着色技術と塗料の応用失敗しない為の塗装マニュアルフローリングの塗装ウッドデッキ等木質外部塗装
塗装ツール

目的を持って塗料をお探しの方の為のナビゲートページです

何を使ったら?にお答えします!
塗料の選びかたガイド

今度・・を塗りたいが、何を使ったら良いか? 種類がありすぎて分からない・・・ 

お問い合わせを受けるパターンで多いのは、「木を生かした塗装で、安全で、塗り易く耐久性のある塗料を探しています」という盛り沢山のご希望です。
しかし、このご希望の中には実は幾つかの選択肢が隠れていまして、その選択次第では決定される塗料も違ってきます。また、ご希望される幾つかのリクエストのなかで、
何が一番優先されるのか?によっても選択が変わってきます。
たとえば「安全」というリクエストでも、自然や天然であってほしいという方と、自然にはこだわらず安全な塗料なら「耐久性」を重視したい、という方ではおのずから塗料選択が違います。
また、「木を生かした塗装」は浸透型塗料だけでなく薄膜の造膜塗装(たとえばワンダー水性1液型を塗ってフレッシュアクアFを希釈して薄く仕上げる方法)でも可能です。造膜塗装は木の呼吸性の面では呼吸性を止める方向に向かいますので、その点ではデメリットですが、耐久性は造膜型の方がはるかに高くなります。木が呼吸する利点を取るか、耐久性を取るか、どちらを取るかの選択となります。
塗り易さ」の点は、浸透型の塗料で植物オイル塗料の様に塗ってから拭き取る方法の塗料は、塗りムラは発生しないので、比較的どなたにも出来る塗りやすい塗装です。それに反し、造膜型の塗料は、塗りムラが仕上がりのムラになって現れますので、その分難しい面がございます。

しかし上記、書きましたように耐久性は造膜型の方が高く、塗り方を会得すれば高品質の塗装が得られます。トラブルの無い塗装をサポートする為、当店では数々の塗装ツールをご用意しております。

浸透型の塗装は、耐久性の維持の点で劣ることから、定期的なメンテナンスが切り離せない塗装となります。造膜型塗装は塗膜の硬度も高くなり、耐久年数も飛躍的に伸びることから、頻繁なメンテナンスを望まれない方にはお勧めとなります。
また、同様に補修の塗装や塗り替えの場合でも、浸透型造膜型という選択が迫られます。

選択を迫られた時に窮するのは、知識や情報が少ない為であり、その不安を少しでも払拭する為にこのページは設置いたしました。
最終的に塗料を選択するのはお客様ご本人です。いろいろな選択肢の中で、ご自分の好み、希望に適うものを見つける、という作業は時に気疲れを伴うものです。
塗料選択は塗装の第一歩であり、出来るだけスムーズなスタートが切れるべく、お役に立つ情報を発信してゆきたいと考えます。
一言だけ申しますと、ご自分のお好みの塗装状態をなるべく正確にイメージ出来る方、がより早くベストな塗料にたどり着けると確信します。そして、全てのリクエストで最高を求めた時に、それを叶える塗料はなかなか現れず(存在せず)、何かを取れば何かが適わず、というジレンマにも、ともすれば陥ります。そんな時、どのリクエストを一番に優先するか、どのリクエストには妥協するか、といった賢い選択が、必ずベストな塗装を実現すると考えます。


塗料の選び方ガイドの目次

塗装は塗る目的で分けますと、新規に新しく塗る場合以前塗ったものの補修塗装又は特殊な用途の塗装に分かれます。
今回の塗装目的に沿ってクリックしていただきますと、詳しい説明部分に移ります。またその部分で、お探しの塗料の候補をリストアップしておりますので、塗料名をクリックする事でその塗料の説明ページへナビゲートいたします。

