>> かんたん!手づくりパン教室(バックナンバー)
11月といえば、お芋堀りの季節ですね。お店にも沢山のブランド芋も並び始めました。ふかしたお芋に飽きてきたり、焼き芋が余った時に是非作ってみてほしいパンのひとつです。焼き上げが難しそうなイメージがあり、なかなか手が出せない方が多いフランスパンですが、時間をかけて発酵したり、簡単な蒸気焼成を用いれば家庭でもパン屋さんに負けないフランスパンを焼くことができます。お芋は高温で焼くことで甘みを増すため、焼き芋を使用していますが、甘く煮たお芋を使ってもよいと思います。中にチーズを入れて焼き上げてもおいしい生地ですので、アレンジを楽しんで頂きたいと思います。使用しているMKホームベーカリーは HB-100です。
材    料
フランスパン専用粉(パリジェンヌ)
200g
3滴
10g
ドライイースト
小さじ1
ぬるま湯

120cc

砂糖
小さじ1
黒ゴマ

20g

小さじ1/2
焼き芋(皮を取ったもの)
140g
レモン汁
3滴

さつま芋をアルミ箔で包み220度のガスオーブンで20分程焼きます。あら熱がとれたら皮をむき、1センチ角に切りそろえておきます。水分が飛んでしまわないよう、ラップなどをかけておきましょう。
2
MKホームベーカリーのパンケースに粉を入れ、片側に砂糖とドライイースト、反対側に塩をいれます。ぬるま湯にレモン汁を混ぜドライイーストめがけて入れます。
生地作りコース10分でスタートさせます。
その後バターと黒ゴマをいれ、5分まわします。
そのまま1時間ほどベーカリーの中で発酵させます。
3
軽くガス抜きし生地を再び丸めなおし、パンケースに戻して、45分程発酵させます。乾燥しやすいので、パンケースに固く絞ったふきんをかぶせてから蓋をしめるとよいと思います。
4
軽くガス抜きして、スケッパーで4等分して生地を丸めます。生地が乾燥しないよう固く絞った濡れフキンをかぶせ15分生地を休ませます。(ベンチタイム)
5
ベンチタイムが終了したら生地を裏返して楕円形に生地を伸ばします。中央に切った焼き芋を並べ、上から1/3を折り返し、下から1/3も折り返してなまこ型に整形して、綴じ目をしっかりとくっつけます。天板に並べて固く絞ったふきんをかけたら、2倍になるまで生地を発酵させます。(2次発酵)
6
オーブンを220度に余熱します。お湯を沸かしておき、耐熱カップに入れてれておきます。
生地に2本クーペを入れます。余熱が終わったら生地にたっぷりと霧吹きし、隙間に耐熱カップをおきます。オーブン庫内にもたっぷり霧吹きして、すぐに生地をオーブンに入れます。220度のオーブンで17分で焼き上げます。
プロフィール

●名前:比留間ゆき

●埼玉県和光市にてパン教室(Levians)を開催。

●教室だけで終わるパン作りではなく、家でも焼いてもらおうと、なるべく手に入りやすく、無添加の材料を使っています。

●生地作りはベーカリーを使い、後は生徒さんと手作りを楽しんでいます。

●ホームページURL:http://www37.tok2.com/home/levians/

●メールアドレス:levians@hotmail.co.jp



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