安全靴のJIS規格について

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■ JIS規格について

JIS規格とは、日本工業規格(Japanese Industrial Standards)、日本の国家標準の一つ。
Japanese Industrial Standards
上記の各英単語の頭文字から、JIS(ジス)またはJIS規格(ジスきかく)と通称されています。
JISマーク

■ 日本工業規格(JIS)における区分

JIS T 8101 安全靴 ・ JIS T 8103 静電気帯電防止靴

安全靴は、「主として着用者のつま先を先芯によって防護し、滑り止めを備える靴」と定義されています。
「主として着用者のつま先を先芯によって防護し、滑り止めを備える靴」と共に、静電気が原因となる災害を防ぐ靴として静電気帯電防止靴がございます。


JIS規格合格品は、上記2種類(JIS T 8101 安全靴とJIS T 8103 静電気帯電防止靴)がございます。
JIS規格合格品商品一覧

甲被による種類

  • ・総ゴム製
    耐油性のあるものとないもの。
    ゴムの厚さや性能についても基準が設けられています。漏れ防止性の試験をクリアしなければなりません。
  • ・牛革製
    天然の牛革をクロム等でなめしたもの。革の厚さや性能についても基準があります。

作業区分による種類(記号)

  • ・重作業用(H)
    先芯の耐衝撃性能100J・耐圧迫性能15kN、表底のはく離抵抗300N以上あるもの。
    ゴムの厚さや性能についても基準が設けられています。漏れ防止性の試験をクリアしなければなりません。
  • ・普通作業用(S)
    先芯の耐衝撃性能70J・耐圧迫性能10kN、表底のはく離抵抗300N以上あるもの。
  • ・軽作業用(L)
    先芯の耐衝撃性能30J・耐圧迫性能4.5kN、表底のはく離抵抗250N以上あるもの。

付加的性能(記号)

  • ・耐踏抜き性能(P)
    くぎの貫通時の力1,100N以上あるもの。
  • ・かかと部の衝撃エネルギー吸収性(E)
    衝撃エネルギー吸収性20J以上あるもの。
  • ・耐滑性(F)
    靴底の動摩擦計数0.20以上あるもの。
  • ・足甲プロテクタの耐衝撃性(M)
    足甲部への衝撃を緩和する性能を有するもの。

【 例 】
商品ページの商品詳細に「JIS規格T 8101 S種 E・F」と記載して商品の場合は、JIS T 8101 安全靴の合格品で甲皮は革製、S種は普通作業用に適している、かかと部の衝撃エネルギー吸収性(E)と耐滑性(F)が優れているものとなります。

■ 日本工業規格(JIS)とJSAAの違い

JSAAについては、「一定の安全基準や耐久性」を満足する製品を供給することを趣意し、(公社)日本保安用品協会が制定している規格となり、基準を満たしたものだけJSAAとなります。それぞれを認定する機関と、製品の素材・区分や規格内容が異なります。

JSAA A種 = JIS規格 T 8101 S種
JSAA B種 = JIS規格 T 8101 L種
の試験方法により試験をいたします。

しかし、甲被の素材については、JIS規格は総ゴム製と牛革製を使用したものに限られます。JSAAの主な素材の人工皮革やビニルレザークロスは牛革に比べると耐久性は劣りますが、自由度が種類が豊富の為、JISと比べるとデザイン性が高くなります。

比較
JSAAについて詳しくはJSAAのページをご覧ください。

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