新規で塗るケース

塗料を決めるキーワード

補修・塗り替え・メンテナンスで塗る場合

特殊な用途で塗る場合

あらたに塗装を計画する場合

何を塗ったら良いのか? というご質問にお答えして、まずこちらから聞き返す言葉は「どんな仕上がりを希望されていますか?」となります。

塗装は素材を保護する為や見栄えを良くする為にするのですが、この「仕上がり感」についてはとっさに尋ねられて返答に窮する方もいらっしゃります。しかし、この「仕上がりの希望」が最も重要な事で、「何を塗ったらいいか判らなくなる程たくさんの種類の塗料」が溢れている原因も実は「
仕上がりの希望」が多岐にわたっている事が上げられるからです。

また、塗料を決める要素として「仕上がりの希望」以外にも幾つかの「
キーワード」があります。

それは、「
安全性」や「自然・天然」といった塗料原料を問う事だったり、「塗りやすさ・使いやすさ」など作業に伴う事柄、または「塗料・塗膜の性能」といった本来的な塗装の目的に関することであったりします。

「今度・・・を塗りたいが、何を使うか?」といった時、幾つかのご自分が求めるキーワードによって相対的に判断して、たくさんある塗料の中からご自分の用途に合ったものを選択する、とい作業はやはり混乱と不安が交錯する場合が多いのではと思います。

当店では、内部フローリング等のナビゲーション外部ウッドデッキ等のナビゲーションでも塗料の選択について説明をしておりますが、ここではそれらと組み合わせてお求めの適切な塗料が迅速に見つけられるように「キーワード」を交えてナビゲーションを組みたいと思います。

塗料を決める「キーワード」

【希望の仕上がり】

まず決めていただきたいのは、仕上がった表面の感じが塗る前の木の感じを残しているのか、又は表面が塗料でコーティングされた感じを求めるか・・・・です。前者は塗る前とそれほど変わらない感じの手触り、後者はよく家具屋さんで見かける家具のような手触りになります。それによって選択が違いますので、まずはそれを決めていただく必要があります。
表面には木の手触りを残した塗装
無垢の木を塗る場合には、手触り感を残し素材の呼吸を止めない浸透型塗料を選択することが多いです。そこでは油性(植物油)系と水系の塗料があり、選択となります。
室内用塗料と屋外での耐紫外線や防腐・耐汚染性を考えた屋外用に分かれます。
始めから自然塗料や天然にこだわっていらっしゃれば植物オイル塗料ということになり、後はメーカーの選択になります。ブランドイメージやブランドポリシー、価格、場合によってはサンプルテストしての決定となるでしょう。
自然原料にこだわらず、より耐久性、塗膜性能の高い塗料を求める向きには、水性塗料のレパートリーがございます。
  • 植物オイル系塗料     
    • リボスオスモなどドイツ製塗料や日本製(エシャオリオ2・ネオグレーズ)など自然原料を使った浸透型塗料で木の呼吸を止めない。乾燥が遅く、オイルの油臭が塗装時や乾燥時にする点、定期的メンテナンスが必要な点が上げられますが、安全性が高く、塗るのに特別な技術もいらない点や自然志向もあって需要が伸びています。
    •  
  • 水性塗料     水性塗料の説明ページは >>> こちら
  • 溶剤型
    • 木肌一番 溶剤型でありながら浸透性で、木の香りを殺しません。耐汚染性が非常に強く、その為難しいとされていた浴室や風呂釜の塗装にも適用されます。
表面に塗膜をつくる塗装
有機溶剤を含むウレタン塗料、カシュー塗料と水性ウレタン塗料に大別されます。屋内用で突き板や合板に塗る場合は、塗料の膜を付けて見栄えを良くしたり、保護する目的で造膜塗料が選択される場合が多く見受けられます。ここでも、溶剤型か水系という選択肢が現れますが、一部の塗料(アクレックス/外部用クリアーウッドスキンコート、モーエンタフ)を除き、全て室内用の塗料になります。室内用の塗料を外部に使用しますと、木の膨張収縮に塗膜が付いてゆかず剥離したり、紫外線に影響を受け変色、チョーキング等トラブルを起こしますので注意が必要です。
  • 溶剤型ウレタン塗料     溶剤型ウレタン選択ガイドは >>> こちら
  • カシュー塗料
    • ウレタンと同じく塗膜を形成する塗料ですが、漆に似た光沢のある表現が可能です。特に塗りつぶしエナメル仕上げにおいては独特の色調とボリュームある表情が塗装展開出来ます。難点は乾燥が遅く、臭いもキツイことです。
    •  
  • 水性ウレタン塗料
    • フレッシュアクアFアクレックスウッドスキンコートなど各メーカーが競い合って優秀な水性ウレタンが登場しています。塗膜の性能、肉付きなども溶剤型ウレタンに肉薄しています。臭いがしない、使いやすく密着性が良いなどの理由で住宅のリフォームには多用されています。安全性は国内基準に沿って高く、塗りやすく乾燥も速い為評価が高く需要が増えています。上記3メーカーは水性塗料のトップブランドです。
【安全性】

