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中央宝石研究所発行情報誌「Gemmy 157号」にて(2010年11月24日発行 ) 2010年度宝石学会よりバーマイトについての記事が紹介されました。 【その資料はこちらからご覧いただけます】 |
◆バーマイトとは |
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バーマイトとは、ビルマ(ミャンマー)産琥珀のことで、日本語で「死の谷」を意味するフーコンバレーという地域から採掘されます。 ミャンマー北部・カチン州のタナイにあるエーヤーワディー川を船で渡り、さらに象に乗って進んだ奥地にあります。 フーコンバレーはその名の通り、生い茂る原始林で昼も暗く、「幻の琥珀」とも形容される宝物が眠る秘境です。 バーマイトの産出量は年間数トンとごく僅かで、年間数十トン産出されるといわれるバルチック産やドミニカ産に比べ、産出量の差が非常に大きく希少な琥珀です。 採掘ができるのは乾期のみで、重機を使わず原始的な掘り方での採掘です。 しかも産出されたバーマイトのほとんどは中国に輸出され、多くが薬用・香料などに使われる為、装飾品に使われるものは非常に少ないのが現状です。 |
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バーマイトは、まだ恐竜が生きていた頃、 6500万年前、大隕石が衝突して恐竜はじめ多くの生命が絶滅したとき、インド大陸は約4000万年前、アジア大陸と衝突して約2500万年前 それよりもはるか前にできた琥珀が |
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通称ワインレッドと呼ばれる濃赤色から褐色のものが多く、一般的な琥珀に比べてかなり赤いのが特徴です。 バーマイトの中でも蛍光性の高いゴールドカラーのバーマイトがこの度、日本の鑑別機関に鑑別していただいた結果「ブルーアンバーである」という証明をいただくことができました。 |
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年間数トンと採掘量が少なく、今後もおそらく大規模な採掘はされないことが考えられます。 |
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仏教の教えでは仏の国(極楽浄土)には七宝の木々が生え、七宝の池があり地も建物も全て七宝で作られた華やかな世界であると説かれていることからも、仏教の世界で珍重された宝石類とこれらを使った工芸品類は当時の貴族の憧れであったことが想像されます。 |
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上記で少し触れましたがミャンマー産琥珀から発見されたキノコは世界最古のキノコです。
弊社はこの稀少な琥珀を幸運にも入手することが出来ました。 食卓に上る身近な存在のキノコ、その祖先の姿が暖かい琥珀の衣に包まれてタイムトラベルしてここに存在しています。
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ミャンマーの琥珀研究所及び採掘者から正確な現地情報を入手し、処理をしていない天然のバーマイトのみを取り扱っております。 日本の鑑別機関「中央宝石研究所」にて弊社の複数のバーマイトを分析していただき、信頼のおける結果報告書をいただいております(2010年1月)。 虫入りバーマイトについてはイギリスおよびアメリカのミャンマー産琥珀に詳しい専門家に研究していただいたところ、大変希少なものが発見されました。 また、日本ではほとんど知られていない採掘現場の写真や最新情報なども入手可能です。 |
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