新品の羽毛について


『購入後、すぐに使用しても暖かくない』


『ふくらみが少ない』

そのように感じられている方、いらっしゃいませんか?
到着後、ケースから開けたばかりの羽毛布団は、狭いケースの中でダウンが圧縮され、その機能がしばらくは、眠ったままになっております。
そのため、羽毛布団の機能を目覚めさせるために下記のようなことをお試しください。


【1】そのようなダウンが、ふっくらと息を吹き返すように、しばらくはたたまずに広い場所に放置し、伸び伸びと広げておいてください。
もしくは、風通しのよいところで陰干しをしてください。

【2】ダウンが目を覚ますよう、時々ポンポンと羽毛布団をたたいてあげてください。

※このようにしても、完全に羽毛布団としてダウンが息を吹き返すまでには、場合によっては、一日・二日かかってしまうことがあります。

羽毛布団と毛布の使い方

『羽毛布団だけでは、軽すぎて・・・』

『毛布と一緒に使っているが、あまり暖かくならない』


そんなふうに毛布と羽毛布団を一緒にお使いの方は、以下の点にご注意ください。


▼なぜなら・・・
羽毛布団の機能の中心であるダウンは、活きています。
ダウンは、外気に合わせ、そして体温に合わせて暖かさを調整するように伸縮します。

この機能を十分に活かすためには、できれば毛布などは使用されず、羽毛布団だけを掛けてお使いいただけることをお勧めします。

その保温力を活かすためには、体に触れるように使われることをお勧めします。
このことから、(綿布団のように)

羽毛布団 (上)

毛布 (中)

体(下)


というふうに掛けてお使いになると、せっかく羽毛布団が暖かくなっても、その暖かさ保温力を体に伝えにくくなってしまいます。



「羽毛布団1枚だとどうしても軽すぎて・・・」

といった場合は、以下の順番でお使いになることをお勧めします。

毛布 (上)

羽毛布団 (中)

体(下)

「それでも寒くて・・・」

といった方もいらっしゃるかと思います。
上に重ねるだけが保温ではありません。
敷布団に敷く敷パッドや敷毛布を使用することで下から暖めて布団の中全体を暖めてみてください。
羽毛布団の保温力がさらに活かされてきます。
当店では、あったか敷パッドや敷毛布を取り揃えております。





羽毛の臭いの対処法


天然の水鳥の羽毛を使用しているため、新しいあいだは、羽毛に含まれる油脂分が元となり多少匂いがする場合がございます。

密閉状態で商品をお届けするため、特に開封直後は気になりがちです。
そもそも羽毛は水鳥から採取される天然素材でございますので、洗浄工程を経てもまったく無臭にするのは難しくなります。

においは、羽毛布団を使用する環境によっても大きく左右されることがあります。
多湿気の季節や場所、気密性の高い部屋などが例に挙げられます。

また、直射日光に長時間さらし続けると、羽毛のわずかな油脂分が溶けだし、においの原因となる場合もあります。

この匂いは使用して頂くうちに自然となくなりますが、気になる場合は、ふとんの中の空気をよく押し出してから数時間陰干しして頂くか、風通しのよい部屋の中で広げて頂くと、匂いは比較的早くなくなります。