シックハウス症候群の防止を目的として国土交通省における改正建築基準法の施行により、内装材に使用する塗料はホルムアルデヒド放散等級を表示して使用面積の制限が設けられました。当店の塗料でも多くのものがF☆☆☆☆の表示をしております。
また、下記の表以外で「
告示対象外」の扱いになる商品も多数ございます。これらの商品は規制対象化学物質でありますユリア樹脂・メラミン樹脂・フェノール樹脂・レゾルシノール樹脂又はホルムアルデヒド系防腐剤を全く含まない為告示対象外商品の扱いとなります。ホルムアルデヒドの発散もございません。国土交通省の説明文は >>> こちら

区分 分類記号 ホルムアルデヒド放散量(mg/L 使用規制
規制対象外 F☆☆☆☆ 0.12以下 使用面積制限なし
第3種 F☆☆☆ 0.12超〜0.35以下 床面積の2倍まで使用可
第2種 F☆☆ 0.35超〜1.8以下 床面積の0.3倍まで使用可
第1種 記号なし 1.8を超える 使用禁止

■厚生労働省は人間や生物及び地球環境負荷への低減をし、人が健康に住めるための目安となる室内濃度指針値を策定し指定13品目(トルエン・キシレン・ホルムアルデヒド・エチルベンゼン他)の規制を行っています。詳しくは >>> こちら
塗料業界では自己責任を基本とした自主的な取り組みとして室内環境の改善に寄与すべく、室内環境対策の自主表示ガイドライン「
非トルエン・キシレン塗料」を作成しています。
「環境対応型」と謳われている塗料もこれらに準じます。
日本塗料工業会では、ホルムアルデヒド放散等級が建築基準法対応の「F☆☆☆☆」と有機溶剤の使用量が少ない「水性塗料」を第一優先として推奨しています。

■環境省では
GHS(化学品の分類と表示に関する世界調和)マークを導入し、世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、その情報が一目でわかるよう、ラベルで表示する事を義務つけています。詳しくは >>> こちら

■食品に対する安全性が問われている現代、塗料を選択される際にも食品に触れる事を前提にして安全性を質問されるが多くなってきました。
一つの基準と致しまして厚生労働省の所管する
食品衛生法がございます。詳しくは >>> こちら
この法律で食品の容器にたいする規定を設けていますが、塗料はその容器に対して塗る材料として規制を受ける事となります。
食品の容器等に塗る事を想定して、この食品衛生法に基づく試験をクリアーした塗料が食品衛生法適合塗料となります。この様な塗料は、当店のラインナップの中にも幾つかございます。
たとえばアクレックス木部用クリアー アクレックス ネオステイン ストロンTXL2800クリアー 木肌一番 などが上げられます。
ただし、ご理解いただきたいのは、食品衛生法に関わる塗料の規制は、重金属や過マンガン酸カリウム消費量などが上げられますが、当店のご紹介塗料の中でも多くの塗料はそれらに関連の無いものが多く、食品衛生法の試験を受けていないだけで食品容器に問題なくお使いいただくことが出来ます。詳しくはお尋ね下さい。

