メンテナンス その3 チェーンのクリーニングと注油
自転車の中で一番汚れる部分、そのひとつがチェーンです。
たいていの人がチェーンで手やズボンの裾を汚した経験があるのではないでしょうか?
また、雨に濡れてそのままにしておくとすぐに錆びてしまいます。
すぐ汚れる部分ですが、さすがにそのままにしておくわけにはいきません。
むしろペダルを漕ぐ力を後輪に伝える大事な部分ですので、こまめなメンテナンスが必要です。
できれば1ヶ月に1回はクリーニングしたほうがいいでしょう。
もちろんたくさん乗る人はもっとこまめに注油しなおしたほうがいいのは言うまでもありません。
まずはチェーンのクリーニングから説明しますが、
クリーニング用のキットなど持っていない人はせめて注油だけでもしっかりやっておくことをオススメします。
用意するもの
今回用意するものは左のとおり。 |
バルビエリのチェーンクリーナーには標準でディグリーザーがついてきますが、もう使い切ってしまいました。
スペアのディグリーザーももちろんありますが、
今回のように他社のディグリーザーを使うこともできます。
このような商品もあります。 |
チェーンを洗浄する
クリーナーキットについている線に合わせてディグリーザーを注ぎます。 |
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チェーンを挟み込むようにしてセットします。 |
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クランクを逆回転させます。 |
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使用後のディグリーザー。真っ黒です。 |
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一通り終わったらチェーンに残ったディグリーザーをふき取ります。 |
さて、ここまでは言ってしまえば第一セットです。
チェーンがきれいになっただけでは不十分で、これにオイルをささなければいけません。
オイルをさすのを忘れるとあっという間にチェーンはさびますので、必ず注油も行ってください。
注油する
フィニッシュラインのドライテフロンルーブです。 |
オイルをボロ布(ウエス)にしみこませます。 |
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ボロ布でチェーンをなでるように、チェーンを回転させながらまんべんなくオイルを塗っていきます。 |
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スプレー式のオイル |
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必ず余分なオイルをふき取るようにしてください。 |
これで注油は完璧です。
しっかりとメンテナンスしたチェーンからは、きしむようないやな音が消え、それだけで走りが滑らかになったように思えるときすらあります。
定期的にクリーニング、注油を行うことは自転車をきれいに保つ方法のひとつですし、
チェーンの寿命も確実に延びます。
快適なサイクリングには欠かせない作業ですね!
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