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カシュー塗料は下塗り用と上塗り用に分かれています。これらをうまく組み合わせて塗装工程が出来上がっている訳ですが、これから、用途別に塗装工程を組みながら塗料説明をします。

鏡面エナメル仕上げ文字通り鏡の様に平らに塗料が塗られている状態でペンキの様に木目が見えない塗りつぶし塗り=エナメル塗装)をしたい場合の工程。
1素地の調整作業

最初に塗ろうとする木材をよく観察してください。塗料が吸い込み易い部分(小口、切り口、逆目、つなぎ目など)があれ ば、そこにまず塗料をつめます。(ヘラに下地2号を少量付けて木に押し付けて余分な塗料はカキトリます)また、目の粗い材や導管の深い材を使用する場合は、「下地2号」を10%〜20%薄めて全体に刷毛塗りをして、その直後にヘラでカキトリしてカキトリ残した塗料は布で拭き取ります。この作業は「目止め」と言い平滑な塗面を作るのに大変有効な方法です。

使用塗料・・・
カシュ−下地2号
塗り方・・・パテの場合はヘラ付け
目止めの塗り方・・・カシューシンナーで10〜20%薄めてカシュー刷毛を使用し導管に擦り込む様に、最初は木目に対し直角に塗り、次に木目方向に塗ります。刷毛塗り後直ちにヘラでカキトリ、カキトリきれないで残った塗料を布で拭き取ります。余り強く拭き取りますと木目や逆目に充填した「下地2号」が取れてしまいますので、力を加減しながら拭き残しの無いようにします。

一晩経って乾いたら#240ペーパーで研磨して、平らにしておきましょう。

2中塗り(仕上げをする前の工程で平らな面を作る為の工程です)

使用塗料・・・
カシュー黒サフェーサー、カシューサフェーサー(ねずみ色)
サフェーサーの選択は、黒または黒っぽい仕上がりを目指す場合は黒サフェーサー、それ以外の明るい色調を仕上げる場合はサフェーサー(ねずみ)を使用します。

塗り方・・・
カシューシンナーで20〜30%うすめて刷毛塗りまたはスプレー吹き
1回塗って一晩経ったら様子を見ましょう。目がやせた様に見えたらもう一度塗ります。

3仕上げ前の研磨・・・#320からはじめて最後は#400ペーパーで研磨。当て木を使ってムラなく平らに研ぎましょう。

4さあいよいよ仕上げですが、仕上げに掛かるまえに、塗装物のほこり、研磨粉、手垢などキレイに拭き取りましょう。

仕上げ使用塗料・・・
カシューエナメル 「ネオクリアー」「クリアー」「淡透」「透」以外の色がエナメル(塗りつぶしの色)です。色とか艶を決めましょう。⇒色見本のページ 
塗り方・・・
カシューシンナーで15〜30%うすめて刷毛塗りまたはスプレー吹き
乾燥時間は黒、透で24時間、それ以外の色ですと48時間程度時間が掛かりますので、ほこりの付かない状態にしましょう。

なお、一度の仕上げ塗りで終了としないで、よりボリュームのあるふっくらとした仕上がりを求められる場合は、#400でペーパーをかけた後再度同じカシューエナメルを塗ることによって素晴らしい仕上がりとなります。

使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
素地
研磨
#240サンドペーパー
パテ
付け
カシュー下地2号・桧ヘラ
(目止めをする場合は省略可能)
下地2号をそのままヘラにとってヘラ付け 一晩 ヘラ付け
目止め カシュー下地2号・桧ヘラ 下地2号・・100
カシューシンナー・・10〜20
一晩 刷毛塗り後拭き取り
研磨 #240サンドペーパー 平らを確認しながら
中塗り カシュー黒サフェーサー又はカシューねずみサフェーサー
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシューサフェーサー・・100
カシューシンナー・・20〜30
一晩 刷毛塗り
スプレー塗り
中塗り2 カシュー黒サフェーサー又はカシューねずみサフェーサー
刷毛用又は吹き付け用シンナー
(表面の平らの状態が良ければこの工程は省略可)
カシューサフェーサー・・100
カシューシンナー・・20〜30
一晩 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #320→#400サンドペーパー 完全に平らの手触りを確認
仕上げ カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー 完全に平らの手触りを確認
仕上げ2 カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
(この工程は省略可能です)
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り