■塗料の安全基準として
エコマーク認定があります。エコマークは様々な商品(製品及びサービス)の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。詳しくは >>> こちら
このエコマーク認定において塗料では厳しいVOC(揮発性有機化合物)規制を設けています。詳しくは >>> こちら
当店ではワンダー水性1液型 がこのエコマーク認定を取得しております。

【自然・天然】

自然界に存在する天然物を塗料原料として塗料化したものを
自然塗料と呼んでいます。
自然志向の高まりや、安全、環境への関心が高まっている現代、こだわりを持って自然塗料を選択される方が増えています。当店ラインナップではリボス自然塗料エシャなどの植物オイル塗料があります。
また、スイス天然漆喰カルクウォールデュブロンといった壁材料も天然原料から出来ております。
その他の植物オイル塗料オスモカラーオリオ2ワトコオイル、ネオグレーズなども自然原料を主体にした塗料として自然系塗料と呼ばれております。
また、古来から伝わる柿渋も自然塗料です。当店では最新技術で臭い臭いを取り除いた無臭柿渋を販売しております。

【塗りやすさ・使いやすさ】

着色など同じ用途に使われるものでも油性(溶剤系含む)と水性の両方のタイプがある場合があります。その場合にはどちらが使いやすいのか?という判断が生じます。以前ですと刷毛の伸びが油性の方が良いという定説がありましたが、現在ではそんなに差が無い程度になっています。
オイル塗料は塗装時、乾燥時にオイルの油臭がしますが、水性塗料は殆ど無臭に近いものです。
■植物オイル塗料と水性オイルタッチ塗料 
リボス/カルデットワンダー水性1液型又はアクレックス ネオステイン
3者とも粘度は低く塗りやすい塗料で差は殆ど感じないと思います。植物オイルでもオスモカラー/ウッドワックスなどは少々粘度がありコテバケ等の道具が適します。
 
■外部の防虫防腐塗料   屋外塗装のナビゲーションは >>> こちら
水性のガードラックワンダーウッドガードと油性のタフウッドステインウッドステインプロテクター
ガードラックにはアクアラテックスがありまして、ラテックスとワンダーウッドガードタフウッドステインは塗りやすく差は殆どありません。ガードラックアクアウッドステインプロテクターは幾分粘度があり、その分刷毛が重いですが塗りやすさは同程度と言えます。
■内部の水性ウレタン塗料と溶剤型ウレタン  屋内ウレタン塗装のナビゲーションは >>> こちら
溶剤型ウレタン選択ガイドは >>> こちら
アクレックス木部用クリアー
フレッシュアクアFハンディーウレタン1液ウレタン
同じ水性ウレタンでもアクレックスとフレッシュアクアは組成が異なります。塗りやすさは殆ど差は無いが、塗っている時に白く見えるアクレックス(乾くと白味は消える)と比較すると若干とろみがあって透明なフレッシュアクアFでは対照的です。溶剤型にも同じ1液型ウレタンがあります。水性に比べれば幾分は塗りやすいと言えますが、逆に臭いはきついです。ハンディーウレタン2液性も臭いは同様ですが、塗料の種類が多く、一概に論じられません。塗料自体の塗りやすさの違いもさることながら、希釈の割合、希釈するシンナーの乾燥速度などにより塗りやすさは変化します。中には刷毛塗りが難しくスプレー向きのものもございます。

 【塗料・塗膜の性能】

素材を保護するという観点から言っても塗膜の性能は重要なポイントです。塗料は屋内用と屋外用で異なる設計のものが多く、性能は同一基準で判断できません。
特に屋外は紫外線や雨水等によるダメージからいかにして木を守るか、というプロセスが各塗料で違ってきます。ここでも大きく分けて油性と水性の分類となります。

