ここでは、みなさんから寄せられた主だった質問の回答を掲載しております。ここに掲載されている内容以外にご質問、お問い合わせ等がございましたら、お客様相談室までお気軽にご連絡ください。
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材料について操作について作り方についてでき上がりについて
 





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取扱説明書に書かれている分量より多い(少ない)量でパンは作れないのでしょうか?  
量が多いとパンがパンケースからあふれる場合があります。量が少ないとうまく焼き上がらない場合があります。取扱説明書どおりに作りましょう。  



スキムミルクのかわりに牛乳を使ってもかまいませんか?  
牛乳を入れた分だけ水を減らしてください。ただし、牛乳が変質することがありますので、タイマーでは使用しないでください。全量を牛乳でつくるとふくらみが小さく硬いパンになります。水の量の1/2くらいまでが適量でしょう。  



マーガリンのかわりにバターを使ってもかまいませんか?  
かまいません。ただし、マフィン風のように多く使用する場合は、あらかじめ冷蔵庫から出し、やわらかくしてからお使いください。  




国内産のドライイーストの代わりに、外国産のドライイーストを使ってもかまいませんか?  
外国産のドライイースト(例えばフェルミパン等)は発酵力が強いので、パンがうまくできません。必ず予備発酵のいらない国内産ドライイーストをお使いください。  




イーストっていったいどのようなモノなのですか?  
イーストは、植物系の微生物の一種で、イースト菌というものです。糖分を栄養源として増えていきます。イーストにとっての適温は28℃〜32℃です。38℃前後を越すと機能が低下し、60℃以上になると死滅し始めます。
イーストには「生イースト」「ドライイースト」「予備発酵のいらないドライイースト」の3種類あります。パン焼き機では「予備発酵のいらないドライイースト」を使います。当社では、いちばん一般的で、スーパー等で良く見かけられる「日精製粉のスーパーカメリア」を基準にしております。
 




水温調節がうまくできず、なかなかうまく作れないのですが、タイマーでなく、すぐに作る場合、水温はどのような式で計算したらよいのでしょうか。  
水の温度は室温23℃のとき水温20℃が基本です。(このとき粉は室温です)
室温10℃以下のとき 水温約30℃
室温15℃前後のとき 水温約25℃
室温20℃前後のとき 水温約20℃
室温25℃前後のとき 水温約10℃
室温30℃以上のとき 水温約5℃
室温30℃以上のときは粉も冷蔵庫に入れて冷やしてください。
途中の室温の変化などで生地の状態も変わってきますが目安にしてください。
 




ホームベーカリーでパンを焼く時、バターは固まったまま入れるのですか?それとも、溶かしたりするのでしょうか?  
固いようでしたらしばらく常温に戻す程度で、特にあたためる必要はありません。練りの時間内に混ぜ込めるはずです。溶けたバターやマーガリンを使用するとパンがふくらみにくくなりますので、あくまでペーストの状態で使用することをお奨めします。  




パン焼き機で天然酵母は使えないのですか?  
天然酵母は天然の食物(レーズン、穀物類)を発酵させて作る酵母です。使用するためには、元種を2〜3日間かけて作り、パンに入れて使用します。パンの出来具合は元種の種類や出来、また、室温や湿度などの環境によって影響されます。ホームベーカリーでは発酵状態を見ながらパン作りの工程を調整できないので、天然酵母の使用はできません。  




スキムミルク大スプーン1+水190ミリリットルのレシピに対して牛乳を使った場合の水の量と牛乳の量を教えていただきたいのですが。  
スキムミルク1杯は牛乳70mlに相当します。食パン1斤の場合「牛乳70ml+水120ml」でお願いします。
※牛乳には約10%乳脂肪などの固形分が含まれています。
70ml程度使う場合はそれほど調整する必要はないのですが、水分の全てを牛乳に置き換える場合は牛乳の量を10%ほど増やしてください。

(例)1斤の場合「水190ml→牛乳210ml」
(注意:水分の全てを牛乳に置き換えるとパンの焼き色は濃くなります。でもコクがでます。)

 

 





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なぜ16時間しかセットできないのですか?  
材料が変質したり、パンのでき上がりが悪くなることがあるからです。特に夏場はタイマーの時間を短くセットしてください。  


なぜ「スイートパン」、「マフィン風」、「生地づくり」、「中華まん生地づくり」「ジャム」ではタイマーセットができないのですか?  
生地が変質したり、発酵しすぎたりすることがあるからです。  


なぜレーズン、野菜、卵、牛乳を入れてタイマーセットができないのですか?  
野菜、卵、牛乳などの入ったパンは腐敗することがあります。レーズンの入ったパンは粒がつぶれて充分に膨らまないことがあります。  


