バッグの取扱い・アフターケアについて about BAG BAGと仲良く暮らしていくために
保管方法
日頃の保管のやり方次第で、バッグの寿命は長くも短くもなってきます。
必ずお手入れの方法や取り扱いなどのページを見てから保管をして頂ければ万全ですね!(^o^)
以下に保管するときの注意点を簡単に挙げておきましたのでこれに沿ってしまっておけば、まず大丈夫だと思 いますよ!?
※あくまで保管方法なので、お手入れは忘れずに!!
バッグの上手な保管方法
   
1.必ずバッグを立てた状態で (。。)メモメモッ

2.中に薄紙などをつめて、出来れば乾燥剤を入れて型崩れしないように気をつけてください!
(防虫剤は×直接触れると変色を起こしやすい)

3.やわらかい布やネルや布袋にいれて(ポリなどビニール系は×)

4.まとめてではなく1本1本離した状態で(塩ビやエナメルなどの樹脂系は特に色移りします!)

5.直射日光を避けて湿気、ほこりが来ない風通しがいい所にゆとりを持ってしまってください。 (;´・`)> ふぅ.
 
特に梅雨時は、カビが生えやすいので、基本的には晴れた日に 通気がいい所で陰干しにしてお手入れをした後でしまってください。
また、押し入れやクローゼットは下の段ではなく天井に近い方に  しまった方が湿気が少なくカビが生えにくいですよ!
革で巻いてある口金やワクなどの金具類は、必ず布などを間に挟み 密着しないように!また、SDや持ち手な ども同じように布などでくるんで保管するようにしてください。
♪♪せっかく縁があってお客様の所に来たバッグです。
ながーくお付き合いできるように大切にしてあげてくださいね♪♪
お手入れ方法
バッグの寿命はお手入れ次第で長くも短くもなります。また、バッグも靴と同様毎日連続で、同じ物を使わずに時々休ませてあげることが大切ですね。
通常はまず、柔らかい布などでほこり等を落として、さらに金具などの部分の曇りを磨いた後に、素材によりクリ
ーナーや消しゴムなどを使ったり、ブラッシングをしたりするだけで十分でしょう。
(防水できる物は防水も忘れずに!)
それが終わったら、通気がよくて湿気が少ない所にしまっておきましょう。 
保管のやり方参照
一般的な
天然皮革
1. 簡単な汚れは消しゴムなどを使って軽く擦って取れば取れる事が多いです。
 
2. 専用のクリーナーを柔らかいクロスに少量だけつけてまず底の目立たない部分で試してみてから、少しずつ 落としていきます。
(革によってはクリーナーが染み込んで、シミになってしまう物もあるので注意してください)
 
3. 次にクリームを全体にムラなく塗って、革に栄養とツヤを与えていきます。
(塗り過ぎないように注意してください)
 
4. 乾拭きをして余分なクリームを取ってツヤを出していきます。
 
5. 外出前などは、防水スプレーなどで仕上げます。
水に濡れた時などは・・・・  Q&A参照
エナメル系
の革
まず光沢を維持する為に、できれば手袋をしてからお手入れをはじめてください。
 
1. 水で湿らせた布で汚れをふき取ります。
(エナメル革は他の革より水に強い為です)
 
2. 専用クリーナーで汚れを落とし・・
 
3. 専用のクリームで磨き上げると、ひび割れも防ぐことが出来ます。(ガラス系の革は水に弱いので、その場合は乾いたクロスを使ってください)
ヌメ革系
素上げ革
1. シミになりやすい革なので、はじめのうちに防水スプレーなどで予防策をとっておきましょう。
 
2. 専用のクリーナーを使い汚れを落とす。
 
3. 専用クリームで栄養を与える。
ヌメはシミになりやすいのでくれぐれもご注意ください。
起毛革
起毛革とは(スウェード、ヌバック、ベロア等のことです。)
 
1. これも新品のうちに防水スプレーで予防しておきましょう。
 
2. 起毛系の革は、他の革よりほこりがつきやすいので毛ブラシかナイロンブラシでこまめにブラッシングします。
(金属製のブラシは毛足が抜けるので汚れがひどい所以外は使わない方がいいでしょう)
パンクズなど使っても落ちたりするようですよ。
 
3. 汚れがひどい時には専用のスプレー式クリーナーなどでクリーニングしましょう。
爬虫類系
の革
1. 軽く毎回ホコリを落して、乾拭きをします。
 
2. 必ず専用のクリーナー等でお手入れをしてください。
合皮・
ビニール素材
1. 中性洗剤を薄めた物を柔らかいクロスに染み込ませてムラなく全体を拭いていきます。
(その前に消しゴムもOK)
 
2. 次に水だけで絞った布で拭き上げて、乾拭きして仕上げます。
ナイロン系
の素材
1. 防水コーティングしてある物が多いので基本的には水で絞った布で拭きあげるだけです。
 
2. 汚れがひどい時には合皮と同じようにして、ケアして防水スプレーで仕上げてください。
(これも消しゴムOKです)
天然素材
1. 防水スプレー等で初めから予防をしておく。
 
2. 汚れた場合は、消しゴムタイプのクリーナーで軽く擦るか、ぬるま湯で絞ったクロスでシミが残らないように色落ちに注意して叩いて拭いていきます。
※天然素材は色々な物がありますので、購入時のラベルや注意書きなどをよく読んでからお手入れをすることをお勧めいたします。
それとこれはすべてに言えることですが、シンナーやベンジンの使用は変色する可能性があるためやめておいた方が無難です。
いずれにしても、購入時に中に入っている仕様書や説明書、注意書きをよく読んでみるか、お店の人に相談してしてみるといいでしょう。

