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結婚式マナーは、結婚披露宴に出席する際
さまざまな場面で問われるものです。
ご祝儀の額は? テーブルマナーは?
正式なあいさつができる?
お呼ばれの達人になるためのマナーを身につけましょう。 |
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乾杯のときに司会者から指示があれば立って、主賓に向かい乾杯をします。同席の人たちとの乾杯はグラスを合わせる必要はありません。グラスの脚の部分を持って、目の高さまで持ち上げる動作をすれば十分です。 |
乾杯の仕方 |
披露宴に限らず、いろいろな集まりの席で乾杯の場面は多いもの。アルコールが苦手という体質の人も、乾杯のときは形だけでも注がれたお酒を持つのがマナーです。最初のひと口だけいただいた後は、ノンアルコールの飲み物でOKです。 |
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基本的には食事のサービスをする係がいるので、同席の人のグラスが空になったからといってお酌をする必要はありません。とくに女性の場合は、その場の雰囲気で「気がついたら注ぐ」程度で十分です。 |
同席の人が、まだ食事をしていたり、スピーチの途中に中座するのは目立つこともあり、気まずいもの。料理の合間や歓談中なら失礼にはあたりません。戻る場合もタイミングを考えて係の人の指示に従って。 |
食事をしながらでも、スピーチを聞くという気持ちがあればマナー違反にはなりません。とくに友人の代表がスピーチをしているようなときは食事の手は休めて聞きたいもの。スピーチ後は拍手をお忘れなく。 |
お招きの席ですから食事中は、まず料理をおいしくいただくことが基本です。いくら喫煙したくてもデザートになるまでは待つこと。その場合でも、同じテーブルの人に許可を得てから、煙が人の方に行かないように気をつけながら喫煙するようにしたいものです。 |
外側から順番に、左右で対になっているナイフとフォークを使います。食事の途中でナイフとフォークを置くときは、フォークは背を上に、ナイフは刃を内側に、ハの字におけば、下げられる心配はありません。ナイフとフォークを右斜めに揃えれば、食事が終了した合図。食べきれなかった料理は、お皿の端に寄せてナイフとフォークを揃えれば、下げてくれます。 |
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口元についた汚れやグラスについた口紅は見苦しいもの。グラスの口紅や油の汚れは指先でそっとぬぐって、汚れた指はナプキンで拭きとります。ナプキンは2つに折った内側を使うと見た目をきれいに保つことができます。 |
和食の場合、箸づかいが一番のポイントになります。「いただきます」で、両手でていねいに箸を持ち上げ、箸先は4センチ以上は汚さないように食べるのが上級者。日ごろからの習慣が大切ということです。
たとえば、箸の先をなめる「ねぶり箸」、どれを食べようか迷う「迷い箸」、突き刺す「刺し箸」、おしゃべりに夢中になり、箸を振り回す、こんなお行儀の悪い箸づかいにはご用心。 |
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刺し身や天ぷらなどは、器を手に持っていただかない料理。それ以外の汁ものの椀やあえ物などの小鉢、刺し身用の醤油の小皿も手に持っていただくのが正解。器を置くときは、指をクッションにして音を立てないように。 |
スープやデザートなど、れんげを使う場面の多い中華のコースですが、スプーンのようにれんげを持つのはNG。正しくは、れんげの上の溝に人さし指を当てて、親指と中指で、れんげの柄の部分をはさむように使います。
中国料理の場合、器を手で持つのは正式にはマナー違反です。汁のある麺もれんげにのせて口に運びます。こうすればズルズルという音はしませんから。 |
立食の場合、いろいろな人と会話をするのも楽しみのうち。友達だけのグループでかたまったり、大きな動作や声で会話をするのは周囲の迷惑です。また、テーブルや椅子を独占するのもマナー違反なので要注意です。
料理を盛るのもひと工夫必要です。前菜、サラダ、メインディッシュ、デザートと料理の流れを意識して盛り、食べるのが、立食の上級者。
料理は食べる人の好みや、食べられる分量があるので、人の分まで取り分ける必要はありません。 |
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