〜SONY α5100 試写レポート〜

性能と外装を両立した『SONY α5100』
※画像はオリジナルから縮小しています。
SONY α5100 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

PENTAX HD DA645 28-45mm F4.5ED AW SR


ソニーからEマウントαの新製品が発売となった。その名も「α5100」。名前だけを聞けば「α5000」の後継機とも思われがちだが、実際には「α5000」の出で立ちに「α6000」の機能を内蔵した感が強く、中間機という位置づけのようだ。
発売以降、好評を博している両シリーズのハイブリットとなる本機種発売はやや意外とも思えたが、それだけに注目度も高いように思う。そんな矢先に実機にて撮影をする機会に恵まれたので、その写真をご覧いただこう。


SONY α5100 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:1600 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS



SONY α5100 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1600 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS


挙動の感覚は、「α6000」や「α7」に近い印象を受けた。ファストハイブリットAFが有機的に作用してくれるので、ストレスを感じることもなく軽快に撮影が可能だ。レンズキットのレンズでこれだけ良いレスポンスが期待できる辺りは、さすがSONYといったところだ。

SONY α5100 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS


ボディの質量はほぼ「α5000」と変わらず、さらにキットレンズの16-50mmも非常に小型な為、長時間使い続けていても苦になることは無かった。
初めてレンズ交換式のカメラを使う方や、サブ機として2台目を探されている方、双方におすすめ出来るカメラだ。

SONY α5100 絞り:F5 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS



SONY α5100 絞り:F4 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS



SONY α5100 絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS



SONY α5100 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS



SONY α5100 絞り:F14 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:160 / 使用機材:SONY α5100 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS


搭載しているイメージセンサーは「α6000」と同様に有効2430万画素のExmor APS HD CMOSセンサー。オートフォーカスも同じくファストハイブリッドAFが盛り込まれており、上位機種と同等の絵を創り出してくれる。 「α6000」との大きな相違はファインダーの有無と連写性能があるが、他に見劣りする点はなく、非常に使い勝手が良い印象だ。


dp2 quattro

独自の機能としては180度のチルト可動式液晶モニターを搭載したことで、“自分撮り”に対応したり、動画撮影機能の強化により1280×720で120pでの撮影が可能となっている点も面白い。 上位機種の性能に独自の進化を加え、エントリークラスとほぼ同等のサイズ感を実現。言葉にするのは簡単だが、実現するには開発者の並ならぬ努力があるのだろう。
使うシチュエーションや使い手を選ばないソツのなさ。際立った弱点を持たない本機種は、まさに真のハイブリット機と呼んで良いのではないだろうか。


Photo by MAP CAMERA Staff
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