■屋外用塗料     屋外塗装のナビゲーションは >>> こちら

木の雨水や温度の高下、湿度の高低などにより木が膨張・収縮を繰り返すのを妨げず、紫外線のダメージから木肌を守る為顔料を配合した有色塗料が浸透型外部塗料です。
ワンダーウッドガードガードラックアクアラテックスと言った水性塗料と油性ではリボス/カルデットタヤエクステリアオスモカラー/ワンコートオンリーウッドステインプロテクタータフウッドステインなどがあります。
  • 油性塗料各種はいずれも油系酸化重合型樹脂を配合しているのに対し、水性塗料は水性ウレタン・アクリル樹脂やシリコーン樹脂等を使用している為、比較すると分子量は水性樹脂の方が高い為耐久性には勝り、分子量の低い油性樹脂は浸透性においては勝っています。
  • 劣化等耐久性においては樹脂的には水性樹脂の方が優れていますが、紫外線カット効率は使用している顔料の種類、含有量により変わります。一般的に自然鉱物など無機顔料の方が有機顔料より耐久性は強いとされます。油性の自然系塗料は無機顔料を使用しているケースが多く、水性は無機と有機の併用が多いです。その理由の一つは、無機顔料の発色の悪さを有機顔料で補う為であり、自然系無機顔料塗料で冴えた赤や青、黄が無いのはその為です。
  • 耐侯性については標準工程をした場合、水性のワンダーウッドガードとガードラック ラテックス、油性のタフウッドステインカルデット、ワンコートオンリーなどは同ランクになり、2〜3年の間隔で再塗装のメンテナンスが必要となります。
  • ガードラック ラテックス、タヤエクステリア、ウッドステインプロテクターなどは程度の微差はあるものの4〜5年間隔の再塗装ランクになります。
  • また、造膜するタイプの塗装、アクレックス外部用クリアーウッドスキンコートを塗る事で耐久性はさらに伸びます。
    その他、浸透型で外部透明塗装を目的としたものに木肌美人ウッドステイン#240プラスなどがございます。
■屋内用塗料     屋内塗装のナビゲーションは >>> こちら

外部と違い屋内では塗料のレパートリーが多くなります。それは塗るものも多様になることばかりか、【希望の仕上がり】の欄でも上げましたが、仕上がり希望が多様化する為です。
浸透型であまり表面には塗膜らしい塗膜をつけない塗装、塗膜はつけるものの薄膜で木の表情を残した造膜塗装、木の表面に丈夫で厚い塗膜を付ける塗装、と様々です。当然ながら最後の厚い塗膜をつける塗装が一番耐久性能は上がります。
また、塗料の種類はやはり油性(溶剤型)と水性とに大別されます。
それぞれの塗料で上記の様に、塗膜のつけ方で耐久度が変わり、うす塗りよりは厚塗りの方が耐久性は向上します。
  • 浸透型塗料
  • 油性・水性でも浸透型は薄くしか塗れませんので、木の呼吸を止めないで湿気の吸収放散を妨げない利点はありますが、耐久性は一番下のランクになります。従いまして、この浸透型塗料は、日常的メンテナンスや定期的な塗り替えと切り離せない塗装である、ことを理解した上で採用していただく必要があります。
  • リボスオスモなどドイツ製塗料や日本製(エシャオリオ2・ネオグレーズ)などの油性オイルは、天然原料を成分に使用した塗料です。
    自然原料にこだわらず、より耐久性、塗膜性能の高い塗料を求める向きには、水性塗料のレパートリーがございます。ワンダー水性1液型アクレックス ネオステインなどの水性塗料はこれに該当します。ただし、水性2点は造膜型上塗り水性ウレタン(アクレックス木部用クリアーフレッシュアクアF)がありますのでこれを塗る事で飛躍的に耐久度は向上します。ただし、木の呼吸は止める方向に向かいます。
    また、浴室の木部(浴槽を含む)などにも塗れる耐久性、耐水性の高い塗料として木肌一番がございます。この塗料は木の呼吸性を維持します。
  •  
  • 造膜型塗料
  • 造膜型は塗膜の厚みで耐久性が変わります。水性塗料の造膜タイプはアクレックス木部用クリアーとフレッシュアクアFという業界を代表する水性ウレタンがございます。その性能は微差あるもののいずれも溶剤型に近づいた高性能を持ちますが、溶剤型と比較すると耐薬品性・耐溶剤性などで若干の性能が劣ります。それぞれの塗膜性能はこちら >>> アクレックス フレッシュアクアF
  • 溶剤タイプは1液型と2液型に別れ、使い勝手の良い1液型はEGジャストワンウレタンフロアーMがあります。2液型に比べると塗料の種類が少なく若干肉付きも劣りますので、鏡面にまで塗膜の厚みを持っていくのは大変ですが、同じ塗料を何回か塗り重ねる塗装には向いています。
  • 2液タイプは塗料の種類が圧倒的に多く、木目を活かす塗装や塗りつぶし塗装、うす塗りから鏡面まで自由自在な表現が可能です。木目を活かす薄塗り工程は >>> こちら
  • 木目を活かした鏡面工程は >>> こちら 塗りつぶし鏡面工程は >>> こちら
  • 仕上がりの耐久性能は膜厚にもよりますが、最終クリアー(フラット)自体の性能によっても左右されます。塗膜性能の一つ耐黄変性に関連して肉持ち・乾燥性の比較については >>> こちら

