メガネの度や眼鏡処方箋の見方

処方箋にはメガネ度数等の設計図が書かれていますが、各種の書式で書かれている場合があります。


眼鏡処方箋  ○○ ○○様

 

P.D

Sph(球面)

Cyl(円柱)

Ax

P

B

遠用

R

32mm

-3.00D

-1.00D

180°

1.0

OUT

L

32mm

-1.00D

-0.50D

170°

1.0

UP

近用

R

30mm

-0.50D

-1.00D

180°

 
 

L

30mm

+1.00D

+0.50D

80°

 
 

上記は一例ですが、簡単にご説明いたします。

  • 遠用、近用....遠用は遠くを見るため、近用は近くを見るための度数を表します。
  • R、L....RはRight、右眼。LはLeft、左眼です。
  • P.D....瞳孔間距離を表します。左右合算で表されている場合もあります。
  • Sph....「S」「球面」と表されている場合もあります。いわゆる度数の事で近視の度数は−、遠視の度数には+の符号が付きます。
  • Cyl....「C」「円柱」と表される場合もあり、乱視の度数が書かれています。単位はD(ディオプター)
  • Ax....乱視軸の角度。乱視には方向(角度)があり、0°から180°で表されます。「Axis」と表されている場合もあります。
  • P、B....Pはプリズムの度数、Bはその基底(Base)方向が表されます。

遠視度数(+)には2種類の表記方法がございます。

例えば

  • S+5.50 C+1.00 Ax180
  • S+6.50 C-1.00 Ax90

上記のふたつの度数は全く同じ度数を表しています。
SphとCylでプラス、マイナスの符号が混在している場合、オーダーメイドスイミングゴーグル、オーダーメイドダイビングマスク等のご注文の際は、メールにてご連絡、ご確認くださいませ。


オーダーメイド製品の度数記入例

例1
瞳孔距離 30/32mm
右 S-1.00 C-1.50 Ax180
左 S+0.50 C-2.50 Ax180

例2
瞳孔距離 62mm
R)球面+1.50 円柱-3.00 軸度90
L)球面-2.00 円柱-0.50 軸度85

上記書式以外でも、内容が判れば問題ございません。
ご記入頂きました内容に不明な点がありましたら、折り返しお問い合わせいたします。
また、処方箋をファックスでも受付いたします。ファックス送信ご希望の場合、事前にお問い合わせくださいませ。