こんにちは。ネオナチュラル紫外線対策委員会、スタッフ相川です。
きちんとUV対策しているつもりなのに、ある日突然シミが・・・なんて経験はありませんか?
シミ、シワは日々の紫外線ダメージの蓄積が原因となるので、毎日使う日焼け止め選びが重要となります。
日焼け止めで逆に肌に負担をかけてしまうことがないよう、やってしまいがちな“落とし穴”にはまっていないか、チェックしてみましょう。
日焼け止めを選ぶ時の1つの指標として「SPF」や「PA」という値は気になると思いますが、数値が高いものを好んで選んでいませんか?もちろんその方がUVカットの時間は伸ばせますが、それだけ強い成分を使っているので、肌への負担も多くなります。
また、注意したいのはこの数値、肌にたっぷり塗った状態でUVカット効果を測定しているため、薄く伸ばしていたり、汗や水、摩擦などによって取れていってしまうと、効果は減ってしまいます。そのため、カット効果に関わらず、こまめな塗り直しが必要です。
つまり毎日強いものを塗って長時間過ごすより、なるべく肌に負担が少なくさっと塗り直しやすいものを、シーンに合わせて選ぶというのが重要となります。SPF値やPA値のそれぞれが示す値の意味や、数値に合ったシーンを一度見直してみてくださいね。
日焼け止め製品は大きく2つに分類されるのはご存知ですか?実は紫外線をブロックする成分が異なり、「紫外線吸収剤」「紫外線反射剤」のどちらを使用しているかで分けられます。
「紫外線吸収剤」は、一般的な日焼け止めの多くに使用されていて、紫外線を自らが吸収して化学反応を起して、熱や赤外線に変えて放出するというものです。使用感もよく、SPF値が40〜50といった高い効果が出せます。
しかし刺激が強く、敏感肌や乾燥肌の方は、顔が火照ったり、乾燥して荒れてしまう原因となります。
「紫外線反射剤」は多くが鉱物(ミネラル)などの天然成分のため、肌への負担は少なくなります。ただし、白浮きしやすく、伸びがイマイチなど使用感に課題があるものもまだ多くありますが、研究によって使いやすくなってきています。
この「紫外線反射剤」のみを使用しているものは“ノンケミカルサンスクリーン”や“紫外線吸収剤不使用”といった表示がされているので、参考にしてみてください。
汗や水に強いウォータープルーフの日焼け止めは便利ですが、ポリマーやシリコーンを使っているため、落とす時にはクレンジングが必要となります。この時合成界面活性剤が入ったクレンジングを使うと、肌のバリアの役割をしている菌(=皮膚常在菌)を減らしてしまいます。
つまり、ウォータープルーフのものを日常的に使っていると、落とす度に“菌”のバランスが崩れ、結果、肌のバリア機能が脆い、不安定な肌になってしまうのです。
ウォータープルーフは海水浴など必要なシーンのみにし、肌にやさしいクレンジングで落としましょう。そして、毎日使うものは石けんで落とせるものを選ぶと肌の負担も減らせます。また、日焼け止め自体に“菌”の邪魔をする合成界面活性剤や防腐剤などが入っていない、無添加のものを選ぶのもいいですね。
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