補修・塗り替え・メンテナンスにおける塗料選択  

【補修・塗り替え塗装】

補修・塗り替え塗装の場合は新規の塗装と違い、まず旧塗膜な何であるか、何を塗る事が出来るのか、を考えなくてはなりません。

旧塗膜が浸透型塗装の場合

浸透型塗料の補修・塗り替えは比較的楽に行えます。多くの塗料の場合、浸透型塗料を塗ってあって同じ浸透型を塗る際には、本格的研磨無しで上から塗り重ねが出来ます。下は塗って何年か経過して塗り直しのパターン例です。
また浸透型塗装から造膜して塗り替えしたい場合などでも塗料系を間違えなければ比較的安心して行う事が出来ます。下は塗って何年か経過して塗り直しのパターン例です。 旧塗膜が造膜塗装で塗り替えリフォームを行う場合

基本は、足付けの研磨を施し、旧塗膜と同じ塗料を塗り重ねることです。
しかし、実際には旧塗膜が特定できないケースや旧塗膜とは異質の塗料を塗り重ねざる得ないケース、などリフォーム現場では様々なケースがあります。
そんな場合に旧塗膜と塗ろうとする塗料との相性をみたり、下準備をどうするか、などを確認することは非常に重要な事になります。相性によっては塗り重ねをまったく受け付けないケースもあるからです。下にトラブルに関する記述のあるページをご案内します。
  • 補修塗装におけるトラブル 「はじき」については >>> こちら
また、うまく塗れたと思っても数日すると剥がれてきた、のでは取り返しが付きません。塗り替えにおいて発生するトラブルの一つ「はがれ」について記述のあるページを下にご案内いたします。
  • 補修塗装におけるトラブル 「はがれ」については >>> こちら
ご覧いただきました様に、造膜の旧塗膜を塗り替えるケースはリスクが付きまとうケースが多く見受けられます。広い面積を塗る場合はまず目立たない部分で塗ってみて、密着を確認してから広い面積に取り掛かる用心が大切です。上ののナビゲーションをお読みいただいて、塗り替えに不安を感じる場合には御連絡いただければと思います。

