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最終更新日:2007/04/05 |
薪ストーブオーナーのあいだで超人気のグレンスフォシュブルークスの斧(アックス)カタログです。
グレンスフォシュ ブルークス 製作所
スウェーデンの首都ストックホルムから車で北へ4時間、ヒューディックスバルとスンズバルとの中間地点、ヘルシングランド地方にグレンスフォシュがあります。
ヘルシングランドはなんと美しいところ! グレンスフォシュブルークスを訪れた人は、まずその美しさに感嘆します。グナルブとベリシェーの間を走る曲がりくねった道路に沿って、緑につつまれた渓谷や湖、美しい山々が広がり、馬や羊が草を食む牧場には赤色の家や納屋が点在します。
ふと標識が目に入ると、そこはグレンスフォシュブルークス。わき道を入り、木造の家々とリンゴの木々が立ち並ぶなか、流れの速い小川のかたわらにグレンスフォシュブルークスの製作所があります。
周囲のコテージよりやや大きめの建物は、増築を重ねてきたことが一目でわかります。
旧屋側の木製ドアをくぐり倉庫と食堂、そして旧式の事務所を通って、やや新しい離れの仕事場へちょっと身をかがめて入ると、稼動する大きなはずみ車が目に入り、リズミカルな鍛冶作業の音が聞こえてきます。グレンスフォシュブルークスの斧ができるまで
鍛錬用ハンマーの横にある1,200℃を超えるかまどの中で熱されるスチール棒。スチールの温度は職人が視覚で判断し、黄色がかった赤銅色になると、適温に達したとみなされます。焼けたスチールは適当な大きさに切断され、ここから鍛錬用ハンマーを使った処理が始まるのです。
職人は熱いスチールをうまく扱い、四角いスチール片はゆっくりと斧頭へと変身していきます。グレンスフォシュブルークスの「ラベルと社印」、そして職人のイニシャルが刻まれると、斧頭はじっくりと吟味され、吊るして冷やされ、一連の作業が完了します。
鍛冶作業所のすぐ隣の部屋は「研ぎ部屋」。ここでそぎ縁を研磨し(削ぎ)強化した後、目の細かい石で研磨し、ホーン(微粒状の砂岩)で研ぎ、さらに磨きをかけて刃に適度な斜角をつけます。第一段階である鍛冶作業と研ぎ作業が終わると、斧頭の下側、刃の部分を820℃に熱して強化し、冷たい流水で素早く冷やします。その後、斧頭はさらに195℃のかまどで60分間熱され強化されます。こうすることで鍛冶作業と強化の工程で発生するスチールのひずみがなくなり、刃の先端部分は十分な硬度を持ち頑丈になります。この先端部分の硬度が計測され(57ロックウェルC)、職人は大きなハンマーで縁の角を叩いてそれぞれの頭の質を評価します。刃が割れなければ合格です。
最後の研磨処理が終わり、「革研ぎ」で刃縁をていねいに研ぎ終わると(この作業にはバフのついた回転板が使われます)、斧頭に柄がつけられます。油圧式プレスを使い、木製くさびと一緒に柄を斧頭に押し入れた後、斧頭に対する柄の角度、並び具合、そして掛かり具合が評価されます。3本脚のスチール製くさびを木製くさびに打ち込み最終工程が終了します。
最後に斧は念入りに検査され、斧頭に撥水剤と防サビ油をすり込み、皮製のケースがつけられます。そして、もちろん「斧の本」が斧に結びつけられます。職人の腕が斧の質に反映しています
グレンスフォシュ ブルークス 斧は専門家の手によって作られます。
彼らの仕事は精密で、生産段階で後に修正が必要な誤差が出ることはありません。
鍛鉄工芸品であるグレンスフォシュ ブルークス斧は1本1本時間をかけて作られます。職人たちは出来高で作るのではなく、各々1本の斧を始めから終わりまで責任を持って作ります。製造工程で発生する欠陥部分を隠したり消したりする必要がないため、研磨やならし、ツヤ出し、あるいは塗装といった修正作業を行うことはありません。
グレンスフォシュ ブルークスの職人はプロとしての技を誇っています。作成した斧が自ら満足のいくものであれば、斧頭部分に入った社印の横に自らのイニシャルを刻みます。
LE ラーシュ・エナンデル LP レナート・ペッテション UN ウルリック・ニルソン RA ルーネ・アンデション MM マティアス・マッツソン KS シェルオーケ・シェールンド MS ミカエル・スンドベリ DG ダニエル・グレンツ 1990年、グレンスフォシュ・ブルークス斧に、スウェーデン工芸デザイン協会、及びスウェーデン自然保護協会から「エコロジカル・デザイン」賞が贈られました。さらに1995年、グレンスフォシュ・ブルークスは、スウェーデン工芸デザイン協会から「ハンター斧」賞を受賞しました。
画像とリンク | アイテム |
旧価格 |
新価格 (税込) |
