日本人は昔からよく縁起をかつぎます。何故でしょうか?
それは長い歴史の中で育まれた文化の一部だからです。何故縁起物なのという物もこのコーナーを読んでいただけたら納得できるのではないでしょうか?

【ENGIMONO】

ENGIMONO is a tool of Japanese traditional good luck. Tha Japanese
thanked you for animals and plants and tool relate to life from old days.
The thing which made them an ornament and accessories is ENGIMONO.
So that means that it causes happiness to have.
ENGIMONO carries good luck and happiness to you.
■縁起物とは
■■縁起物とは
よくある質問として、お札と縁起物の違いという物があります。お札は本来厄除け、魔除が目的で、その携帯版が御守と表現されています。縁起物は、少し意味が離れるというか現実的というか...。一言で表現すると欲求を満たす為のアイテムという事です。生活を送る上ではいろいろな欲求が湧いてきます、これは今も昔も同じです。お札や御守にそのような願い事は恐れおおい?ということで縁起物が登場しました。縁起物の範囲は多岐に渡り、「いろいろ伝説などから由来しているもの」から「自分で記念や願掛け」で持っている物まで含まれます。海岸で拾った珍しい貝殻や石、初恋の相手に貰ったプレゼントなども後者に含まれます。
■わらじのご利益
■■わらじのご利益
よく、民芸品や縁起物で見かける物に「わらじ」があります。何故なんだろうと思われた方もいると思います。「わらじ」は本来履物ですが、縁起物としてもよく用いられます。わらじを掛けるということは、客人が来ていることを意味します。地方により客人は侍だったり、山伏だったりと変わりますが、力強い用心棒ということで基本的には共通しています。それを見ると魔物(地方により異なる)が恐れて近寄らないといわれています。寸法も大きい程、魔物が恐れるという説もあります。
お寺の門にかかっている「わらじ」もそういう意味がこめられています。
■絵馬のご利益
神社等で見かける「絵馬」。かつて本物の馬を奉納してた頃がありました。ある時、木の板に馬を書いたのが今の絵馬の起源とされています。当時は代用として、木彫りや陶器、紙などいろいろな部材で代用したようです。そもそも代用するようになったのは、戦などで馬が貴重になったとか殺生が可哀想などいろいろあり定かでない。その後、奉納というより祈願の意味合いの方が強くなり現在みんなの知る「絵馬」になりました。
■熊手について
■■熊手
派手に飾られた熊手は「酉の市」やお稲荷さんで入手する事ができます。いずれも「商売繁盛」や「家内安全」を願う物です。本来、熊手は清掃道具の一つに過ぎませんが、いろいろなモノを集めるという意味合いで縁起物になったとの説が有力です。熊手を持った人形としては、高砂人形も同じ意味あいです。
■鈴について
■■
鈴や鐘は古くから神聖な物とされてきました。寺院、神社、教会など世界のあらゆる所に存在します。日本に於いても、金属が伝来する遥か以前から土で作った鈴が使用されています。鈴には「魔除け」や「神様を呼ぶ」効果があるとされ、神社での儀式には頻繁に鈴を使います。現在、民芸品の定番となっている土鈴も実はものすごく歴史のある物なのです。
■塩について
■■塩(他食品)
神社や相撲などで使用する「清め」、飲食店などの「客寄せ」と大きく二つの意味があります。洗米、稲穂、鰯の頭、鯛、御神酒など食料を縁起物や信仰の対象としている事は少なくありません。飽食の現代、もう少し食べ物に感謝してもいいのではないでしょうか。
■招き猫の由来
■■招き猫由来
招き猫については、いろいろな由来があります。最も有名な由来を紹介致します。

今から300年近く前、彦根城当主『井伊直孝』が豪徳寺の前を通りかかりました。
その際、門前にて手招きしている猫がおり不思議に思い猫の方へと歩いてゆくと
突然今までいたところに落雷があり九死に一生を得た。感激した直孝は塚をたて
猫を奉ったというのが招き猫の原型といわれています。

