step2 抱き枕の必要性

抱きつきながら眠ることにより、「安心感」を得られると言われています。
人は生まれる前、お母さんのお腹のなかで過ごします。このときの姿勢を胎児姿勢といって、何かを抱き抱えているかのように丸くなった姿勢になっています。

抱き枕を使用することで胎児姿勢を自然に保ち、無意識に母親のお腹の中にいた頃のような「守られている安心感」を感じ、ぐっすり眠れるとも言われています。

睡眠時、もし抱き枕が横に置かれていたら、無意識のうちに、腕をかけたり、足を乗せたり、足で挟んだりしてしまうものです。
これは、睡眠時の寝返りと同じです。
寝返りとは?
人間は1日に20回以上の寝返りをすると言われています。
同じ姿勢で寝続けることは、体圧が体の一部に集中したり、血行の妨げになったりしてしまうため、無意識のうちに、寝返りをうちます。
抱き枕があれば・・・
この寝返りにより、いろいろな寝姿勢(ポーズ)に変形すると思いますが、抱き枕があることにより、このバリエーションが増え、より快適な姿勢を見つけられるようになるのです。
もちろん抱き枕が邪魔であれば、無意識のうちにどかしてしまい、目覚めの朝には、抱き枕が遠くに飛んでいってしまっているなんてこともあったりします。
そのような「安心感」が得られることや、「寝返りのサポート」としての特性はもちろんですが、最近では抱き枕が実用面で見直されおり、さらに人気を集めています。

横向き寝をサポートする抱き枕

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人間は仰向きで眠るだけでなく、寝返りをすることにより、時折、横向きで眠ることもあります。
また常に横向きの姿勢で眠るという方もいるかと思います。
寝姿勢は、人それぞれ異なりますし、同じ人でも、その日その日によって寝姿勢は異なるものです。

そのような中、横向きの姿勢で眠るという方に、抱き枕が支持されています。横向きで眠るときは、肩や腰(横の部分)に体重が集中するため、負担が大きくなります。

このような時、抱き枕を使うと、体への負担を和らげることができます。横になっている姿勢時、平行になるように抱き枕を置き、抱きつきます。 抱き枕の上に腕を乗せ、また片足を抱き枕の上に乗せます。このことにより、自分自身の体重を、敷き布団だけでなく、抱き枕にも体圧を分散することができ、横向き寝が楽になるのです。

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妊婦さんをサポートする抱き枕

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最近、抱き枕は妊婦さんに大人気です。妊娠時、片ひざを曲げて横になった姿勢でいると、とても楽になります。
いわゆる「シムス体位」の姿勢です。

このシムス体位に欠かせないのが、抱き枕です。抱き枕を抱きかかえる姿勢は、このシムス体位に近い姿勢になり、リラックスした姿勢をサポートすることができます。

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鼾(いびき)を軽減するための抱き枕

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いびき対策として一般的に知られているのが、横向きで眠るという方法です。
いびきの原因は複数考えられ、一概に解決できる方法はありませんが、仰向けで眠る姿勢に比べ、横向きで眠る姿勢の方が、いびきは緩和できると言われています。

上記でもあるように、この横向きで眠ることをサポートする寝具として、抱き枕が利用されています。

抱き枕を抱きかかえながら眠れば、楽に自然な横向きの寝姿勢を保つことができます。