「いとまん窯」訪問記♪




先日、当社シーサーを作っている「いとまん窯」を訪問させて頂きましたのでそのご報告をします。



こちらでは、5人の焼物職人がいらっしゃり、日々 シーサーを作っています。

なんと1対のシーサーが、土から焼きあがるまでにはなんと1ヶ月かかるそうです。

とっても手間暇かかっていますね。

工業製品などと違い、大量生産もできず、1つ1つ手作りでなんですね♪ほんとスゴイです♪


また、シーサーの表情は職人さんによってもちろん違いますし、

同じ職人さんでも毎日手作りなので微妙に違います!!!


そこが、またいいですね。

つまり、世界にひとつだけのオンリーワンシーサー君なんですよね♪



さて、こちらが「いとまん窯」さんの入り口です♪






いきなり、大きなシーサーくんたちがお出迎えです♪

門柱の上のシーサーはデカイですね。高さはゆうに1m以上あります♪




しかも、地面に鎮座した16体のシーサーくんたちも、かなりデカイです。

高さ50cm以上のシーサーが両側に8体づつ並んでる様子は、まさに圧巻です♪




そして、入り口に入るとなんと、ビックリ 2m以上のシーサーくんがお出迎えです♪

しかもなかなかこのシーサー愛嬌がありますね!!




さっそく、製作の現場を見せていただきました!!

最初はこんなノッペラボウのシーサーから始めるそうです。


確かに良く見るとシーサーの形はしていますが、


あまりにもさびしいですね。




それを職人さんが、一本一本線を入れたり、また新たに

付け加えたりしながら、形を整えていきます。


それはもう、地道な作業です。

なんと1日に2ペアくらいしかできないそうです♪




 ここで、ちょっと金城さんの紹介をさせていただきます。


  ■プロフィール 金城 淳也 さん

   1978年/金城敏盛氏(人間国宝 金城次郎先生の甥)の長男として誕生
 
   2003年/第25回 沖縄工芸公募展 入選

   2004年/第26回 沖縄県公募展 入選

   2004年/第25回 現代沖縄陶芸展 奨励賞

   2005年/第26回 現代沖縄陶芸展 オークス賞受賞

   2005年/第57回 沖展 入選


 シーサーに向かうときの顔は真剣そのものですね。









  こちらは、東京生まれの須藤さんの紹介をさせていただきます。

  ■プロフィール 須藤 健ニさん

  1970年 東京都江戸川区生まれ
   
        都立芸術高等学校を卒業後、窯元を廻る

  1996年 第18回 現代沖縄陶芸展 デザイン賞 奨励賞 受賞

  1997年 いとまん窯在登り窯へ初の火入れ

  2000年 読谷村焼北窯 松田共司氏に従事
 
        様々な技法を取得する

  2009年 陶器屋須藤 設立

 


そして、彫り終わったシーサーがこちらです♪

カッコイイですね♪ 凛々しいですね♪ もうほんと芸術品ですね。

これだけ、魂込めて作ったシーサーはわが子同然なのでしょうね。



そして、この状態で1週間から10日くらい完全に水分がなくなるまで、乾燥させます。







最後に、窯で焼き上げて完成したのがこちら♪

鮮やかな色ですね。


どうぞみなさま、世界に1つだけの手作りシーサーを手元に

置かれてはいかがでしょうか?