1日外を出歩くと、服にはありとあらゆるホコリが付着してしまいます。 土ぼこりから金属粉まで、目には見えないけど服の表面はホコリだらけ。 その上、このホコリは時間がたつと、繊維の中に入り込んでしまうという厄介もの。　 だからといって毎度クリーニングに出しては、生地に負担がかかるばかりです。 服を長持ちさせていなら、こまめにブラッシングをして、汚れやホコリを落としましょう。

	毛の流れの逆にブラシを当ててホコリをかきだし、その後に毛の流れに沿ってホコリを払い落とします。 基本原則は上から下にかけていくこと。肩からはじめ、胸・背中・両袖・裾の順番でブラシを掛けます。

	全体をブラッシングしてから、次は細部のブラッシングです。 思わぬところにホコリはたまっています。襟やラペルの裏側は、下から上が基本。ホコリをかき出すように何度もブラッシング。 大きく動かすのではなく、手首を回転させながら、小刻みに動かすのがコツ。

	ポケットの中袋や縫い付け部も徹底的にブラッシングする。 内側から手を入れてポケットをひっくり返し、徹底的にポケットの隅にたまったホコリを取り除きます。　払い終えたらフラップを出すことも忘れずに。

	ブラッシングのあとは、たてジワが出来ないように前ボタンをはずし、ボタンホールを上にしてハンガーに掛け、風通しのよい場所でスーツを乾燥させてください。 スラックスやスカートはジャケットと別に、スラックス用やスカート用のハンガーに吊るすと、乾燥もしやすく、またシワが伸びやすのでお薦めです。

・正しいハンガーの選び方は？ ・クリーニングから戻ったらどうすればいいの？ ・ジャケット用ハンガーのスラックスをかけるバーって　どうやって使うの？ ・洋服ブラシってどうやって使うの？