ここでは、各種メディア媒体に紹介された記事や紙面などをご紹介致します。


 
 
媒体名 東海テレビ スタイルプラス 職人列伝
掲載日 2009.07.15
掲載概要 ■今回の職人列伝は愛知県安城市の和泉素麺を
 生産するたつみ麺店を紹介します。世界的な食品
 コンテストで優秀賞を受賞したたつみ麺店の素麺
 は梅雨の時期、 毎日3000食が完売します。
このたつみ麺店の2代目が神本剛(かみもとたけし)さんです。 10軒ほどしかない安城市和泉町の製麺所の中でも、 たつみ麺店は伝統の製法「半生返し」に独自の新しい技術を加え、 より美味しい手延べ麺を追求し続けています。 製麺作業は夜明け前から始まります。材料は小麦、塩、水のみ。 その日の気温や温度によって塩の量を変え、麺の固さを調整します。 シンプルな材料だけに、特注のろ過装置でまろやかな水にもこだわります。 十分に練りこんだ麺を約1時間熟成させ麺を延ばします。 これをひたすらに7時間繰り返し長さ200mまで延ばすとたつみ麺店独自の麺の粘りと弾力が生まれます。 その後、日光と風向きに合わせて小まめに麺を移動させながら約1時間天日干しをします。 和泉素麺の半生返し製法はさらにここから一手間を加えます。 この乾燥した麺に湿度を持たせて半生に戻すのです。(当地発祥の製法です。) この和泉伝統の製法とたつみ麺店独自の製法によりふわっとしていながら口のなかで踊るような しっかりしたコシとつるつるののどごしがうまれます。 世界的な食品コンテストで優秀賞を受賞した2代目は語ります。 「自分が美味いと思ったものを世界が美味いと思ってくれた。美味しいものは美味しい。 枠にとらわれずに広がっていければいい。世界に通じるものを作っていきたい。」 神本さんは純抹茶そうめんという新しい麺の商品化にも成功しました。 安城市和泉町の伝統の製法を守りつつ、 枠にとらわれない麺づくりへの挑戦はこれからも続きます。

媒体名 日本農業新聞
掲載日 2009.08.11
掲載概要 ■製法極め 麺200メートルに
「和泉手延べそうめん」は、愛知県安城市和泉町に伝わる三河の夏の名品だ。 製麺はその昔、農家の副業として始まり、最盛の明治・大正期には70戸が携わった。いまも10戸ほどの製造元が伝統を守る。 そうめんは冬につくり乾麺にして夏まで保存するのが一般的。だが「和泉そうめん」は海からの南風が吹く季節に、半乾きの麺にする「半生もどし」という伝承の方法でつくる。先人が「美味求真」の精神で、製法を極めた結果だ。 和泉町の(有)たつみ麺店では、当時の製法をベースに質の高い小麦を練り、熟成させ延ばす。複雑に練り合わせることで、コシを強くし、麺の長さは200メートル以上にも及ぶ。その長さが手延べの神髄で、機械麺ではまねできない。

媒体名 週刊アスキー
掲載日 2009.06.23
掲載概要 ■ネットで贈りたいグルメ10
 そうめんのイメージを覆す食感!
 麺の長さは2メートル 期間限定の手延べ麺

一度つくった乾麺に再度湿度をもたせる愛知県安城和泉伝統の独特な製法の”半生返し”そうめんセット。上質な小麦粉を使用し、古来より伝わる製法でつくった手延べそうめんを”半生返し”することで、コシの強さともちもちした食感を実現。そうめんのイメージを覆す麺になっている。また、2メートルの長さのまま入っているのも特徴。

媒体名 中日新聞
掲載日 2009.06.18
掲載概要 ■たつみ麺店が製造した手延べひやむぎが国際
 味覚審査機構(iTQi)受賞
安城市和泉町の製麺会社「たつみ麺店」が製造した手延べひやむぎが、おいしい食材を認定する国際味覚審査機構(iTQi)で一つ星の評価を受けた。神本実男社長(68)は「味の感覚が違うヨーロッパの人にも評価されてうれしい」と受賞を喜んでいる。 ベルギーに本部を置くiTQiは、世界中から集まる食材を評価。有名レストランのシェフやソムリエが目隠しをした状態で食材を食べ、「おいしい」と感じたかの審査をしている。 高い評価を受けた食材には一つ星から最高ランクの三つ星が与えられ、商品に受賞ラベルを張ることができる。日本からは酒や米の出品が多く、めん類が評価されるのは珍しいという。たつみ麺店では、手延べの製法にこだわり、そうめんやひやむぎなどを製造。イギリスの常連客に勧められて2007年にきしめんを出品して一つ星を獲得。今年のひやむぎで二年連続の栄誉となった。 実男さんの長男で専務の剛さん(40)は日本の「モノづくり」は工業製品だけじゃないと、海外の人に分かってほしい」と話した。