【東北地方太平洋沖地震に伴うお届けの遅配について】
3月25日より東北地方の全域で「宅急便」の配達を再開いたしましたが、道路状況などの影響で、引き続き一部の地域で配達ができない状況にあります。

5月19日追記: 5月16日(月)より、岩手県、宮城県の集配エリアおよび取り扱い商品・サービスを拡大いたします。
          4月27日(水)より、岩手県、宮城県を発着する「宅急便」サービス取り扱いを拡大しております。
尚、メール便の配達地域は順次拡大中です。
詳しくはこちらを御覧ください。→ヤマト運輸






※商品の在庫について※

商品の在庫管理については、欠品が出ないよう気をつけて管理していますが、店舗で売れてしまったり、欠品が出てしまったりする場合がございます。
その場合は、お知らせをした上で、代品をご検討いただくか、一旦キャンセルさせていただく場合がございます。
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色のついた日は休業日となります。






1月18日から26日まで、おはりばこ店主夫婦の新婚旅行のため、おはりばこはお休みを頂きました。

二人が向かった先は、天竺、インド。店主は8年ぶり二度目、家内は初めてのインドでした。普段から着物で生活をしている私たちのことです、インドでももちろんずーっと着物!

インドのサリーに負けない、日本の民族衣装をインド人たちに披露してきました。
好奇心旺盛なインド人達は、興味津々で集まってきては絶賛してくれました。

インドも、自国の衣装に誇りを持っている素晴らしい国なのです。

リゾート地のゴアで数日過ごした後、飛行機でジャイプールにむかいました。ジャイプールは、更紗の末裔であるブロックプリントが盛んな布の街。

ブロックプリントは、木に彫られた型を使い、染料をハンコのようにして押して染めていく手法です。柄が増えればその数だけの木型が、色が増えればその数だけの染料が必要となり、色鮮やかな布が完成するまでとても根気のいる作業となります。世界中に広まったペイズリーを初め、和柄でもおなじみの唐草など、和の文様でもおなじみの柄がたくさんみられます。

アンベール城を観光した後に向かったのが、anokhi museum(アノーキーミュージアム)。
ここは、ブロックプリントの博物館でした。

アノーキーは、小さな工房が多いインドにあって、しっかりとコンセプトを定め、毎年新しいファブリックや服を発信しているアパレル企業です。

古典インド更紗の復刻を行っているかと思えば、大胆な現代的な色使いの布も意欲的に製作。
それらを使ったワードローブやインテリアも提案しており、お店はヨーロッパの旅行者や富裕層のインド人がショッピングをする、おしゃれな雰囲気です。

ヨーロッパはもちろん、日本でも非常に人気の高いブランドですが、日本に代理店がないため(おそらく)、国内では手に入りにくいのが現状です。

アノーキーの生地をみたとたん、なにか作りたい!という欲求がむくむくと湧いてきました。
更紗にも通じる新しいインド更紗を使って、今までにない和小物が作りたい!

これまで、おはりばこはオーダーメイドで製作するものを除き、着物の生地と西陣織以外の布で作品を発表したことがありませんでした。

どうせ作るなら、意外なもの、そして本物でないと!と思っていたからです。
それが、インドで見つかりました。

今回の企画は、生地の種類も面積も限られているため、数量限定、出来上がり次第アップという形を取りたいと思います。
どれも個性的で魅力的。インドの染の魅力に、おはりばこと一緒にどっぷり漬かってみてください。


インド更紗とは?

インド更紗とは、南蛮貿易時代にオランダの
東インド会社を介して世界中に輸出された
インドの染の綿布のことを指します。
日本では、古渡り更紗として大変貴重な
骨董品として扱われています。

当時インドの染色技術は、世界の中でも群を抜いており、
当時の大名や数寄者がこぞって蒐集し、袱紗や羽織、
着物に仕立てて伊達を競いました。
現在でも、井伊家がたくさんの古渡り更紗を所有しています。

更紗は日本の友禅染にも大きな影響を与え、
手法やテキスタイルは日本にも取り入れられました。



和更紗とは?

インドから渡ってきた更紗に影響を受けたながらも、
日本独特の文様を取り入れたり、日本人好みの
色柄を使ったりして、日本独自の更紗が
つくられるようになりました。

それらの生地は、大正・昭和初期には
布団の皮や、男性着物の合着として使われ、
現代にも多く残っています。
古布屋さんでたまに見かけますね。

そんな大正更紗に魅了された店主は、
20代より和更紗の収集に熱心になり、
更紗の着物を普段着にして楽しんでいました。



初めて扱う素材、ブロックプリント。着物の古布で作っていたときのようにすんなり行くとは思っていませんでしたが、やはりいきなりトラブルに見舞われました。

アノーキー以外で買ってきた生地は、スチームアイロンを当てただけで簡単に色が落ちてしまいました。色落ちを防ぐために、一旦洗ってみようかとも思いましたが、色止めされていない染の生地を洗ってしまうと、簡単に色が痩せてしまうおそれがあります。

そこで、すぐに染道具屋さんに走り、色止め剤を購入し、40Lの水の中に色止め剤と一緒に入れて、ザブザブ水洗い。なんとか色落ちは収まりました。

その他にも、裏新の厚さや裏地の種類などに工夫を凝らし、綿生地の風合いを損なうことなく製作出来るように工夫。限られた面積の中でどうしたら無駄なく取れるか・・・など、職人泣かせの材料になりました。

今回登場するのは、アノーキーから4種、名もなき染工場からは2種、合計6種類の生地です。
どれも個性的で可愛い物ばかり。

せっかくの可愛い生地を、番号や記号で呼ぶのはなんとなく寂しいので、おはりばこが勝手に文様から名前を付けました。
もちろん、おはりばこの勝手な命名ですので、アジア雑貨店などに言って「風の宮殿ください!」なんて言わないように。
きょとんとされますよ。