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◇◆陶器の産地について◆◇
日本にはいくつもの陶器・食器の産地があります。ここでは代表的な産地について紹介します。
【陶器シェアNo.1】 美濃焼 ⇒日本で使用されている陶器の50%以上は美濃焼きです。
【 日本六古窯 】 瀬戸焼 ・ 常滑焼 ・ 越前焼 ・ 信楽焼 ・ 丹波焼 ・ 備前焼
【 その他産地 】 萬古焼 ・ 九谷焼 ・ 萩 焼 ・ 有田焼 ・ 清水焼 ・ 会津塗
【 陶器雑学 】 日本六古窯とは (スペシャル商品へのリンクあり) |
□■美濃焼■□
(みのやき)
「陶器の事なら親たぬき子たぬき」にてメインで取り扱っている陶器はこの「美濃焼」です。
美濃焼は産地名としての知名度は低いですが、その理由は普段当たり前の様に使用している
陶器こそが「美濃焼」だからです。
【美濃焼とは】
岐阜県 多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市を産地とする陶器である。
平安時代に作られた須恵器から発展し、
鎌倉時代 には「黄瀬戸」の原型が焼かれ始める。
室町時代には瀬戸の陶工が戦火を逃れ美濃に入る。
桃山時代に「美濃桃山陶」が焼かれ一大産地となる。
江戸時代初期に青磁器風陶器「御深井」が焼かれる、
江戸時代末期に磁器の生産が始まり、
現在では日本の和食器・洋食器の大半を生産する大窯業地となる。
桃山時代にそれまでになかった自由な発想で登場し、「美濃桃山陶」とも呼ばれる陶器。
中でも武将でもあり茶人でもあった 古田織部が創意工夫を凝らした「織部好み」は有名である。
【美濃焼の代表】
志野 ・ 織部 ・ 黄瀬戸 ・ 瀬戸黒
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※ 冒頭で説明の通りみのサイトの大半は美濃焼です
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※日本六古窯の一つ □■瀬戸焼■□
(せとやき)
愛知県瀬戸市とその周辺で生産される陶磁器 の総称。
鎌倉時代に瀬戸周辺で加藤四郎左衛門景正 により開窯。日本の陶窯の中では最古のもの で、高級施釉陶器の生産地として栄え、多彩 な技法を誇っている
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※日本六古窯の一つ □■常滑焼■□
(とこなめやき)
愛知県常滑市で焼かれる陶器 。
平安末期より1200基以上の古窯が存在する
地でも知られ、鎌倉時代には素朴で力強い 壺、甕など大型日用雑器を生産し、広く太平
洋沿岸で流通した。江戸時代、伊奈両三郎、 上村白鴎などの名工が出て酒器などに技を 振るった。
現在は土管、タイルなどを生産している。
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※日本六古窯の一つ
□■越前焼■□
(えちぜんやき)
福井県丹生郡越前町の主に宮崎地区・織田 地区で焼かれる 陶磁器 ( b器 )。
平安時代から始まったといわれ、当初から壺 や甕、擂鉢などの台所用品が作られている。 他の古窯が江戸時代に茶器などを焼いていっ た中で、越前焼だけは決して趣向を変えること なく、雑器を焼き続けていった。 釉薬を用いずに高温で焼成されるときに薪の 灰が器に流れ出し、溶け込む自然釉の風合い で知られる。
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※日本六古窯の一つ
□■信楽焼■□
(しがらきやき)
滋賀県甲賀市信楽町を中心に作られる 陶磁器、b器
中世期末期ころより穴窯によって壷、甕、擂鉢 などの焼き物作りがはじめられた。室町・桃山 以降、茶道の隆盛とともに「茶陶信楽」として 親しまれ、珍重された。
一般には狸の置物が著名である。
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※日本六古窯の一つ
□■丹波焼■□
(たんばやき)
兵庫県篠山市今田町付近で焼かれる陶器、
b器。
平安時代末期から鎌倉時代が発祥といわれ、 登り窯により最高温度約1300度で50〜70時 間も焼かれるため器の上に降りかかった松の 薪の灰が、釉薬と化合して窯変、「灰被り」と 呼ばれる独特な模様と色が現出し、また炎の 当たり方によって一品づつ異なった表情を生 み出すことが特徴。
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※日本六古窯の一つ
□■備前焼■□
(びぜんやき)
岡山県備前市周辺を産地とする陶器、b器。
鎌倉時代後期、参加焔焼成による茶褐色の 焼物が作られた。釉薬を用いず堅く焼き締め られた赤みの強い味わい、「窯変」によって生 み出される、一つとして同じ模様にならないこ とが特徴。
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□■萬古焼■□
(ばんこやき)
三重県四日市市を中心に作られる半磁器。
江戸時代中期、桑名地方で沼波五右衛門が 開窯し、更紗模様などの赤絵が特徴である 古万古には茶器類が多く、広く海外でも評価を 受けている。
耐熱性の特長を活かした紫泥の急須土鍋が 有名であり、土鍋の国内シェアは、7〜8割を 占めると言われている。
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□■九谷焼■□
(くたにやき)
石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美 市で生産される色絵の磁器。
九谷村(現 加賀市)で良質な陶石が発見され たのを機に、明暦初期に開窯。一時廃窯され た後、青木木米が金沢に春日山窯を開き、 「再興久谷」として現在に至っている。
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□■萩焼■□
(はぎやき)
山口県萩市一帯で焼かれる陶器。
慶長年間に毛利輝元の命によって、朝鮮人陶 工の李勺光、李敬の兄弟が城下で御用窯を 築いたのが始まりとされ、「一楽二萩三唐津」 と謳われるほど、茶人好みの器として知られて
いる。
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□■有田焼■□
(ありたやき)
「伊万(いまり)」とも呼ばれる佐賀県有田町を 中心に焼かれる磁器である。
韓国出身の李参平により17世紀初めに有田 の泉山で白磁鉱が発見され、日本発の白磁が 焼かれた後、色絵磁器が海外で高い評価を 得て、日本の磁器を代表する産地となった。
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□■清水焼■□
(きよみずやき)
京都府京都市清水五条坂辺を中心に産する 陶磁器。
安土桃山時代から京都で作られる焼物の一種 で、江戸時代尾形乾山や野々村仁清などの 名工が出て、奥田頴川、青木木米などに受け 継がれ、格調高い焼物が作られています。
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□■会津塗■□
(あいづぬり)
福島県会津地方に伝わる伝統工芸品の一つ。
16世紀後半に領主である蒲生氏郷が近江国 日野から日野椀の木地師と塗師を招き、会津 漆器の基礎を作り上げた。螺鈿・漆絵・乾漆・ 蒔絵・真塗りなど多岐にわたる技法がある。
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□■日本六古窯■□
(にほんろっこよう)
日本古来の陶磁器窯のうち、 中世から現在まで生産が続く代表的な六つの窯の総称。
わが国では、日本列島にいた先住民が縄文土器という独特なやきものを作りました。それが弥生土器・ 須恵器という発達段階を経て、鎌倉時代になると高温で焼いた本格的な陶器が作られ、中世平安・室町 時代から約900年以上の歴史を誇る、瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前の釜場を「日本六古窯」と呼ぶ。
その後に朝鮮半島や中国大陸から渡来した製陶方法や技術によって始められた他の窯とはっきり区別 される。つまり日本生まれ、日本育ちの生粋の日本のやきものといえます。
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