耕作放棄地の整備進捗報告

2018年05月10日

5月に入り、母袋有機農場は山菜の恵みの季節になりました。
クラウドファンディングで皆様にご支援いただいた耕作放棄地の整備も、4月から雪解けと同時に作業を開始し、かなり作業も進んで来ました。



ここでこれまでの作業の状況を一旦ご報告させていただきますね。
まず、今回のクラウドファンディングの対象の圃場は上段、下段の2面あるのですが、上段の圃場(A5と言います)は水田として今年から田植えできるように急ピッチで整備を進めました。

 ↓4月初旬の作業の様子



ただし写真の通り、想定した以上に石の量は半端なく、機械でも取り除くことが出来ない中途半端な大きさの石が多くて、最終的にはGWも返上し、スタッフ総出で人力でジワジワと地道に取り除きました。



 ↓これはGW返上作業の様子



 ↓ トラクターで土を起こしながら石を拾っていきます



連日の石取り作業の末、ようやくトラクターで耕すところまで完了!
地元の皆さんに加え、スタッフの皆もさぞかし筋肉痛に苦しんだでしょう。
しかし、何とか田植えも出来そうです♪
では写真で比較してみましょう~

 ↓今年3月 雪解け後、作業前


 ↓昨日整備完了後の様子♪


お~キレイですね~
まるでダイエット大成功した後のような美しいお姿です。

あとは堆肥を入れて何度か耕せば田植え出来ます。

そして下段の圃場(A6)の作業は、現在進行中で こちらはハーブや野菜を育てる計画ですが、まだまだ人手も時間もかかりそうです。

そしてもう一つ、今回のクラウドファンディングとは関係ないのですが、圃場の横に現在堆肥舎を建設中です。



この大きな堆肥舎を利用して、この農場の藁や籾、地元母袋の豆腐屋さんから出るオカラ、牛糞、雑草などを使って自家製の堆肥を作って利用していこうという計画です。
少し考えていた以上に大規模な設備になりましたが堆肥は有機栽培の基本。これからも良質なスキンケア素材を栽培し、よりよい製品を皆様にお届けできるように頑張って行きます。

このように圃場の整備はかなり進んでいますが、まだまだ取り除かないといけない石はたくさんありますし、別の場所の耕作放棄地の整備も行っています。
もしお時間があれば、是非皆様の手もおかしくださいね。

おまけに、お昼に地元の方から差し入れしていただいた山菜料理です。



コシアブラのお浸し
筍とニシンの煮付け
筍ご飯

さらに、タラの芽は作業の合間に友人が採ってきて天ぷらにしてくれました。

作業で疲れた身体に、しみじみ味わい深い! 恐ろしいほど美味しい!
いやあ、これだけで生きている幸せを感じてしまいます。

この美味しさは、やっぱり素材の違いでしょうか、、、

いや、真心かな。。。



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