赤瓦工場が集まる与那原町(よなばるちょう)。
今日はそんな与那原町にある「秀山窯」さんを訪ねました。
秀山窯さんの陶器は、沖縄の野草をモチーフにした絵付けが特徴。
秀山窯に一歩足を踏み入れるとそこは異空間。
ほんの10m先には往来の激しい幹線道路があり
お隣には物流倉庫や瓦工場があるのに、
この秀山窯の一角だけが、自然と共生している森のよう。
ひっそりと佇む、まさに「森の中の陶房」です。
秀山窯 関谷 秀男さん
1942年 東京都生まれ
1975年 33才で沖縄に単身移住
この年から、現代の名工 故 宮城勝臣氏に師事し、琉球焼を学ぶ
1980年 独立し、与那原町に「秀山窯」を設立
第8回 現代沖縄陶芸展 シーサー特別賞を受賞。
第24回 現代沖縄と陶芸展 奨励賞を受賞。
木や花の話しをするときの関谷さんの笑顔。
生きるものを愛でるようなまなざし。
「なぜ関谷さんの焼き物が
あんなにやさしい絵付けをしてるのか今日わかりました」
と店長・島袋。
それと、関谷さんの陶器って、普通の工房さんではしないような工程を2度3度と繰り返しますよね?
「手間をかけると、それだけ変化が生まれるんですよ」
大変なことをさらりと言う関谷さん。
一つの手法にこだわり続けるのでもなく
新たな工法にも取り組んでいるからこそ、あのやさしい器になるんですね。
お宝発見!
関谷さんのデザインノートには、絵付けのパターンがびっしり。
植物を模したパターンがたっくさん!
もう、デザインの段階から、関谷さんのやわらかい曲線が出てますよね。
「大きな花が咲く“ゆうな”は大好きですね」
東京にいた頃は、花を見るためだけに登山していたほど、花が大好き。
工房には植物がたくさん。
ウッドローズ、ふくぎ、台湾れんぎょう、ゴールドクレスト、えとせとら えとせとら……。
種が風に乗って飛んできて勝手に育つものもあるんだとか。
自然の営みの中で、陶器と暮らす。
なんか、そんな言葉が自然と感じられた関谷さんの工房でした。
関谷さん、ありがとうございました。
これからも やさしい琉球焼をお願いします!
(2009.11.26)