その他トラブル系(水に濡れた、カビが生えたなどなど・・)は、Q&Aをご覧になってください!
取扱について
☆革のバッグであれば使い込むうちに味が出てきて素晴らしい光沢と風合いになることもありますが、他の素材についてはお手入れ方法のところにも書きましたが、さまざまです。(^_^;)

バッグの金具は研磨してメッキをした物が多いですが、直接肌に触れたり、衣服に引っ掛けたりしないようにご注意ください。

バッグに極端に重い物を長時間入れたりしますと素材の強度が弱くなったり、糸ほつれの原因にもなりますので あまり入れすぎることのないようにしましょう。

かぶせのフタなどについている、マグネット式の金具の影響によってクレジットカード、キャッシュカード、定期や
キップまでもが使えなくなってしまうことがあります。なるべく近づけないように気をつけましょう。

以下素材別に書いてみました。参考にしてみてくださいね!_〆(。。)
■ 天然皮革(牛革、豚革、羊革、馬革、山羊革など)
革の素材はすべてが染色して仕上げてあります。水や雨や油などで 濡れたりすると、色落ちしてシミや水ぶくれになる場合もありますので 直接バッグに触れる衣服には、充分注意してください。

■ 起毛系革(スウェード、ヌバック、ベロア)
天然皮革と同様ですが、さらに摩擦などでも色落ちすることもあります。

■ 合成皮革
塩化ビニール(PVC)などの樹脂は、他の素材と密着すると色移りすることがあります。

■ ナイロン、レーヨン、ポリエステル系化学繊維
レーヨンは、水や雨などで色落ちしたり色移りしたりすることがあります。 また、裏地に使われることもありますので要注意。

ポリエステルは、摩擦などによって毛玉になったりすることがあります。 また、合皮同様、密着は避けてください。

ナイロンは、色落ちが少なく取り扱いがとても楽ですが、高温には弱いのでご注意ください。

■ 天然素材(綿、麻、ハンプ、他)
素材によりいろいろな色に染色をして仕上げていますので 十分に取扱説明書をよくお読みになってください。

■ 樹脂加工系の素材(ガラス、エナメルなど)
エナメルなどの樹脂加工系は合皮同様、色移りすることがあるので密着を避けてください。

ガラス素材はキズがつきやすく、また摩擦によりくもったような感じになってしまうこともあります。

◆ 全体的にソフトな自然の風合いを出した革やカラフルな天然素材などが染め方によっては色落ちしやすいようです。普段からある程度のケアをしてあげれば、色落ちすることも防げる事が多いですね。
(色が落ちたぐらいの方が味が出る物も多いのですが・・)


☆くれぐれも衣服(特に薄色のもの)に色移りしないようにお気をつけくださいね♪(*^0^)/~~~
お手入れQ&A
Q
革のカバンを濡らしてしまった・・・(T.T)
A 皮革は水分には弱いのです。水に濡れることにより、いびつな形に伸縮してしまいます。まず、水に濡れたら乾いたクロスなどで叩くように水分を取り除いて形が崩れないように、中に薄紙などをつめて風通しのいい場所で陰干しして乾かします。

コーヒーやジュースなどの場合は、水を含んだクロスで叩くように拭いたあとでやってください。色が内部まで入るとシミが取れなくなります。

※濡れた革は熱に弱いため暖房やドライヤーなど高温で乾かしてはいけません。

完全に乾いたら、革の中の油分がバラバラになっているため、専用のクリームを輪を書くように全体に塗りこんであげればOKです。

お手入れ方法参照

雨の日は、防水スプレーをしたバッグか他の素材のバッグを使った方がいいですね!

Q
カビが生えてしまった・・・・
A カビを見つけたら、やわらかい布で叩くようにふき取り防カビ効果の高いクリーナーを使います。

溝や縫い目に残っているものもブラシなどで完全に取り除き、乾燥剤を入れておくといいでしょう。

内部深くまで根が入ると跡が消えなくなるので、普段よりお手入れ保管取り扱いには充分気をつけてくださいね!♪(゚ー゚)(。_。)ウンウン・・・

Q
革のバッグにキズやしわが・・・・
A 小さいキズやしわなら、低温のアイロンを使って(直接ではなく必ず間に布を挟んでから)少しづつ直してみます。

キズの場合で、油分が多いバッグは少し油のついた指で軽くこするだけでも目立たなくなる場合もあります。

ただいずれにしろ、やりすぎるとその部分だけ色合いがおかしくなるのでほどほどにやった方が無難なようです。(^_^;)

Q
ファスナーが硬い、口金が硬い・・・・
A これはほんとによくお客様が持ち込まれますが、ファスナーやホックが硬い場合は、全体に軽くローソクを塗って何度か開閉すればだいたい直ってしまいます。

口金の場合は、もともとかみ合わせが悪い物もあります。

布を挟んで何回か開閉すれば直るものもありますが、お店でやった方が無難です。お買い上げのときに確認をしましょう!

 
◆ カビについて
  革は皮から製品にする過程において油脂系のものを含んで作られていて、バッグを使うとさらに汗や油、ほこり、アカなどが付着してそれが、カビの原因になってくるのです。

出来れば使った後は、お手入れをしてそれから保管をするという習慣をつけてもらえればカビは防げると思います。

長期間、次のシーズンまで保管したりする時は尚更ですね!

☆ カビは表面に少しあるぐらいならまだ大丈夫ですが、組織の中に張り付いて生えてしまった革の場合は、1度クリーニングしてもほとんどの場合また生えてくることが多いです。またシミにもなってしまいます・・・

カビはまず、発生する前の段階でこまめにお手入れをすることで防ぐようにしておくことがとっても大事なことですね!o(^o^)o