人生の3分の1は睡眠時間。快適な睡眠はパジャマが鍵

パジャマの選び方ナビ

店主

こんにちは。 睡眠健康指導士、ショップ『パジャマ工房』の店長・北川です。
最近、ぐっすり眠れていますか?
寝ても、寝ても、スッキリ起きれない、、、
寝心地が悪かったり、夜中に何度も起きてしまったり、、、 その原因は、枕や布団だけではありません。
実は普段何気なく着ているパジャマも、快適な睡眠を左右する一つの要素なんです。
特に、合成繊維でできた素材は吸湿性や放温性が悪く、 快眠の妨げになりやすいのです。
そんな見落としがちな「パジャマの選び方」をご案内させて頂きます。

パジャマを見直そう

「スリープセレモニー」という言葉をご存知でしょうか?「入眠儀式」とも言います。
これは、これは寝る前に決まった行動をとる習慣のことです。 このスリープセレモニーは、体と心をリラックスさせ、快適な睡眠へと導く効果があります。 また、脳のスイッチを睡眠モードへとスムーズに切り替えるという役割もあります。

2012年にワコールが行ったアンケート調査では、8割以上の人がスリープ・セレモニーをしていました。
実際に行っているスリープ・セレモニーのベスト3は、「トイレに行く」が45%、「歯を磨く」が43%、「パジャマなどに着替える」が32%でした。実は、寝る前にパジャマに着替えることも立派な「スリープセレモニー」の一つなのです。
パジャマを毎日着ることで、体も心も睡眠への準備が整うのです。

そもそも、パジャマの役割は?

日中フル活動をした体を休めるために、あらゆる締め付けから解放させて、汗やムレから守りながら楽な体勢で眠るためです。
眠るときに体を締め付けられると、眠りが妨げられる傾向があります。また、寝返りをしづらくなります。

人は睡眠中に体温調節のため、コップ1杯分の汗をかいているといわれています。
そのため、汗をしっかり吸収し、布団の中の湿度を適切に保つ事が重要です。
睡眠中は起きているときより皮膚の新陳代謝が活発になります。
そのため、パジャマには汗や垢を吸収・放湿して、新陳代謝を妨げない機能が求められます。
できれば、天然繊維素材を選びたいところですね。

また入浴後、パジャマに着替えて眠ることはカラダを清潔に保つ意味もあります。
部屋着は日中の汗や皮脂をかなり吸収しているため、部屋着のまま寝たり、
何日も洗っていないパジャマを着続けるのは肌荒れの原因にもなります。
新陳代謝が活発な夜に向け、清潔な状態で眠りにつくことが大切です。
こうして、「パジャマに着替える」という毎日当たり前に行っている行為には、
実は「入眠儀式」としての効果もあるのです。

パジャマの歴史

長年の間、着物を着ていた日本人にとっては、当然パジャマのようなものはありませんでした。
銭湯ができた江戸時代から湯上がりに浴衣を着て、そのまま外を出歩くスタイルができたくらいでした。
日本にパジャマが伝わってきたのは1950年代のことです。

しかし、寝ることだけに着替えることがなかった日本人にとって、
パジャマというのは外に出歩くには不便というイメージがありました。
そこで、人の目を意識するデザインも多く登場しましたが、
最近では「ルームウェア」として家の中だけの楽しみという認識が始まり、
パジャマのバリエーションも増え、需要性も高まってきました。

快適なパジャマ選びのポイント

  • 吸湿性が高くムレない
  • 繰り返しの洗濯でへたらない
  • ゆったりとしていて寝返りがうちやすいもの
  • 肌触りが良い

特に、綿素材のパジャマは吸水性に優れ、肌触りが良く、洗濯機でもあまり気を使うことなく洗えます。化学繊維を使っていると安価ですが、吸湿性や通気性が良くありません。アレルギーにも良くないので、できれば天然素材のものを選びたいですね。

ゆったりとしたパジャマは、副交感神経の活動が高まり、よりスムーズに眠りに入れます。
寝返りは血行を良くし、筋肉の疲れをほぐす大事な動作です。 普段の自分のサイズよりワンランク上のゆったり感のあるパジャマを選びましょう。
(※パジャマ工房のパジャマは、洗濯での縮みなどを考慮してゆったり目に作製しております)

