■六価クロム
ネジにおいて、RoHS指令と関係深い物質として、「六価クロム」があります。
六価クロムは有害物質です。通常のクロムまたは三価クロムには毒性はなく、人間の体にも存在するものです。
六価クロムの有害性には、以下があります。
- 一定量以上の六価クロムの口径摂取は肝臓不全、血液不順の原因となり、死亡することがあります。
- 六価クロムは気化しやすいので、消化管や肺、皮膚などから体内へたやすく吸収さえる事より肺癌、胃腸炎、皮膚炎の原因となります。
- 長期接触により、吹き出物、水ぶくれを引き起こす原因となります。
問題視されている六価クロムを含む、主な表面処理には以下があります。
- ユニクロ
- クロメート
- グリーンクロメート
- 黒色クロメート
六価クロムの代替品として開発されたのが、「三価クロムクロメート」です。