シリンダー型式別・交換可能パーツ集




 現行、もっともメジャーで、シリンダー、サムターンとも、対応機種も多いタイプの錠。
 本来は美和ロック社が発売したレバーハンドル錠(LA)もしくはノブ錠(MA)、本締り錠(DA)などに対応していたので、そのどちらかで呼称されることが多いが、近年は同社の他機種のみならず、シブタニ、堀商店といった他メーカーからも同様マウント形式の錠が発売されている。

 ピンで固定する「かんざし式」で、そのなかでも2本の線径が太いピンで固定するこのタイプは、もぎ取りなどに対する耐久性が特に高く、逆に装着は簡易だといえる。

※マウント シリンダー、サムターンなどが装着される本体の部位の形状、形式で、これが異なるために装着の可否がおこる

主な対応型式



LA、DA対応シリンダー (画像をクリックすると販売ページに、タイトルをクリックするとシリンダー解説へ、それぞれ飛びます)
複製難易なスティックキー
Q-18のMK対応型
防塵シャッター搭載機
ディンプル最安価シリンダー
スイス・カバの最上位メカ
カバのスタンダード仕様
カバスターの廉価版
カバのOEM製品
美和の現行標準シリンダー
U9のリバーシブルタイプ
U9のディンプルキータイプ
GOALの最上位機種
ドイツの老舗メーカー製品
スウェーデン製の独自機構
標準的ディンプルシリンダー
ショウワの最上位機種
賃貸に最適な無限チェンジ
LAが簡単に暗証番号錠に!
LAが簡単にリモコン錠に!




LA、DA対応、対策サムターン (画像をクリックすると、販売ページに飛びます)
空転する簡単後付パーツ
押して回す後付けパーツ
カバー脱着、後付タイプ
つまんで回す交換サム
施錠できる交換用サム
つまみ脱着式交換サム




LA、DA対応、カム送り対策/補修・修理用部品 (画像をクリックすると、販売ページに飛びます)
後付け用ガードプレート
新感覚のドアチェーン
サムターン回し対策/補修用



DAタイプ・シリンダー、サムターンの交換方法
このタイプは、シリンダー、サムターン共、交換方法は同じです。
(1)フロントプレートをはずす。(使用工具;+ドライバーの2番)
(2)シリンダー(サムターン)の真横にある2本の「かんざしピン」を抜く (使用工具;細めの-ドライバーか千枚通しなど)
(3)ピンを抜くと、その側のシリンダー(もしくはサムターン)が脱落します。床に落ちないように慎重に抜いてください。
(4)逆の手順で装着する。
DAタイプ・交換トラブルシューティング!
<ピンが抜けにくい場合>

ピンが引っ張っても抜けないときは、図のようにてこの原理で試してください。

その際、ドアに傷がつかないよう、厚紙、不要なテレホンカード等をあてて支点としてください。
 
<それでも抜けない場合>
まれに、それでも抜けない場合があります。でも、まだ手はあります。


少し頭が飛び出している場合は、ペンチなどで引っ張ってください。ただし、掴み量が十分でないと、余計に頭を削ってしまい、作業しにくくなることがあります。


ピンが固く動かない場合は、シリンダー(サムターン)を持ち、強めにガタガタ揺らしながら、てこの原理、もしくはペンチで引っ張ってみてください。
以上の方法で、ほとんどの場合抜く事ができます。

<逆に、ピンがはまらない場合>
ドライバーの後ろやハンマーなどで、軽く叩き込んでもらってかまいません。ただし、あまり強く叩くと、ピンが曲がる事があります。シリンダーが本体に正しくは待っている状態を確かめた後に行ってください。

<装着後にシリンダー(サムターン)がぐらつく場合>
ピンをほんのすこしだけ曲げてから打ち込むと、おおむねがたつきはなくなります。ただし、曲げすぎるとはまらなくなりますので、ほんのすこしづつ試しながら行ってください。

<装着後、リングカラーのがたつきが気になる場合>
装着前にリングの裏から瞬間接着剤、Gボンド、シール系ボンドなどを打ち込んでおくと、気にならなくなります。また、一部商品にはリング浮き防止用のパーツが同梱されています。
なお、がたつきがあっても、上記のようなカム送り対策をしておけば、防犯上の問題はありません。



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