説明 | 備考 |
410 Mini Hatchet ミニベルト ハチェット |
16,275円 | 19,200円 | 限定作品『ベルト・ハチェット』 レナート・ペッテション(LP)が制作する、数あるグレンスフォシュシリーズの中で最も小さい斧です。 |
数量限定モデル | |
415 Wildlife Hatchet ワイルドライフ手斧 |
11,550円 | 13,400円 | 革製のケースで刃がほごされており、リュックサックに入れたり、ベルトにぶら下げたりして、持ち運びが簡単な小型で軽量の斧。小型ですが、裏庭で枝を切ったり、キャンプファイヤー用に枝木を切り裂いたり、いろいろな作業に使えます。この小型の手斧は、楽しいキャンプや冒険など子供の頃の思い出や夢を呼び起こしてくれます。傾斜面は約8cm、ヒッコリー材の柄は約36cm、斧頭は約0.5kgです。銀面革のケースがついています。 | 替え柄 2,500円 | |
418 Hunter’s Axe ハンター斧 |
15,750円 | 20,300円 | ハンター用に作られています。頭部分は通常の斧より薄く鍛錬され、ゆるやかな曲線を描いており、動物の皮を剥ぐのに使える「皮剥ぎ頭」として特殊な研磨がほどこされています。 仕留めた獲物の皮と肉の間に斧の「皮剥ぎ頭」を当てながら皮を引っ張ると、頭を当てるごとに皮が剥がれていきます。肉や骨だけでなく、薪割にも使えます。柄の握りの回りについている溝が滑り止めになり、手が濡れていたりべとついたりしていても、しっかりと柄を握ることができます。この斧はスウェーデンで唯一、スウェーデン工芸デザイン協会からデザイン賞を受賞しています。 傾斜面は約8cm、ヒッコリー材の柄は約48cm、斧頭は約0.7kgです。銀面革のケースがついています。 |
替え柄 3,800円 | |
420 Small Forest Axe 小型フォレスト斧 |
11,550円 | 14,500円 | ハンター斧と同じ大きさですが、その型と頭は伝統的なデザインです。刃は薄く、柄は力強く枝を切り落とすのに十分で、しかもリュックサックや車、ボートなどに収納できる長さです。薪用に小枝を切ったり、暖炉や薪ストーブの着火用に小ぶりの枝を切り落とすのに最適です。傾斜面は約8cm、ヒッコリー材の柄は約48cm、斧頭は約0.7kgです。銀面革のケースがついています。 | 替え柄 3,000円 | |
430 Scandinavian Forest Axe スカンジナビア式フォレスト斧 |
12,600円 | 15,400円 | 伐採した木の枝を伝統的な方法で切断するのに適した専門的な斧です。曲線状の鋭利に研がれた薄い刃は、切って間もないトウヒや松など、樹脂を多く含んだ木の枝を切り落とすのに向いています。柄が長いので、とても強力。傾斜面は約9cm、ヒッコリー材の柄は約64cm、斧頭は約0.9kgです。銀面革のケースがついています。 | 替え柄 3,800円 | |
441 Small Splitting Axe 小型割り斧 (スモール薪割り) |
13,650円 | 16,800円 | 片手で使うことができます。刃は非常に薄く、凹状に鍛錬され、研がれています。薄い刃は速やかに木に食い込み、斧の厚い部分が木を効果的に押し割ります。他の標準斧と同様に、設計上、この斧頭はくさびの上から叩いて木を割ることはできません。 斧頭は約0.9kgで、傾斜面は約6cm、約50cmのヒッコリー材の柄には握りの回りに滑り止め溝がついており、頭と柄の間にスチール製のカラーがついています。銀面革のケースがついています。 |
替え柄 4,100円 | |
442 Large Splitting Axe 大型割り斧 (ラージ薪割り) |
14,700円 | 18,800円 | 幹などの太い材木を切るように設計されています。凹型でくさび型斧頭の厚めの部分が、木目を引き裂きます。設計上、この斧頭はくさびの上から叩いて木を割ることはできません。斧頭は約1.6kg、傾斜面は約8cm。ヒッコリー材の柄は約70cmで、握りの回りに滑り止め溝がついており、スチール製のカラーと銀面革のケースがついています。 | 当店ダントツの人気ナンバー1モデルです。 替え柄 4,300円 |
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450 Splitting Maul 割り槌 (薪割り槌) |