逆に冷え性の方、やせ形の方、高齢の方にはゆとりがありすぎるのも布団の中でもたつく、体が冷えやすいなどの問題が出てきますので、体へのほどよいフィット感があるほうがよりよく眠れる場合もあります。
着心地がいいと感じる基準も人によって変わってきますので、自分の一番よく眠れるパジャマのパターンを知っておくのも大切です。

パジャマの選び方の流れ

季節で選ぶ

パジャマは、季節によって素材や形が違います。 適切なパジャマを選ぶことで、快眠へ一歩になります。

素材で選ぶ

同じ衣類の素材であっても、編物と織物は全くの別物で、着用する際の感覚(風合い)に大きく影響しています。
ここでは、編物の素材と織物の素材に大きく分けて、パジャマ工房で扱っている生地をグラフにしてみました。
織物と編物の性質の違いを考慮して、目的や用途に合う素材を選んで頂ければと思います。

編物 織物
天竺ニット
特徴
天竺ニットは、Tシャツや下着にも使われる、薄地の伸縮性のある生地です。薄地なので真夏にも着て頂けますが、冷え性の方にはスムースニットの方をお勧めします。エコテックス100規格で染めたオーガニックコットンなので、お肌の敏感な方からも好評をいただいております。
シルク
特徴
落ち着き感のあるさらりとした肌触り。天然繊維リヨセルとナイロン、シルク混紡新素材です。やわらかく伸縮性に富み、くったりしているため、独特の美しいドレープが生まれます。
スムースニット
特徴
ソフトで適度な厚みの生地でなめらかな肌触りが特徴。身体に沿ってほどよく伸縮します。エコテックス100規格で染めたオーガニックコットンなので、お肌の敏感な方からも好評をいただいております。
ふんわりと体を包み込むオーガニックコットン100%ならではのあたたかさを感じます。
接結ニット
特徴
無農薬有機で育てられたオーガニックコットンを使用した お肌の弱い方にも安心して着用頂けるパジャマです。 身体にいいもの、安心で安全なものへのこだわりから生まれた生地です。素朴な風合いにふんわりした柔らかさ。 二枚の生地を縫い合わせているので、生地と生地の間に空気の層ができ、暖かさを外に逃しません。
極細ニット
特徴
極細繊維であるマイクロアクリルとファインデニールレーヨンが生み出すなめらかな肌触り。美しいドレープ感もこの生地の特徴です。程よい厚みと伸縮する生地が動きやすい。パジャマは、綿に限るという方からも絶賛いただいています。
両面パイル
特徴
ふかふか感とやわらかな肌触りを求めて、最良の混率を追求しました。上質コットンの比率を高めながらも綿100%では出せない素材感を大切にしています。両面パイルなので、温かい空気を含んで逃しません。
フリース
特徴
暖かさでいうと、やはりフリース素材。
冬の時期、寒さで目が冷めてしまう、フリースでないと耐えれないという方に、フリースの中でも店主がこだわった最高品質の生地を使用しています。両面起毛タイプなので、保温力抜群。きめ細やかな編みたてで、なめらかな肌触り。取り扱いも簡単で、繰り返しのお洗濯でもふわふわの起毛が永く続きます。
一重ガーゼ
特徴
極細番手のオーガニックコットン糸を先染めしてガーゼ織りをしています。これ以上の優しさ、薄さはないといわれるくらい超軽量素材です。通気性と吸水、吸湿性は抜群。 洗うたびにやわらかさは増し、ながく着ていただくほど素材の良さがアップします。
二重ガーゼ
特徴
まるで呼吸をするように吸汗、放湿を繰り返す上質ガーゼ素材。
タテ・ヨコにスラブ糸を使用してとてもいい雰囲気を出しています。エア―タンブラーをかけることで更にソフトに仕上げました。
上質ガーゼ素材、洗うたびにやわらかさは増し、ながく着ていただくほど素材の良さがアップします。
綿麻
特徴
ヨコ糸に麻スラブを使用しています。綿素材の優しさと麻のシャリ感で、少し光沢と張りのある素材感です。
素材の張りは上質コットンとリネンのおかげ。使い込んでもしっかりとした素材感が続きます。
麻
特徴
天然繊維の中で最も強度があり丈夫な繊維です。水に濡れると、強度はさらに増します。汗をよく吸収し、すぐに蒸発させるので湿気がこもらず、夏の寝苦しい夜でも快適です。またコットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れており、なんと綿の4倍の吸水性があります。
オックスフォード
特徴
たて糸・よこ糸を2本ずつ引きそろえて、平織りにした生地で、 通気性があり丈夫な素材です。ボタンダウンシャツによく用いられます。 日本では、「斜子織り」と呼ばれています。 繰り返し洗濯をしてもシワになりにくく、取扱いも簡単。しっかりとした素材なので、だらしなく見えません。
三重ガーゼ
特徴
寒い時期にでも着用頂ける3重ガーゼ生地。 シーズンを通してガーゼを愛用したい方のために 細番手のタテヨコ糸をしっかりと目を詰めて3枚重ねました。 肌触りは柔らかくて暖かくて気持ちよさはそのままに 2重ガーゼとはまた違ってガーゼでもシッカリ感があります。

