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世界で初めて製品化されるフィンユールのデザイン
2015.10.16 New Release

STORY

家具の彫刻家と呼ばれる独創的な作品は、生誕100年を過ぎた今もなお、世界中に影響を与えています。
そして2015年、これまでもフィンユールの作品を復刻してきたデンマーク「アーキテクトメイド社」により、新たな作品が復刻されます。
世界的な会議場の為にデザインされたそのクロックは、素材としても価値の高い上質なチーク材を使用し、世界で初めて製品化されました。
作品のデザインや歴史、その背景までを含め、価値と魅力を感じながら共に時を刻んでいくことができる特別なクロックです。

#1. DESIGNER Finn Juhl(1912-1989)

アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーと共に、
デンマークデザインを語る上では欠かすことのできない「Finn Juhl」

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20世紀中期にあった北欧家具の黄金期。その時期に活躍したデンマークを代表する家具デザイナーであったフィンユールはアルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーと共にデンマークデザインを語る上では欠かすことのできない人物。彼の作品の魅力は、美しい曲線とその考え抜かれた完成美にあり、別名「家具の彫刻家」と呼ばれています。彫刻作品を思わせる彼の作品にみられる独創性は、他に類を見ることはできません。 1912年にデンマークのコペンハーゲンに生まれ34年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業した後、スネーカーマスター(技を極めた家具職人に与えられる最高位)のニールス・ヴォッダーの協力で、キャビネットメーカーの展示会に出展したところから彼の活躍は始まります。

1935年、建築家のヴィヘルム・ラオリッツェンの事務所に勤務し1940年にペリカンチェアを発表。42年には今でも有名でデンマークの観光名所にもなっている自宅フィンユール邸を手掛け、その後45年には独立した事務所を構えます。代表作であるチェア「No.45」をはじめ数多くの作品を発表し、50?52年にはアメリカNYの国連本部ビルにある信託統治理事会会議場を手掛けたことでアメリカは勿論、国際的な名声を得ました。現在は世界各地の美術館に永久コレクションとして作品が収蔵されています。

フィンユールが生涯をかけてつくりあげた
もっとも美しい家「フィンユール・ハウス」

2008年に一般公開がスタート。クラシックな白い建物の本館、アバンギャルドなザハの別館、シンプル・モダンなフィンユールハウスと、異なる3タイプの建物を見ようと、世界中の建築ファンが訪れるようになりました。フィンユールハウスは1942年、彼が30歳の時に建てたもので、建物、家具、カトラリーに至るまでデザインし、自身が「総合芸術作品」と絶賛する渾身の作でした。室内の色使い、外光の取り入れ方、家具の配置など、当時は斬新でしたが、少しずつとりいれる人が増え、デンマークのモダン・インテリアの主流になっていきました。

L字形の家の広さは約200平米、左にリビングと書斎、右にダイニング、キッチンとベッドルームがあります。玄関を開けると大きな窓の先には庭の芝生が見え、真っ白い壁は家具やアート、部分使いの青や緑などのウォールペイントが映えるように工夫されています。コーナーのベンチと観葉植物の置き方、大きな窓の位置など、全て計算されたディテールです。40-50年代に一斉に花開いたデンマークデザインを代表する邸宅デザインでありながら、その頃の主流であった量産可能な“みんなの家具”ではなく、熟練した家具職人とのコラボによる「彫刻のような家具」に拘りました。代表作の「チーフテンチェア(酋長の椅子)」、「FJ45」など、室内には当時のオリジナルが並んでいます。 人生のパートナーであり、創作の最大の理解者でもあった夫人に、自分が亡き後もこの家に住み続けてほしいと願ったといいます。

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#2 PRODUCT

世界で初めて製品化される
Finn Juhl(フィンユール)のデザイン

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「北欧デザイン」が世界的に脚光を浴び始める重要な時期に多くの作品を世に送り出し、重要な役割を果たしたと言われるフィンユール。主に家具デザイナーとして知られていますが、家具と空間の相互作用を熟知する建築家としても評価された先駆者でした。

素晴らしい作品の数々が多くの人に評価されたことは勿論ですが、世界に名を知られる一番のきっかけとなったと言われ ているのが50〜52年に手掛けたニューヨーク国連、信託統治理事会会議場です。イスやランプ、カーテンから壁板まで空間全てを手がけその全体の完成度の高さが彼を一躍有名にしました。そしてその会議場にシンプルながらも一際存在感を放つ時計が飾られています。これまで世界でニューヨークの国連にしかなかったデンマークデザインの傑作がこの度世界で初めて製品化され手にすることが可能になりました。

アーキテクトメイドの手によって製作

ARCHITECT MADEはデンマークのクラシカルで伝統的なデザインプロダクトを生み出し続けています。ミッドセンチュリーに活躍したポール・ケアホルムやフィンユール、クリスチャン・ヴェデル、ピーター・カーフのようなデンマークを代表する建築家やデザイナーのプロダクトを、素材や仕上げ、工房まで吟味したうえで現在も製造しています。シンプルで味わい深く、職人技術の詰まったプロダクトは北欧デザインと聞いて誰もが頭に思い描くようなあたたかさと、控え目な優雅さを合わせもっています。

ARCHITECT MADEの情熱は、デザインの形や構造の追及にとどまらず、ものを使い捨てる大量消費の文化から、時を超えて受け継がれていくものとなることに熱く注がれています。飽きる事なく眺められるデザインの数々は熟練した職人の手から生み出された後、更に3段階のクオリティーコントロールを経て、長年に渡って楽しんでいただける耐久性を身に付けて世に送り出されています。そして2015年。また1つの名作がARCHITECT MADEによって命を吹き込まれることとなりました。

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