが出たら、ミックスフルーツを加え、ひとつにまとめ、約20分ほどねかせる。(ベンチタイム)

(2)をカップに4等分ずつ入れ、35度で約1時間発酵させる。約2倍に膨らんだらOK。

とき卵(分量外)をハケでぬり、十字にハサミやナイフで切りこみ(クープ)を入れ、バター(1センチ角・分量外)をのせ、180度のオーブンで17~20分ほど焼く。


【ポイント】
・中はふんわりとした食感、外側はサクッと香ばしく出来上がればOK。

・しっかりと発酵させてから焼くことで、ふんわりとした食感に仕上がります。
・生地を発酵させるときは、発砲スチロールにお湯(約35度)を入れ、フタをしておくのがおすすめ。

 

今回使用した容器

XS951ミニシフォンカップ(サンタ雪ダルマ)※廃番になりました。

SC856ミニシフォンカップ(プロヴァンス)

これまでのレシピはこちらから