Menu


TOPへ


起毛革(スエード・ヌバック)よくある質問

起毛革のお手入れについて、よく頂くご質問と回答をまとめました。


起毛革の特性

スエードとヌバックの見分け方は?

スエード は見た目にも起毛していますが、 ヌバック 毛が短く、パっと見ると起毛していないように見えることもあります
いずれもお手入れはブラシと防水スプレーになります。

※ヌバックはラバーブラシ部分をお使い下さい。

フェイクのスエードも同じお手入れの方法ですか?

フェイクレザー(合皮)は 目立たないところで必ずテストをしたうえでお手入れをして下さい。
また、本革よりも毛が抜けやすいものが多いので ゴムブラシなどでゴシゴシ擦らない ようにして下さい。

溶剤系のクリーナーは、植毛部が剥がれてしまう可能性があり、 おすすめできません。 下記のクリーナーは人工スエードでもお使い頂けますが、弱い素材の場合もありますので、必ず事前に目だないところでお試し下さい。
レザーマスター レザークリーナー

また、 補色スプレーは、 色が定着しない場合がございますので、おすすめできません。 (定着しない場合、洋服などに色移りする可能性があります)。

起毛用ブラシを使うとボロボロと崩れてきます。

シープスキンや、柔らかいスエードの中には薄めの造りのため、弱いものがあります。
弱いスエードの場合、 スエード・ヌバックブラシ 等の ナイロン毛の面ではなく、ゴムの面を優しくお使い下さい。 ブーツの場合は、 馬毛ブラシ もおすすめです。

防水スプレーについて

防水スプレーの使用のコツは?

よく振ってから 20cmぐらい離して全体を満遍なくスプレーします(紳士靴片方に4秒が目安です)。 約15分から20分置いて、 完全に乾いてから履いて下さい。
より 防水力を高くする には、上記作業を乾いてからもう一度、それが乾いてからもう一度、と、 3回ほど繰りかえします。

防水スプレーの使用の頻度は?

靴の場合 は、一日の歩数が8,000歩ぐらいの一般事務職の方なら、 3回履いたら、甲などのシワがよるところを中心にスプレー をし直して頂くと良いと思います。
ウェアやバッグの場合 は、靴ほど マメにかける必要はございません。 バッグなどの体にこすれる部分や、シワがよる部分は、他の部分よりもマメにかけて下さい。 また、クリーナーでお手入れをした後は、乾いてから防水スプレーをして下さい。

一般的な防水スプレーと、保革栄養兼用防水スプレーの違いは?

ヴィオラ 防水スプレー などの一般的なタイプは、 防水・防汚効果が高く 、また 経済的 です。

コロニル シュプリームプロテクトスプレー などの保革栄養兼用タイプは、 一本で2つの効果があり大変便利 ですが、内容量が少なく価格も高めになります。
また、 防水力の面では、 一般的な防水スプレーに比べ、 やや劣ります。

【注】保革栄養兼用タイプの中で ヴィオラ スエードコンディショナー は、 ヴィオラ 防水スプレー 同程度の強い防水・防汚効果を持っています。

普段は一般的なタイプ を使用し、 革が乾いてきた感じがしたら、時々兼用タイプ を使用するといった使い分けもおすすめです。

お手入れ用品について

補色"スプレー"と"ボトル"の違いは?

満遍なくスプレーをすると、綺麗に仕上がります。 ブーツなど補色の範囲が広い場合にもおすすめです。 つま先の一部が剥げてしまったなど、部分的な補色はボトルタイプがおすすめです。

ジャケットやバッグも靴用コンディショナーで補色できますか?

色移りがしますので、お使い頂けません。靴用コンディショナーに限らず、弊社で取り扱いのある起毛用補色商品は、バッグやジャケット、革小物にはお使いいただけません。