上記の工程ですと下塗りから仕上げまで4〜5日かかります。中塗りまでを2液性のウレタンを使用して時間を短縮する方法がありますので説明します。

1ウレタン塗料を使用した下塗り工程

ウレタン塗料はA液とB液を混ぜ合わせることで乾く塗料です。
乾燥も速いですが混ぜた塗料も半日で固まって使えなくなります。使う分量だけ小刻みに作りましょう。

使用塗料・・・
MDボードラップA液とB液
塗り方・・・
A液とB液を1:1(同量ずつ)混ぜて刷毛塗りかスプレー吹きします。A液とB液を混ぜて粘度が高い場合はストロンTXLシンナーで10%〜30%程度薄めて使用してください。小口など塗料の吸い込み易い部分は、先にその部分だけ刷毛塗りをしておくと良いでしょう。刷毛・スプレーガンともに使用後はよくストロンTXLシンナーで洗浄しておかないと固まって使えなくなります。

2ウレタン塗料を使用した中塗り工程

約三時間程で1の塗料は乾きますので、状態を見て表面のザラつきを#320ペーパーで研磨して、表面の研磨粉を取ってから1と同じように二度目の
MDボードラップを塗ります。

3カシュー仕上げ工程

四時間後に乾いた状態を見て、表面が平らになっていれば
前項カシュ−の4カシューエナメル仕上げに移ります。仕上げ前は#400ペーパーをかけて下さい。もし、完全に平らな状態でなければ2を繰り返します。

なお、一度の仕上げ塗りで終了としないで、よりボリュームのあるふっくらとした仕上がりを求められる場合は、#400でペーパーをかけた後再度同じカシューエナメルを塗ることによって素晴らしい仕上がりとなります。

使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
素地
研磨
#240サンドペーパー
下塗り MDボードラップA液・B液・ストロンTXLシンナー A液・・・・・・100
B液・・・・・・100
シンナー・・20〜60
3時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #240〜320サンドペーパー シッカリと研磨する
中塗り MDボードラップA液・B液・ストロンTXLシンナー A液・・・・・・100
B液・・・・・・100
シンナー・・20〜60
3時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー 平らを確認しながら
仕上げ カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー 完全に平らの手触りを確認
仕上げ2 カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
(この工程は省略可能です)
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り

ウレタン塗料とカシューサフェーサーの併用した工程

使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
素地
研磨
#240サンドペーパー
下塗り MDボードラップA液・B液・ストロンTXLシンナー
または
8号ストップシーラーA液・B液・ストロンTXLシンナー
A液・・・・・・100
B液・・・・・・100
シンナー・・20〜60
3〜4時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #240サンドペーパー シッカリと研磨する
中塗り カシュー黒サフェーサー又はカシューねずみサフェーサー
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシューサフェーサー・・100
カシューシンナー・・20〜30
一晩 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー 平らを確認しながら
仕上げ カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー 完全に平らの手触りを確認
仕上げ2 カシュー塗料エナメル各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
(この工程は省略可能です)
カシューエナメル・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
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木目を生かしたカシュー擦り込み仕上げを希望される場合の工程を説明します。
カシューには「ネオクリアー」「クリアー」「淡透」「」といった4種類の
透明な塗料があります。透明といってもカシュー樹脂の色がありますので、まったくのクリアーという訳ではありません。「」の色がカシュー樹脂本来の色で透き通ったあめ色をしています。左に行くほど色は薄くなり「ネオクリアー」が一番色の薄いクリアーです。
1素地研磨を#240で念入りに行ってください。素地研磨が綺麗に仕上がるかを左右します。
また、塗りつぶしの項でご紹介した「下地2号」を用いた「目止め」を行った上にカシュー透明塗料を塗っても構いません。その際は木目が若干カバ色に着色され、上塗りの「乗り」がよくなります。一晩経って表面に「下地2号」が残っていれば#320サンドペーパーで良く研磨して取ります。