週に何度も1.5斤の食パンを焼いていると電気代って月にどのぐらいになるものですか?  
食パン1.5斤焼き色ふつうを月に20回焼いたとすると電気代だけで約126円です。
また、室温が低いときは消費する電気量は多くなります。焼き時間が長いコースも多くなります。
 

 




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材料を入れる順番があるのはなぜですか?  
タイマーを使うとき、運転する前にイーストが水に触れると発酵が進んでしまい、パンがうまくできない場合があるからです。  


夏場に冷水(約5 ℃)、冬場にぬるま湯(約30 ℃)を使うのはなぜですか?  
生地の発酵温度は28 ℃前後が適当です。夏場は生地の温度が高くなるので冷水を入れ、冬場は生地の温度が低くなるのでぬるま湯を入れます。
※材料の温度について
夏場など室温が高いとき(28度以上)は、パンのでき上がりが悪くなるので必ず冷水(約5度)を使い、粉などの材料も冷やしておきます。また、冬場など室温が低い(約10度以下)ときは、ぬるま湯(約30度)をお使いください。
 


横長のホームベーカリーを使用していますが、タイマーセットの場合、どうしても四隅に粉や、バター類が固まっていて、全体に混ぜ込まれないのですが、良い方法はありますか?  
バター類はバターナイフなどで崩してから、羽根の近くに置いてください。
パンケースが横長の形状のため粉が残りがちです。タイマーの時は粉をパンケースに入れる前に
四隅を濡らすと少しはいいかもしれません。このときイーストは濡らさないように気を付けてください。
 


プレーンなパンしか焼いたことがないのですが、チョコチップ入りのパンに挑戦したいと思います。その場合メニューはソフト食パンですか?それともスィートパンどちらがいいんでしょうか?  
スイートパンコースを選んで焼いてください。スイートパンコースは糖分や油脂分の多い生地を焼くのに適しています。
スイートパンと食パンの基本レシピの違いではスイートパンの方が砂糖やマーガリンの量が多く、卵・薄力粉が入っていてよりふっくら焼き上がります。
 

 




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パンに変なにおいがつくときがあるのはなぜですか?  
イーストの量が多過ぎたり、古い小麦粉やにおいのする水を使うとパンに変なにおいがつくときがあります。  


パンの内部に大きな穴があるのはなぜですか?  
ガス抜きのときに気泡が1か所に集中してしまう場合があり、そのまま焼かれてしまったためです。ただし、味には変わりありません。  


いつも中は軟らかいのですが外側がカリカリして皮が硬いのです。ふくらみは悪くないような気がしますが、どうしたら良いでしょうか?  
パンは生きものなので室温、材料の質、計量誤差、タイマー設定時間、粉の種類、イーストの種類などで、高さ、形、焼色が変わります。  


発酵過多、発酵不足になるとパンはどのようなになるのですか。  
発酵過多…パンは大きくなりすぎるか、つぶれて凹んだパンになります。
発酵不足…パンは小さくなります。

  発酵過多のパン 発酵不足のパン
特 徴
  • パンが大きくなり、ベレー帽状になる。フタに付くほど大きくなることもある。
  • 炭酸ガスが抜け、パンがつぶれて小さくなることもある。
  • アルコール臭が強い。
  • 焼き色が淡い。
  • すだちが不均一で粗い。
  • すだちが不均一で粗い。
  • パンが小さく、重い。
  • 焼き色が濃い。
  • パンの上部に亀裂が入っている。
  • すだちの膜が厚く、その形は丸い。
原 因
  • 水温、室温が高かったために、生地温が高くなった。 
  • イーストが多かった。
  • 砂糖が多かった。
  • 水の割合が多かった。(粉が少ない、または水が多い。)
  • 水分の多い材料が多く入った。(にんじん、かぼちゃ等)
  • 水温、室温が低かったために、生地温が低くなった。 
  • イーストが少なかった。
  • 砂糖が少なかった。
  • 水の割合が少なかった。(粉が多い、または水が少ない。)
  • 水分の多い材料が少なく入った。(にんじん、かぼちゃ等)
対 策
  • 室温が高いとき(28℃以上)は冷水(約5℃、冷蔵庫の水)を使います。
  • 材料の計量を正しく行ないます。
  • 計量スプーン、秤を使い正しく計量しましょう。
  • 特にイーストは少量でも発酵に大きく影響しますので注意して計量してください。
  • 室温が低いとき(10℃以下)は温水(約30℃)を使います。
  • 材料の計量を正しく行ないます。計量スプーン、秤を使い正しく計量しましょう。
  • 特にイーストは少量でも発酵に大きく影響しますので注意して計量してください。