用途で選ぶ

パジャマって色んなデザインがあるけれど、用途や好みに合うパジャマってどれなんだろう?
下記の図では、パジャマ工房でお作りしているパジャマのデザイン一例を載せていますので
パジャマを選ぶ参考にしてください。

パジャマの用途

形を選ぶ

パジャマといっても、上下が分かれているものと、ワンピース型のものがあります。
お好みにもよりますが、パジャマとネグリジェの大きな違いは、ズボンの有無といえます。
パジャマの場合は、ズボンが付いているので、寝相が悪くても下着や肌が露出しにくく、冷えから下半身を守ってくれるというメリットがあります。一方でネグリジェは、ズボンがありません。このため、夏場の暑い時期は風が通りやすく涼しいのがメリットです。 ネグリジェは、体を締め付ける部分が殆ど無いので、パジャマと比べると解放感があり、楽です。このため、妊婦さんにもおすすめできます。 下にゆったりとしたショートパンツなどを履いてもいいですね。

パジャマタイプ
レディースパジャマ
  • 上下別々でズボンがついている
  • 下半身の冷えがない
  • どなたにでも着用頂ける

メンズ商品一覧はこちら
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ネグリジェタイプ
メンズパジャマ
  • ワンピースタイプでズボンがない
  • 解放感があり締め付けがない
  • 妊婦さんにも着用頂ける

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パンツ単品のご用意もございます

工場直販だからご提供できるスペアパンツ。
単品でご購入頂けるので、通常のスペアとしてだけではなく 色々な使い方をして頂けます。 特に、入院されている方は洗い替えとしてスペアパンツは便利です。 スリーパーやネグリジェと合わせて頂くことも可能です。 下半身の冷えを気にする方には最適です。
パンツの前開きも、追加料金でお作りいたします。

スペアパンツの商品一覧はこちら

パジャマ Q&A

お客様からよく寄せられるご質問をまとめてみました。より詳しいQ&Aはこちら

q 肌が弱く困っています。どのパジャマが一番合っていますか?
a パジャマ工房がお勧めする生地は、オーガニックコットン(有機栽培綿)を使用した生地です。特に接結ニット生地の、天使のパジャマと癒しのパジャマがお勧めです。
天使のパジャマ商品一覧はこちら
癒しのパジャマ商品一覧はこちら

また、敏感肌の方にパジャマ工房はさまざまな対応を行っております。
アトピー・乾燥肌など、敏感肌の方へのページを御覧下さい。
q パジャマを洗濯する割合はどのくらいですか?
a 本来は、毎日洗う事が理想ですが、天気や乾燥のスケジュール、洗い替えの用意の問題から数日に一度という方も多いです。Tシャツなど普段着で寝る方だと、長期間着てしまったり、睡眠以外の時間にも連続して着ていることが多いため汗がかなり吸われた状態です。水分を吸った不快感だけでなく、長期間使えばそれだけ雑菌も増え、衛生上の問題や匂いの問題が出てきます。 こまめに洗えない場合は、洗い替えを用意してください。
睡眠中の汗は、運動時など流れ出る汗とは違い、無意識のうちに身体から蒸発しています。一般的に、一晩でかく汗はおよそ「コップ一杯」分。さらに、夏の就寝時には約2倍以上にはね上がると言われています。
q 市販の既成品サイズでは着用できません
a ご安心ください。パジャマ工房では、自社工場の職人が1枚1枚パジャマをお作りしておりますので、お客様の要望に沿ってお作りすることが可能です。
オーダーメイド追加料金にて、既製サイズよりも小さく、または大きくお作りすることが可能です。お客様の身長・体重・性別をご連絡頂き、パターンナーが1からパターンをおこし、お客様に合ったパジャマをお作りしております。
詳しくは、オーダーメイドのページをご覧くださいませ。