カシュ−塗料の透(他の色や透に他の色を混ぜてもかまいません)を30〜50%うすめて木材に擦りこみます。
塗り方・・・ウエスをまるめてテルテル坊主の形にしたものを作り、薄めたカシュ−透を浸けたら木材に円を描くように押し付けながら擦り込んでいきます。刷毛で塗ってからウエスで擦りこんでも構いません。溜まったり塗りすぎた部分はきれいなウエスでふき取っておきましょう。

3一晩たって一回目の塗料が乾いたら、#400ペーパーで表面のザラつきを取ってから、2と同じ様に擦りこみ塗装を行います。ただし、2で余った塗料にカシュ−透を加えて少し粘度の濃い塗料の方が仕上がりが良くなります。表面の塗膜の張り方が良くなるからです。

4さらに一晩たって仕上がり具合を確認し、艶や肉付きが足りないと感じたら、3の工程を繰り返します。

使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
素地
研磨
#240サンドペーパー
素地
着色
水性ステイン各色の中から選択(この工程省略可) 水性ステイン・・・100
水道水・・・0〜50
1時間 刷毛塗り
スプレー塗り
目止め カシュー下地2号・桧ヘラ(目止め必要無ければ省略) 下地2号・・100
カシューシンナー・・10〜20
一晩 刷毛塗り後拭き取り
研磨 #320サンドペーパー 色をはがさない様に
中塗り カシュー塗料(ネオクリアー・クリアー・淡透・透の中から選択)
刷毛用シンナー
カシュー透明塗料・・100
カシューシンナー・・30〜50
一晩 刷毛塗り
後ウエスで拭き取り
研磨 #400サンドペーパー ケバをしっかり取る
仕上げ カシュー塗料(ネオクリアー・クリアー・淡透・透の中から選択)
刷毛用シンナー
カシュー透明塗料・・100
カシューシンナー・・20〜40
24〜48時間 刷毛塗り
後ウエスで拭き取り
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木目を生かしたカシュー着色透明仕上げを希望される場合の工程を説明します。
カシューには「
ネオクリアー」「クリアー」「淡透」「」といった4種類の透明な塗料があります。透明といってもカシュー樹脂の色がありますので、まったくのクリアーという訳ではありません。「」の色がカシュー樹脂本来の色で透き通ったあめ色をしています。左に行くほど色は薄くなり「ネオクリアー」が一番色の薄いクリアーです。
これら4種類のどれかを2〜3回塗り重ねるだけでも十分木目を生かした透明仕上げになりますが、下にご紹介する工程は着色ステインを使ったり、
二液のストップシーラーを使ったりした本格的なカシュー塗装の工程です。










けやき板のカシュー塗装
1 素地研磨を#240で念入りに行ってください。素地研磨が綺麗に仕上がるかを左右します。右写真、サンダーで研磨後、手でならし研磨しています。

2 素地着色をする場合は
水性ステインで着色します。この水性ステインは素地の部分的な色違いを補うと共に、仕上がりの色に深みを与える役目をします。刷毛塗りをしてムラになるようでしたら、刷毛塗りをしてからウエスで拭き取りを行うと綺麗に着色が出来ます。この素地着色の工程は省略してもかまいません。
右写真は
水性ステイン エロー100ccに対して水100cc加えて刷毛塗りをしています。この黄色が後の工程で色を重ねるにしたがってケヤキ色の深みを出します。この水性ステインは通常一時間で乾燥します。(湿度の高い時は乾燥が遅れます)
乾燥後にケバが立ちますので、#320程度のペーパーで色を剥がさないように手研磨します。