16,275円 | 20,800円 | ハンマー斧頭とも呼ばれ、幹など大型の木材を割るときに使います。槌の頭は「割り斧」よりも重量があり、頭をくさびの上から叩いて木を割るように設計されています。頭は2.4kg、傾斜面は約6cm、約80cmのヒッコリー材の柄の回りには滑り止めの溝がついており、頭と柄の間にスチール製のカラーがついています。 | ラージ薪割りと肩を並べる超人気のモデルです。 替え柄 4,600円 |
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460 Splitting Wedge 割りくさび |
7,350円 | 9,200円 | 鍛錬されたスチール製くさび。ねじり加工が施され、割る力がさらに強化。頭の縁は研磨処理されています。くさび面は約4cm重量は約1.8kg。このくさびを使用する際は、必ず適切な衣類を着用し、顔と目をゴーグルなどで保護してください。 | ||
465 Carpenter’s Axe カーペンター斧 |
12,600円 | 14,700円 | この斧の刃は真っ直ぐで薄く、傾斜面は低角度で、乾燥した木材を切るのに適しています。 刃元からへりまで内側に湾曲しているため、刃先の中央のすぐ上を握ることができます。 このような設計に加え、刃先が長く伸びているため、手元がゆるまず安定したコントロールで木を切ることができます。重量感のあるナイフのような機能です。斧頭は研磨処理され、ハンマーとして使うことができます。頭の重量は約0.7kg、傾斜面は約9cmです。 ヒッコリー材でできた柄の長さは約46cmで、銀面革のケースがついています。 |
受注発注 |
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475 Swedish Carving Axe スウェーデン式彫刻斧 |
17,850円 | 21,300円 | 椀などの木彫や芸術的な彫刻、建築作業用の彫刻斧です。刃先の特徴のある曲線が斧筋の上まで走り、柄に対する刃先の位置、厚めの刃と幅広い傾斜面との鈍角の刃など、木材を彫るのに適しています。「傾斜面を使って」曲線を描くように削ります。 スウェーデンの古い彫刻技術に基づいたこの新しい斧型は、「スウェーデン彫刻技術」の作者、ビレ・スンドクビストが職人指導者のオンニ・リンナンヘイモの協力を得て開発したものです。柄には起伏があり、しっかりと握ることができます。傾斜面は約11cm、ヒッコリー材の柄は約36cm、頭の重量は約0.9kgです。銀面革のケースがついています。 |
受注発注 |
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4801 Swedish Broad Axe スウェーデン式まさかり |
30,450円 | 35,800円 | まさかりと柄の型は、丸太やあらゆる種類の建築材木を直角に切るスウェーデンの古い伐採技術に基づいています。使用者が楽に指をおけるよう、「刃のエラ」と柄の間に十分な余裕があります。両側に斜角があるもの(両斜角)、あるいは左右のどちらか一方に斜角がある型があります。斧筋(及び柄の方向)が直線状の型と、指節を保護するため左、あるいは右のどちらかが傾斜している型があります。左側が傾斜している型は通常、斧筋が右に傾斜しています。丸太を直角に切断する際にはっきりと深く切り込みたい場合は、刃が曲がり斧筋が右か左に傾斜した、両斜角のまさかりを使うと良いでしょう。傾斜面は約18cm、ヒッコリー材の柄は約51cm、重量は約1.4kgで、銀面革ケースがついています。 | 受注発注 | |
American
Felling Axe アメリカ式伐採斧 |
典型的な片刃のアメリカ式伐採斧で、昔の「杣夫」が使っていたような専門的な斧です。刃は100%スチールを使って手作業で鍛錬されており、入念に強化され、鋭利に研がれています。斧頭は約1.5kg、刃の傾斜面は約1.0cmです。アメリカ・ヒッコリー材を使った柄は約80cm、あるいは90cm。銀面革のケースがついています。 | 廃番となりました | |||
490 Double-Bit Throwing Axe 両刃投げ斧 |
24,150円 | 28,700円 | 斧頭約1.4kg、刃の傾斜面は約15cm。真っ直ぐに伸びたヒッコリー材でできた約80cmの柄に握り先端はなく、木材を切り出す作業に向いています。 | ||
490-3 Double-Bit Throwing Axe 両刃伐採斧 |
25,200円 | 29,200円 | ■刃渡り:150mm ■柄長:L=900mm ■革ケース付 珍しい両刃の斧です。 スウェーデンで行われている斧投げ競技にも使われる「両刃付き競技斧」 |
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