やちむんの村として知られる沖縄県読谷村(よみたんそん)。
今日はその読谷村の真栄田岬にある「陶器工房 壹」を訪問しました。
(「やちむん」とは、沖縄の方言で「焼き物」のこと。)
工房の主、壹岐幸二(いきこうじ)さん。
1966年京都府生まれ
1990年沖縄県立芸術大学卒業
1991年同大学研究生終了
1991年1991年から1996年まで読谷山焼 大嶺實清に師事
1996年「陶器工房 壹」設立
1999年〜2008年沖縄、京都、熊本で個展開催
終始にこやかに話してくれた壹岐さん。
陶芸に対する想いや、また琉球陶芸文化の歴史をたっぷりと聞かせていただきました。話しは琉球史にまつわるやちむんの意味、はては、世界の陶器の裏事情(!?)まで。
陶芸に対する造詣深く、そして愛情いっぱい。
でも現代のモノ作りに対する矛盾に対しては正面突破。
「土を挽くだけでは駄目。陶芸は総合力が問われる。
陶器は多方面・多角的な視点が必要」
「若い人が育たないというが、それを社会のせいにするべきじゃない。
作り手自身が、若い人たちに夢を見せないといけない」
古き良き伝統を下地に、新たな創作に余念がない壹岐さん。
工房の2階にあるギャラリーでは、壹岐さんの陶芸作家、アーティストとしての活動の一端を垣間みることができます。
では、ギャラリーを紹介します。
ギャラリーには作品がずらり。
わたしたちの取材中にも、観光でいらしたお客さんが、ギャラリーでお買い求めされていました。
「ありがたいことに、器の注文をたくさんいただくんです。
でもその製作作業に追われて、自分の作品を造る時間が……ね」
と、売れっ子作家ならではの悩みも。
ギャラリーから見えるオーシャンビュー。
熱いハートから生まれるやさしい器たち。
繊細でシンプルなのに、どこか荒々しさも感じさせる大胆な作品。
↓こちらは、壹岐さんの「陶芸作家」としての作品たち。
ギャラリーでは、陶器に囲まれた至福の時間を堪能。
では1階の工房へ。
発見!
壹岐さんのスケッチブック!!
一番、ビビビっときた壱岐さんのセリフ。
「陶芸家も最後は人間性が問われる」
壹岐さん、お忙しいなか、ありがとうございました!
(2009.11.11)