3 下塗りとして
8号ストップシーラーニ液のウレタン塗料)を塗ります。素地を固め、上塗りカシューの吸い込みを抑えてくれます。
使用塗料・・・ストップシーラーA液とB液
塗り方・・・A液とB液を1:1(同量ずつ)混ぜて刷毛塗りかスプレー吹きします。A液とB液を混ぜて粘度が高い場合はストロンTXLシンナーで10%〜30%程度薄めて使用してください。小口など塗料の吸い込み易い部分は、先にその部分だけ刷毛塗りをしておくと良いでしょう。刷毛・スプレーガンともに使用後はよくストロンTXLシンナーで洗浄しておかないと固まって使えなくなります。また、ストップシーラーにOFステイン(染料着色剤)を混ぜて、下塗りをしながら着色も同時にすることが可能です。
右写真は
ストップシーラーA液 100g
ストップシーラーB液 100g
ストロンTXLシンナー 100g
OFステイン ブラウン 5g
       の配合で刷毛塗りをしています。

4 約四時間程で3の塗料は乾きますので、状態を見て表面のザラつきを#320ペーパーで研磨して、表面の研磨粉を取っておきます。
ストップシーラーが吸い込まれて表面に余り残っていない場合、または肉持ちの良いカシュー仕上げを希望される場合は 3の工程をもう一度繰り返します。次のカシュー透明仕上げの吸い込まれが少なくなって良い仕上がりになります。

5 カシューの擦り込み塗りを行います。木の導管にカシュー塗料をシッカリ含ませ木目を美しく引き立たせる目的です。
右写真は赤みを加える意味で
カシュー/紅溜を100gに対してカシュー刷毛塗り用シンナーを100g加えて刷毛塗りをしています。シャバシャバですので刷毛さばきも楽に塗れます。

右写真の様に塗った直後にウエスを丸めたもので円を描く様に擦り込みながら拭きとっていきます。

6 拭き取り後に一晩乾燥した状態が右写真です。拭き取る手の力を加減することで薄っすらとしたカシュー塗料の塗膜が出来ています。この状態でも立派な薄塗りの擦り込み仕上げですが、今回はもう1工程加え艶のある仕上がりを目指します。

7 僅かにケバ、ホコリ等があれば#400ペーパーを力を加えず色のハゲを注意しながら掛けて下さい。
カシューネオクリヤー、クリヤー、淡透、透
の中から好みの色を選択して仕上げに移ります。他の色(たとえば紅溜や赤など)を混ぜて色を作っても良いでしょう。今回は
カシュー/淡透を使用し、カシュー刷毛塗り用シンナーで50%薄めて刷毛塗りをしました。

塗り方・・・
カシューシンナーにて20%〜50%薄めて刷毛塗り又はスプレー吹きします。一度に厚く塗らないようにしましょう。木目の導管部分が穴状にピンホール現象になる事があります。これは塗料の粘度が高すぎるのと一度に厚塗りをした為に起きる現象です。カシューシンナーでもっと薄めて薄く塗るようにすれば防げます。また刷毛ムラが出るようでしたら、刷毛で塗った直後にウエスで拭き取りながら擦りこめば刷毛ムラは無くなります。
右写真が仕上がりの状態です。カシュー/淡透の刷毛塗りっぱなし仕上げです。希望の肉付き加減でカシューシンナーの量は増減して構いません。
また、今回は水性ステイン/エローを使用しましたが左写真の別の色を下に塗れば仕上がりの色もそれに従って変化しますので、オリジナルの仕上げ色をお楽しみいただけます。
また、別のページ(ハンディーウレタンのページ)で紹介しておりますが、素地の着色の方法として、RフィラーとOFステイン又はリベラカラーを使用して「目止め着色」をする方法もございます。合わせてご覧下さい。                
使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
素地
研磨
#240サンドペーパー
素地
着色
水性ステイン各色の中から選択(この工程省略可) 水性ステイン・・・100
水道水・・・0〜100
1時間 刷毛塗り
スプレー塗り
下塗り 8号ストップシーラーA液・B液・ストロンTXLシンナーOFステイン(着色剤/必要に応じて) A液・・・・・・100
B液・・・・・・100
シンナー・・20〜60
4時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #320サンドペーパー 色をはがさない様に
中塗り ストップシーラーA液・B液・ストロンTXLシンナー
(表面の状態が良ければこの工程は省略可)
A液・・・・・・100
B液・・・・・・100
シンナー・・20〜60
4時間 刷毛塗り
スプレー塗り
研磨 #400サンドペーパー ケバをしっかり取る
擦り込み カシュー塗料(カシュー透明塗料やエナメル塗料の中から選択)
刷毛用又は吹き付け用シンナー
選択のカシュー塗料・・100
カシューシンナー・・50〜100
24〜48時間 刷毛塗り後ウエス拭き取り
研磨 #400サンドペーパー 色をはがさない様に
仕上げ カシュー塗料(ネオクリアー・クリアー・淡透・透の中から選択)
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシュー透明塗料・・100
カシューシンナー・・20〜50
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
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プラスチック・金属他へのカシュー塗装を希望される場合の塗装工程です。
1 塗ろうとするプラスチック・金属面の油・水分・埃等をよく取り除いて下さい。

