知っておくと便利
ホイールに関する基礎用語

■インチ数 ■リム幅 ■PCD ■穴数 ■オフセット ■精製

■インチ数(inch)

ホイールの直径(リムの外径)をセンチやミリでは無く
インチ(inch)の表記で表します。(1インチ=約2.5センチ)

純正と同一サイズのインチ数をチョイスするのがセオリーですが
ドレスアップの一環としてインチアップも近年メジャーになりつつあります

インチアップは車検には全く影響なく、直進加速性が向上しますが、重量アップにより燃費に多少影響が出たりします。

※純正サイズよりインチダウンは車種問わず原則としてできません。




■リム幅(rim)

リム幅はタイヤを装着する部分の幅で、通常インチ単位で表します
このリム幅によって装着できるタイヤサイズ(幅)も制約されます

5Jもしくは5.0Jと小数第一位まで記載していても意味は同じです

数字のうしろに付いてある「J」,「JJ」はリム形状の規格を表します
どちらも意味合いとしては同じで、メーカーによってどちらかの表記を
古くから使い続けているようです。


リム幅の増加によって組めないタイヤサイズもあります
心配な方は当店もしくはタイヤ専門店、カー用品店さんなどにお問い合わせ下さい。



■PCD(Pitch Circle Diameter)

ホイールの中心を基点に対角線沿いのハブボルト穴の中心を結ぶ直線の距離の長さをPCDといいます。

乗用車の場合、車種やメーカーによって3種類くらいのPCDが使い分けられており、国産車の大半は100ミリか114.3ミリが大半を占めます



同じ車種でもグレードや年式によりPCDが異なる場合がありますので
定規などで愛車のPCDを事前に確認しておくことをお勧めします。




■穴数

車体から出ているホイールを固定するためのボルトの数です
PCDと違って一瞬見ただけで確認できます。

国産車の大半は4穴か5穴のどちらかとなります

穴の数が同じでもPCDが車体側とホイールで一致しないと装着できません

車体とホイールを固定するボルトは「ハブボルト」といい
ホイールナットと挟みこみ、ホイールを固定する為のネジ山が切られています

サビや異物が付着した状態でナットを締めるとネジ山を痛めますので
ホイール脱着の際には「ワイヤーブラシ」や「CRC」等で事前に清掃
しておくと安心です。




■オフセット(offset)

ホイールがタイヤの中心からどれだけ片寄せ(オフセット)して車(ハブ)に取り付けられているかを示す数値です


車種毎に適正オフセットの数値の範囲が違いますので
適正範囲内のオフセットのホイールを選択する必要があります

適正数値より多いオフセット量のホイールを装着すると
フェンダーの内側に入ってしまい、個人の価値観に依存しますがビジュアル的にイマイチになり、ショックやブレーキの部品に
干渉する場合があります。

適正数値より少ないオフセット量のホイールを装着すると
フェンダー寄りとなり、フェンダーに干渉したりフェンダーから
はみ出たりしてしまいます。(はみ出ると車検アウトです)

安心して走行するならば適正オフセットの基準値内のホイールを装着するのが一番です。

適正オフセットは装着予定のホイールのリム幅によって多少違いますので注意が必要です。


アルミホイールには精製方法の違いにより大きく分けて
「鋳造ホイール」「軽量鍛造ホイール」
の2種類が存在します

種類 価格 重量 デザイン メリット デメリット
鋳造(ちゅうぞう)
ホイール
お買い求めやすい
お手頃な価格
純正スチールホイールより遙かに軽いが、強度維持のため肉厚
重量データはメーカー非公開
溶かしたアルミから生成するため、デザインの自由度は極めて高い デザイン豊富で流通量も多く、お買い得。 重量を気にする人、及びブランドにこだわる人には不向き
軽量鍛造
(けいりょうたんぞう)
ホイール
鍛造の数倍する価格 鋳造ホイールより遙かに軽い
1本あたりの重量は15インチでも2Kg
程度(鋳造は8Kg〜10kgぐらい)
重量データは正式に公開されている
アルミを叩いて精製するため、自由度は低く
直線的でシンプルなデザインが多い。
ミリ/秒の世界に
生きる人には魅力的な軽量化が可能
高額で修正も困難
曲げたり亀裂が入ったら買い換えの必要あり

鋳造タイプのホイールは、スチールホイールもしくは純正アルミホイールからのステップアップに最適です
流通量も多く、お値段もお手頃で、オーナー様がご満足いただけるモデルが見つかります。
シンプルなデザインから奇抜なデザインまで選択肢が非常に多いのは車好きのオーナー様にとっては嬉しいことです
最近は軽量鍛造ホイールのようなスポークタイプのデザインも増えてきました
カラーはシルバーモデルが大半のため、
コアなオーナー様はタイヤを組む前に「ガンメタ」「ゴールド」「ホワイト」等の軽量鍛造ホイールのようなカラーに塗装して楽しんだり
ボディカラーと同色に塗装したりなど、お手頃な価格ならではの割りきった楽しみ方もございます。
(塗装状態が悪いとエア漏れの原因となるため、タイヤの組み込みを断られる事がありますので自家塗装する場合には充分注意が必要です)

様々なデザインがあるのは嬉しい事ですが、シーズン売り切り商品が多く、リピート生産がされないケースが大半のため
買い逃すと二度と入手できない事も多々もありますので、欲しいデザインの商品は予約してでも入手可能なうちに押さえておくのが安心です。

重量のお問い合わせなどを良く頂きますが、鋳造ホイールに軽量鍛造並の軽さを求めてはいけません、純正スチールホイールよりは遙かに軽いです

軽量鍛造ホイールのメリットは「軽さ」です。サーキットユースなど特殊な用途で愛車を使用するオーナー様にとって、車体より下の軽量化は
非常に効果的で軽量化及びエンジンパワーのロスも減少でき、タイムの短縮にも繋がるため、一張羅(いっちょうら)を長く履き続ける方も増えてきました。
レーシーなデザインの商品が多く、ミニバンやK-CARに履いても足下が引き締まります
サイズのラインナップが非常に豊富な為に、鋳造アルミに履けるサイズの無いオールドカーや特殊サイズをお探しの方にはお勧めです。
ただし、軽量鍛造の特長としてほんの小さな亀裂でも、ホイール内部では確実に進行していくため、縁石ヒット後などはこまめなチェックが必要です。

当店取扱ホイールの大半はお求めやすい鋳造ホイールが大半です。