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白玉入りフルーツポンチ
フルーツポンチ、なんだか懐かしい言葉のひびきです。子供の頃日曜日によく父がご飯を食べに連れて行ってくれたのですが、一番の楽しみは、食後のチョコレートパフェやプリン・ア・ラ・モードでした。でも、フルーツポンチは小学生だった自分が作っていた記憶があります。
春らしい日差しに誘われて、なつかしくて春色のデザートを作ってみたくなりました。フルーツポンチはリキュールを入れる場合もありますが、お子さんでも食べられるようにアルコール抜きのはちみつ入りシロップにしました。もうすぐひな祭り、お子さんといっしょに作ってみてはいかがでしょう。
※大人用には取り分けてからさくらんぼのリキュール、ジンジーニャを少し加えるのもいいですね。
作り方
- 小鍋にシロップの砂糖と水を入れて火にかける。砂糖が溶けたら火を止めてはちみつを加えて混ぜ冷めるまで置く。
- 果物を食べやすい大きさに切って容器に入れ、シロップをかけて冷蔵庫で30分程冷やす。
- ボウルに白玉粉を入れて水を大さじ3加えて練る。少しずつ水を足しながら耳たぶくらいのやわらかさになるまでよく練る。
- 白玉を丸めて指で少し押しつぶし、たっぷりの熱湯に入れてゆでる。浮き上がってきたら水にとりざるに上げる。
- 器に白玉と冷やした果物を盛り合わせてシロップをかける。
レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。