お問い合わせをいただく多くのケースは床などの旧塗膜が劣化、変色、はがれ等を起こし、張り替えるよりは塗り替えによってリフォームしたい、という場合です。
旧塗膜が何であるかお尋ねしてもなかなか特定出来ません。実際フローリングの塗装品は、ウレタン、UV、アミノアルキッド、水性など色々な塗料が工場ラインで塗られています。現場で塗られる塗料にしても油性ウレタン、溶剤系ウレタン(1液・2液)、水性、樹脂ワックス、オイル系など様々です。
最近多く出回っているUV塗装のフローリングや、現場で樹脂ワックスを塗られたケースなどは、足付け研磨をしても密着を確保出来ない場合が発生します。
現場でその旧塗膜が特定できない以上、確信を持って工事を進める事などできないこと、をまず理解していただきまして、塗り替えを進める場合は上記に書きました通り目立たない部分で密着テストをすること、なるべく密着性の良い塗料を選択する、などが対策となります。
  • 密着のテストとは、目立たない部分を実際と同じ様に#240程度のサンドペーパーで足付け研磨して、塗ろうとする塗料を塗って見ます。その後充分乾燥させ(乾燥が甘いと密着性が完全に出ません)、ガムテープやセロファンテープを塗装部分に押し付け、端をつかんで一気にめくり上げる、という方法のテストです。密着が悪ければ、塗った塗料の塗膜はテープの方に付いてはがれてしまいます。
  • 旧塗膜がある程度分かればそれと同じ塗料系を選択します。旧塗膜が判別できなければ、比較的密着性の幅がある水性ウレタン塗料をお勧めします。当店でお勧めする塗料といたしましては、フレッシュアクアFアクレックス木部用クリアーです。
壁の補修・再塗装
■水性エマルジョンペイントが塗ってある壁の再塗装
リボス/グラバシーラーを塗ってからリボス/デュブロンで仕上げる。壁(ビニールクロスを含む)がヤニ等で汚れていたり、ベニア等の木材の上に塗る場合は最初にIPバリアコートを2回程度塗って下さい。
■漆喰壁が汚れてきて補修したい場合
天然漆喰カルクウォール カルベを全体又は一部に塗布して補修する。漆喰が古い場合や、粉っぽい場合などは、ミネラル下地剤材を下塗りして下さい。
■ビニールクロスを漆喰壁に塗り替えたい
ビニールクロスの上から塗る希望の方が多くいらっしゃりますが、ビニールクロスの貼りの状態が悪い場合も多く見受けられますので、積極的にお勧めしてございません。
当店の漆喰は他の漆喰に比べ厚い漆喰壁を形成します。その為、他に比べ調湿効果、断熱効果、吸着効果などが非常に優れています。当店の漆喰は1メートル四方に重さで言えば2kg〜5kgもの加重が壁に掛かります。その為、たとえばビニールクロスに塗った場合などでは、クロスの接着が悪ければ、クロスごと崩れ落ちる可能性があります。
ですので、出来ればビニールクロスは剥がされてから漆喰の施工をされた方が無難です。
  1. クロスを剥がす
  2. 裏紙に水を拭きかけてから、ヘラなどで除去する
  3. 目地、ジョイント部などで不備あればガード2パテでパテ補修する
  4. 下地が汚れている場合にはIPバリアコートを2回程度塗る
  5. 漆喰下塗り材(ミネラル下地剤材)をローラーで塗る
  6. 漆喰(カルクウォール)仕上げをコテローラーで行う

■砂壁・土壁を漆喰塗りで塗り替えたい
ジュラク等の砂壁はボロボロ砂が落ちるようでしたら、スクレーパーで砂を落としてから塗り始める必要があります。また、土壁も同様に壁自体が崩壊しない状態か見極める必要があります。
上記のビニールクロスの場合と同様に脆弱な素地の状態は、素地ごと崩落する危険性があります。十分な強度を確認した上で施工に入る事が肝要なことです。
  1. 表面から落ちる砂や土はスクレーパーで削り綺麗にするとともに、素地に十分な強度があることを確認する
  2. 目地、ジョイント部などで不備あればガード2パテでパテ補修する
  3. 汚れがある場合はIPバリアコートを2回程度塗る
  4. 漆喰下塗り材(ミネラル下地材ローラーで塗る
  5. 漆喰(カルクウォール)仕上げをコテローラーで行う

【汚れ取り・ワックス掛け等メンテナンス】

植物オイル系の塗料メーカーでは、それぞれクリーナーとかメンテナンス用のワックス等を取り揃えています。
これらの植物系水性クリーナーや植物系ワックスは造膜タイプの塗膜のクリーナーやワックスとしても使うことが可能です。また、クッションフロアーやリノリウムなどにも使用可能です。



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