ミ)
今は主にどんなものを作っていらっしゃるのですか?
岡)
ミレーにはほうれん草と小松菜を出しているけど、ほとんどが葉物だよ。
ミ)
ずいぶん広い畑ですね。
岡)
葉物だけで300アールやっているんだ。ミレーや生協、そして都内のスーパーの産直コーナーなんかにも出荷しているから、量が多くて、毎日パートさんに葉物の出荷作業を手伝ってもらっているんだ。これから春先は出荷もピークで目標は1日1500束出荷することなんだ。
ミ)
葉物1500束って、本当にすごい量ですね。毎日、そんなに出荷しても無くならないなんて、やっぱり本当に畑が広いんですね。
岡)
最初の頃、種を撒く時期をずらすのがうまくいかなくて、途切れてしまった時期などあったのだけど、今はうまい具合にできるようになったので、露地とハウスの両方で通年、出荷できるようになってきたんだよ。
ミ)
今の時期は露地だけですか?
岡)
冬はトンネル(霜や寒さ対策の為の透明なビニールでできたかまぼこ型の覆いです。小さなビニールハウスといった感じです。)をつけて露地で3月上旬まで栽培している。春に向けて出荷するのはハウスの中で、今、育っていて3月下旬あたりから出荷する予定。夏は露地で防虫ネットを張り、秋はトンネルをつけないで露地で栽培する・・・というように四季を通して栽培方法が違うんだよ。でもこの時期のほうれん草はじっくり育っているから一番、味も濃くておいしいんだ。
ミ)
堆肥や肥料はどのようなものをお使いになっているのですか?
岡)
堆肥は馬糞を使っている。夏に畑に入れるんだ。肥料は油カス、米ぬか、アーゼロンCという有効微生物などをブレンドして、年に2回畑に入れている。虫除けにはニームという有機質の顆粒を使っているよ。
ミ)
ハウスがたくさんあるのですが、ハウスの中はどのように消毒されるのですか?
岡)
うちではボイラーで沸かした90度の熱湯を畑にかけるという熱湯消毒をしているんだよ。そのあと10日くらいそのまま寝かせておいて、それから種を撒くんだ。この方法は殺菌効果があるので、連作が難しいと言われている葉物もこの方法だと連作できるようになってきたんだよ。たくさんの量を出荷するので、いつまでもハウスを空けておくことができないからね。
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