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cosine

コサイン

はじまりは「素材を何とかして生かしたい」
という想いから誕生。

平成8年に同社の家具が'95グッドデザインほっかいどう商品に選定され平成11年には、「やまと」北の生活産業デザインコンペ銀賞を受賞そして、平成17年には、IFDA(国際家具デザインフェア旭川)2005においてゴールドリーフ賞 受賞作品「SORAHE」(ソラヘ)、2011「HARF CHAIR」を手掛けるなど、高度な加工技術とデザイン性をあわせもった、ワークショツプへと進化を続けてきました。シンプルなデザイン家具を主流に、デザイナーによるチェアやソファそして、アイデアが盛り込まれた多彩な家具を創り出す、株式会社メーベルトーコー。それは昭和48年1月に社員7名で産声をあげました。メーベルトーコーでは数多くのデザインコンペ受賞作品を製作し、国内外問わず作品の出展に力を入れてきました。それと同時に旭川の家具業界を引率してきた同社は、いまや世界中にも旭川家具の認識を広げるべく飛躍しています。
敷地内には荒削りされた無垢材や突き板が整然と積み上げられています。それらは道産のナラ材やカバ材、北米産やカナダ産のホワイトオーク、ホワイトアッシュ、ウォールナット、メープル、チェリー等いずれも選び抜かれた無垢材が並んでいます。そして、薄いもので0.3mm厚いものは1.0mmと数ミリ単位で様々な厚さがそろえられた突き板も、それらの厳選素材をスライスしたもの。また、挽いてみないとわからないわからない”丸太”は、最終的に自分達の目で確かめて仕入れるのです。そのように、良質な家具作りの第一歩である材料を選ぶことに”目利き”がとても重要になるのです。

木の癖は様々。
それを最後のかけらまで使い切る、
クラフトマンシップ。

小物家具といえども、多くの工程を経て完成。ぬくもりを感じる製品の数々ですが、シンプルな完成品からは想像も出来ない工程の数々。まずは木のクセを見抜き、色味(いろみ)合わせには使用する3倍もの材料を用意し、よく吟味した上で選定します。極端な節や傷は外しますが、えくぼ程度なら中芯や裏側に使ったり工夫します。そして職人の経験の元、製材に木取り加工を施し、コンピューター制御NCルーターへと加工を託します。穴の位置を正確に貫通し、最後は人の手で削り込む。手仕事には手仕事の、機械には機械のよさがあります。cosineのもの作りはそれらがうまく共生しています。

人を育てなければ、
永続的なものづくりができない。

ベテラン職人の中に混じってcosineのスタッフは若い職人も多いのが特徴。人を育てなければ永続的なモノづくりが出来ない。技術を引き継ぎ、後世に託すそんな社内文化が根付き、いつも新鮮な木製品ファクトリーがcosineの特徴です。職人は数を積み重ねて技術を習得するもの。「感覚」だけではなく「理屈」でも考える。技術の理屈が分かることで、道具の使い方から全て理解できるプロフェッショナル集団になり得るのです。
そんな同社には好評で不動の人気商品があります。その名は"ドレスラック"販売開始以来、1万個オーバーの販売実績を持ち、今でも年代問わず大好評です。それは、販売開始から職人から職人へ受け継がれてきた技術の継承がしっかりなされている結果です。

暮らしに寄り添う、
一生使える生活道具を作り続ける。

丹念に磨かれる木製品パーツにオイル塗装を施し、仮組み、検品、そして再検品作業を含めたパッケージ作業。これらの最終工程にもcosineの想いがたくさん詰まっています。同梱されている組み立て説明書も非常にわかりやすく、大切にしまっておきたくなりそうです。確かな製品をお届けする旭川家具の伝統を引き継ぎ、全国の皆様へお届けさせて頂きます。

株式会社コサイン

〒079-8453
北海道旭川市永山北3条6丁目2-26
ショールーム併設・旭川デザインセンターに一部展示

電話番号 0166-47-0100
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜日

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