■招き猫のご利益

●左手あげ
「お客様・御縁を招く」
人を招くと言われ、良縁に恵まれるとも言われています。
お店などでは、お客様を招くと言う事で、左手あげの猫が多くみかけられます。
●右手上げ
「金運・財産を招く」
財産・金運を招くと言われています。

■招き猫の色

白猫 福を招きます
金猫 金運を招きます
黒猫 魔除け・病魔除け
桃色猫 恋愛運・良縁・子宝に恵まれるとも
赤色猫 病魔除け・子供を病から守るというこてで飾られます。
青色猫 学業
黄色猫 金運を招きます。良縁も招くとも言われております

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■七福神について
■■七福神について
七福神といっても7人は本来何の関係もありませんでした。
しかし中国では『七賢人』というものがあり、それに習って七福神という名が付けられたと考えられます。

現在でも多くの方に信仰されている身近な神様です。
『七福神めぐり』の散策路イベントは全国各地で行われ人気をあつめております。

■七福神のご利益

恵比須 日本から生まれた福の神。右手に釣竿、左手に鯛を抱えた姿から豊漁の神とあがめられたが、後に商売の神様として信仰を集める。商売繁盛の神様。
大黒 元はインドの神。福徳の神様、大きな袋を担ぎ俵に乗った姿から田の神になった。金運上昇・家内安全・開運出世にご利益があるとされています。
寿老人 長寿を司る神様といわれ、鹿を伴い、経巻をつけた杖を持っているのが一般的な姿です。
長寿・諸病平癒 ・富貴繁盛にご利益があります。
弁財天 インドより中国に伝わり、人々に弁財を与え天災を除滅させる仏神に変わり日本に伝わりました。音楽、知恵、弁舌、学問・金銀財宝授与とご利益の多い神。
布袋 中国の禅僧契此(かいし)がモデル。布の袋をいつも持ち歩いていたところから布袋と名が付いたそうです。天候占いや吉凶占いを誤ったことがないことから庶民に広く慕われていた。
人格形成・富貴繁盛にご利益があります。
毘沙門天 毘沙門天は、多聞天ともいわれ、悪鬼・魔物・災害などを防ぐ神です。仏教での四天王の一人多聞点ともいい、梵名バイシュラマナを訳したのが毘沙門です。
福禄寿 中国道教の神様で南極星の化身とされています。中国で愛され日本に伝わりました。福運・俸禄・寿命の三得を持つ神様。

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■お多福さんについて

日本古来のユニークな顔として“ひょっとこ”と並び称される“お多福”の 顔は、 決して美人の相ではありません。
しかし
(1)いつも笑顔を絶やさない(細い目)
(2)謙虚な姿勢(鼻は高くしては天狗低い鼻)
(3)無駄口・悪口を言わない(小さな口)
(4)聞く耳を持つ(大きな耳)
(5)心身ともに健康(ふくよかな頬)
(6)聡明で賢い(広い額)は心の美人の象徴を表しています。

常にこのような女性でありたいと願い作られた縁起物。
にこやかな笑顔で家庭円満をもたらせます。

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■狸について

狸八相をご紹介します。

傘……思はざる悪事災難さけるため用心常に身をまもる傘

目……何事も前後左右に気を配り正しく見つむることな忘れめ

顔……世は広く互に愛想よく暮らし真を以って務めはげまん

徳利…恵まれし飲食のみにこと足利て徳は密かに我につけん

通……世渡りは先ず信用が第一ぞ活動常に四通八達

腹……もの事は常に落つきざりながら決断力の大胆をもて

金袋…金銭の宝は自由自在なる運用をなせ

尾……なに事も終りは大きくしっかりと身を立てるこそ真の幸福

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今後も色々な豆知識ご紹介いたします。