スーパーマルチミッチャク剤を塗ろうとする物から15〜20センチ離して、厚塗りせず2回に分けてムラ無くスプレーして下さい。

3 20〜30分(20℃の場合)経ったらカシュー塗料が塗れます。
スーパーマルチミッチャク剤をスプレーしてから8時間以内にはカシュー塗装を始めて下さい。密着が悪くなる恐れがあります。

注意点 
低温時や高湿度の時は密着が悪くなる恐れがありますので、前もって塗装物を温めるか、塗装後に温めてからカシューを塗って下さい。下に密着素材を上げていますが、種類の違い等で密着の悪くなる場合がありますので、全体を塗り込む前に必ず密着を確認して下さい。

スーパーマルチミッチャク剤を使って塗装可能な素材
金属面-ステンレス・アルミ・亜鉛処理鋼板・クロームメッキ面・鉄鋼材・亜鉛引き鉄板・真鍮等
ガラス面、タイル・石面、プラスチック面-アクリル・FRP・ABS・PP・ポリカーボネート等

使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗装方法
脱脂
汚れ取り
アルコール・洗剤 表面の手垢、油等を良く拭いて取り除く
下塗り スーパーマルチミッチャク剤 そのままスプレー 20〜30分
8時間以内
スプレー
仕上げ カシュー塗料エナメル又は透明各色の中から選択
刷毛用又は吹き付け用シンナー
カシュー塗料・・100
カシューシンナー・・15〜30
24〜48時間 刷毛塗り
スプレー塗り
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ストロン2800クリアーを使用した工程例
ストロン2800クリアーはカシュー塗料と違いウレタン系の溶剤を使用しますので、塗る前にカシュー塗料が完全に乾燥しているか、確認が必要です。ストロンTXLシンナーを布に付け軽く拭いて色が取れたり、表面が溶けた感じになるようでしたらもう少し乾燥時間が必要です。低温の季節では極端に乾燥が遅れますので、場合により塗装物の加温も必要になります。
ストロン2800クリアーは無色透明なクリアーですので、下の色を変える事無くそのままの色彩で仕上げ塗りが出来ます。そして、乾燥時間が早い為短時間で硬度が出ますので
、塗装品の表面保護に威力を発揮します。
また、F☆☆☆☆適合品と同時に食品衛生法規格にも適合しておりますので、食器類、食品に触れる製品の最終仕上げに最適です。

使用する塗料 標準配合と注意点 乾燥時間 塗装方法
塗る前の状態 カシュー塗料の塗りつぶし仕上げ又は木目の見える透明仕上げの仕上がった状態 「完全乾燥」をしている事が条件になります。それ以前の場合チヂレが発生します。 完全乾燥
研磨 #500〜#600サンドペーパー 光っている部分の無い様にムラ無く研磨し、研磨粉は布で拭き取ります
仕上げ ストロン2800クリアー・ストロンTXLシンナー ストロン2800クリアーA液・・100
ストロン2800クリアーB液・・50
ストロンTXLシンナー・・75〜100
24時間 刷毛塗り
スプレー塗り
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次に刷毛さばきの要領について説明します。刷毛については漆のページでご覧に入れたように、カシュ−刷毛をご使用下さい。
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