皆様によりよいエンジンオイルをお選び頂けるよう
エンジンオイルの必要性や規格など
知ってるようで知らない事を少しですが紹介致します!
楽天市場パーツ館では、たくさんのエンジンオイルをご用意しております。
オイルの事でわからない事があれば何なりとお問い合わせ下さい!
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●エンジンオイルが必要な理由
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自動車を走らせる為のエンジンは膨大な数の部品で構成されています。 その内、駆動する部分だけでも多くの部品が使われており、部品同士が常に接触し作動し合い摩擦を引起こしてます。 この摩擦の抵抗を減らす(潤滑を良くする)、摩擦による熱を和らげる役割をするのがエンジンオイルです。 エンジンオイルには様々な種類、規格、性能がありますが全てに共通しているのは、 それら摩擦を「潤滑」にする事や発生する熱を和らげる「冷却効果」や、 部品間の小さな隙間を埋める「気密性の保持」やエンジン内の「清浄性能」、 「金属の腐食の防止」などの役割もあわせもっています。 ▲Q1.へ戻る▲ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●エンジンオイルのメンテナンス
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エンジンオイルは走行により汚れたり目減りしたりする為、定期的なメンテナンスが必要です。 メンテナンスにはエンジンオイルの交換や目減りした分の補充があります。 日々の走行の中でエンジンオイルの油温は90℃〜100℃程度まで上昇します。 ハードに走行する方はそれ以上かも…。 かと思えばエンジンを止めて一晩もすればまた油温は下がってます。 そして走行すればまた上昇……と、これを繰り返す内にエンジンオイルはどんどん劣化していきます。 劣化したエンジンオイルではその性能(潤滑・冷却・気密性・清浄・腐食防止)が全く活かせません。 つまりエンジン本体を傷めてしまう事になります。 一般的にエンジンオイルは3,000〜5,000kmごとでの交換が望ましいとされていますが、 まったく走行していなくてもエンジンオイルの劣化は進みますので、 そんな方でも少なくとも1年に1回は交換をオススメしております。 また、現在はBMWやVWやの一部のエンジンに使用されるオイルで「ロングライフエンジンオイル」というものがあります。 これはその名の通り長寿命エンジンオイルで、その交換サイクルは10,000〜15,000kmごととしているメーカーもあります。 厳しい審査をクリアして実現したロングライフ性能ですが、やはり目減りは避けられないので減った分は補充してあげましょう。 またこのオイルも走行してなくても劣化は進みますので1年に1回は交換するよう指示しているメーカーもあります。 エンジンオイルの交換時期については、 ご使用のお車の取扱説明書やメンテナンスブックに明記してありますので、 その交換サイクルを基準してメンテナンスを行いましょう。 エンジンオイルは交換し過ぎでエンジンが傷む事はありません。 高価なエンジンオイルを使用するのも良いですが、 ご使用のお車、用途に合った最適なエンジンオイルを選び、 定期的に交換する事がエンジンを長持ちさせる近道と考えております。 ▲Q2.へ戻る▲ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●エンジンオイルのパッケージ等に書かれている表示について
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エンジンオイルのボトルや缶にはそのオイルについていろいろな情報が表示されています。 お車に合ったエンジンオイルを選ぶ為に少しだけ紹介致します。 ○「0W20」や「10W40」等の表示について どのエンジンオイルにも必ずある表示で、それも一番大きく表示されている事がほとんどですね。 これはエンジンオイルの「粘度」を表しています。 エンジンオイルが水のようにサラサラしていては、大切なエンジン内部を保護する事ができません。 その為この粘性が必要になります。 『10W40』を例にしますと、頭の『10W』はエンジン始動性を表します。 『W』はWINTERの頭文字で、外気温が低くてもエンジンの始動が可能である事を表示しています。 『W』の前の数字が小さい程、低温でもオイルが硬化しにくく始動性に優れているという事になります。 メーカーにより諸説ありますが、表記が『10W』の場合は外気温がおおよそ-15℃前後までオイルは固まらず、 エンジンが始動できるようですので参考になさってみてはいかがでしょうか。 (始動時の外気温の標記は一般例です。エンジンオイルの状態やお車のコンディションにより大きく数値は変動しますのでご注意ください。) 今度は後ろの数字『40』ですが、これはエンジンオイルが高温になった時の粘性を表示しています。 車が走行するとオイルは90℃〜100℃程度まで油温が上昇します。その温度域での粘性(流動性)がこの数字です。 オイルは温度が上がると粘性が弱くなる(サラサラになる)性質を持ってます。 エンジン内でオイルがサラサラになってしまうと、潤滑性能が落ちたり気密性が保持できなくなったりします。 エンジンオイルはある程度の粘性がなければいけません。 この数字が大きくなる程、高温でも粘性を保っていられるという事になります。 ただし粘性数値が高いという事はオイルが低温時に硬いという事になります。 つまり走行燃費に大きく影響してしまいますので、粘度選択はある程度慎重さが必要ですね。 ▲Q4.へ戻る▲ ○ACEA、APIの表示について ・ACEAはヨーロッパ自動車工業会の略称で、 ヨーロッパを中心に世界各国の自動車メーカーと消費者の代表による協会で制定された規格です。 エンジンオイルの耐久性や省燃費性、排気ガス内の有害物質削減といった環境性能も考慮した厳しい審査基準を設けた規格です。 ACEAには主に以下の表示があります。
・APIはアメリカ石油協会の略称で、 エンジンオイルに必要な性能を規定、分類しています。 APIには主に以下の表示があります。 (以下はガソンリンエンジンオイル規格で「S」から始まる記号になってます。 ディーゼルエンジンオイルについては「C」から始まる記号でここでは割愛しております。)
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●ベースオイルについて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベースオイルはその名の通り、エンジンオイルの基(もと)となるものです。 ベースオイルには一般に鉱物油、部分化学合成油、化学合成油があります。 *以下メーカーにより標記方法や基準は異なります。 ○鉱物油 ベーシックに原油を蒸留した重質油を精製して作られます。 エンジンオイルに必要な基本的な性能を持っていますが、 熱に対してはあまり強くなく酸化しやすく温度に対する粘度変化も大きい面があります。 ○部分化学合成油 鉱物油に化学合成油をバランス良く配合したオイルです。 ○化学合成油 化学的に合成されたオイルで、潤滑油としての性能に優れています。 低温〜高温まで安定した高水準な性能が実現しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●自分の車に合ったエンジンオイルとは ほとんどの場合が自動車メーカーごとで基準となるエンジンオイルの粘度や規格は決まっています。 お車の取扱説明書やメンテナンスブックにも明記してありますので、 そのエンジンオイルを基準にして選びましょう。 ベースオイルによっても性能の違いは大きくでますので、 色々なエンジンオイルを試しながらご自分のお車に合ったものを探すのもいいかも知れませんね。 |