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皮膚はそれ自体が呼吸をしていますが、裸で寝ることによって肌が空気に直接触れ、それが皮膚呼吸や発汗作用を盛んにします。睡眠中にこの皮膚呼吸と代謝が充分に行なわれることが、質の良い睡眠をとることにつながります。
裸で寝ると、まず皮膚呼吸が盛んになります。ちょうどこれは人気のある露天風呂で自然の大気の中で裸になり、風をあびて風呂に入る爽快感や、また風呂から出たあとで裸の体に受けるすがすがしい大気の感触など、内風呂では味わえない開放感がありますが、そのような開放された気持ちでいることだけでなく、私たちの皮膚が気持ちの良い状態になっていることと同じなのです。
皮膚すべてを空気にさらすことによって被服に妨げられることなく、皮膚はのびのびと呼吸しているのです。 それにより皮膚の代謝が生き生きと行えるのです。私たちは、より自然に近づき、気分も解放されるのです。 |
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皮膚呼吸が活発になると、皮膚の代謝がスムーズになります。
皮膚は絶えず体の中でいらなくなった排泄物を皮膚の穴から外に排出しています。古い皮膚の細胞は壊され、日々新しい細胞が作られています。
そう言った皮膚の代謝機能は、皮膚呼吸が活発になることによってますます高められるのです。これは健康にとってとても大切なことです。 |
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人間は、食べたものをエネルギーに変えることによって自分自身で熱を生み出していますが、裸で寝るとこの産熱作用が高まり、体全体の新陳代謝がさらに盛んになります。
裸で寝ると風邪を引くと思っている人が多いようですが、実はパジャマを着て寝るより裸で寝る方が暖かいのです。
ふとんの中で寝ていると暖かくなってくるのは、ふとんが暖かいためではありません。人間の体が熱を作り出しているからです。ふとんはその作り出した熱を逃がさないように保っているだけなのです。 |
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年中裸睡眠の梯会長 |
裸で寝ると皮膚が直接空気に触れるため、この産熱作用が盛んになり体の新陳代謝が促進されます。
そうすると、血液の循環や内蔵など、さまざまな体の器官が活性化してくるのです。
新陳代謝が悪い人は血の巡りが悪く、体が冷えやすく、風邪を引いても長引き、傷も治りが悪く、疲れがたまりやすく抜けにくいものです。
裸で寝ることにより新陳代謝が盛んになると、基本的な体力が付き、人間が本来持っている力、「自然治癒力」が高まります。
それによっていろいろな病気や症状に効果が現れるのです。
薬や機器に頼った健康ではなく、自ら健康になろうとする力が寝ながらにして高められるのですから、これは素晴らしいことです。 |
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いっそのこと何も身につけずに眠ってみるのもいいものです。ストレスは人間の免疫機能を低下させますから、 逆に裸で寝ることは心と体を束縛から解き放し、人間が持っている免疫機能を高める働きをするのです。
さぁ、今から思い切ってはだかで寝て、この効果を試してみましょう! |