額縁の選び方入門

「絵に合う額の選び方が分からない」
「インテリアに合う絵がなかなか見つからない」
「高価な絵は買えないけれど、壁に絵を飾りたい」
「写真や思い出の品を飾りたい」

趣味の絵や書、写真などを飾るのにピッタリ合う額縁選びに悩んでいませんか。
お部屋の壁に何か飾りたいと思いながら、自分の部屋に合う絵を捜すのが難しいと諦めていませんか。
高価な絵を求めなくても、自分のお気に入りの写真や子供の描いた絵などをフレーミングワーク(額装)することにより、ちょっとしたアイディアと演出によって、生活空間を豊かにすることができます。
額縁は飾る人のセンスや好みで自由に選んでいいのですが、慣れないと難しく感じるかもしれません。絶対的な決まりはありませんが、少し基本を知っておくとよいでしょう。
大切な絵画や写真・版画の価値をいっそう高めるのが「額装」の技術です。
主人公を美しく引き立てる「衣装」でもあります。枠であっても閉じこめるものではなく、主人公である絵画や作品が躍動するステージなのです。

額縁の種類と適用

まず、どんな額縁があるのか、代表的な額縁の種類と適用を表にしました。
多いようでも自分の用途に合ったものだけを知ればいいので簡単ですね。

額縁の種別 一般的な適用
デッサン額縁 『比較的厚みが薄い作品』を入れるための額縁です。
版画、水彩画、ポスター、書画、写真、OA用紙など
油縁
(油額縁、油絵額)
油縁(アブラブチ)と呼ばれることが多い、油絵用の額縁。
油絵以外にもハク製や絵皿など立体物の額装も可能です。
色紙額縁 色紙用の額縁です。スタンダードな木製のものから、重厚感のあるものやカラフルなものまで、多種あります。
ポスターフレーム ポスターなどの印刷物を展示・提示するためのフレーム(額縁)です。OAサイズにも対応しています。
賞状額縁 日本独特のサイズである賞状を入れるための額縁です。
規格サイズが様々あるので実際に測って確認してください。
フラワー額
押額縁花
ブリザーブドフラワー額
趣味の押し花の作品や、プリザーブドフラワーを額装するための額縁です。作品に合わせてオーダーもできます。
その他、和風額
掛け軸額(モダン掛け軸)
屏風額、朱硯屏
和にモダンなセンスと工夫を取り入れ、マンションや今時のお住まいでもマッチするようにデザインされています。


額縁の色の選び方

絵に使われている色から一色を額縁の色に選ぶ。

着物と帯の色を合わせるときのように、絵の中の色と額縁の色とを 合わせてみてはいかがでしょうか?
一般的に無難なことから、木地の色やブラウン色系の額縁がよく選ばれますが、オーソドックスすぎるきらいがあります。落ち着くけれど退屈かもしれません。
私たち日本人にはセンスには和装で培った大胆な配色センスがあるのですから、自信をもって冒険してはいかがでしょう。


モダンな白の額縁にはカラフルな絵を。

モダンな白い額縁はカラフルな絵やカジュアルな作品、お子様の絵などが良く会います。
重厚感や高級感はあまり感じられませんが、シンプルでモダン、スタイリッシュな若々しさが感じられます。 シンプルなインテリアのお部屋や、カジュアルなムードの空間には白の額縁が良く似合うでしょう。


意外に金や銀の額縁は万能に活躍。

金・銀の額縁は、作品に非常に高級感をもたらしてくれます。そして有り難いことに比較的どのような 絵でも良くマッチします。
気をつけるべきことは、特に金色 のなかには安ものっぽく見えてしまう色があるということです。せっかくの絵に金メッキを着せては絵を殺してしまいますので、金・銀の額縁を選ぶときには十分注意して 選んでください。


濃い色の額縁も幅広く使えます。

濃い色の額縁(黒っぽい色)は絵を引き締める効果があり、様々な空間の中で作品を際立たせ、存在感や高級感をもたらせて くれます。
白の額縁は壁や空間と同化することにより、作品が映えてきますが、逆に濃い色の 額縁は、壁と縁を切ることにより、より作品が強調されるのです。


額縁の構造と用語

額縁の用語には独特なものが多いですが、知っておくと安心してオーダーができます。 構造が分かっていると、コミュニケーションが容易で失敗がなくていいですね。

額縁の構造と用語