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レシピ&お菓子フォト
ひな祭りに作りたいお干菓子“貝合わせ”
平安時代、宮中や貴族の女性たちの間で親しまれた『貝合わせ』という蛤を使った遊びは江戸時代には芸術的に発達し、お姫様の嫁入り道具のひとつに数えられるようになりました。
現在でもその名残として女の子の幸せを願うひな祭りに「蛤のお吸い物」が供されますね。
そんな雅な伝統をお干菓子で表現してみました。
貝殻の色を合わせたり、形を合わせたりと宮中のお姫様気分で楽しみながらお召し上がりください。
木型(約30個分)又はチョコレート型(約42個分)
- 寒梅粉:60g
- 上白糖:90g
- 湯:10cc
- 水あめ:10cc
- 色付けする場合は着色料
- ・水あめを湯で溶いて冷ましておく。
1. 上白糖を30メッシュで裏漉しをする。
2. 色をつける場合は水で溶いた好みの着色料を加えて混ぜる。
*今回は白・ピンク・薄緑の3色作るので3等分して着色しています。
この後寒梅粉を加えるのでイメージしている色より少し濃い目に着色して下さい。
3. 水あめ液を加える。握った時に指の形が残るくらいを目安に加えます。
*水あめ液の量は湿度によって左右されます。
多過ぎると口溶けが悪く、少な過ぎると崩れやすくなります。
4. 寒梅粉を加え、両手で揉み混ぜる。
5. 再度30メッシュで裏漉しをする。
6. 同様の工程で薄緑の生地も作る。
白は2. を除いて作る。
1. 木型を組み立て、しっかりと生地を詰めて指で押さえる。
*詰めかたが少ないと崩れやすくなります。
2. 余分な生地はヘラなどで削ぎ落とす。
3. 木型の上部を気持ち持ち上げ、ヘラで型を軽く叩いてくっついている生地をスッと落とす。
4. 木型の上部を外し、型を静かに返して生地を取り出す。
5. 薄緑、白も同様に作ったら自然乾燥させて仕上げる。
*ひな祭りに因んでピンク・白・緑の3色を選びました。
菱餅にもみられるように『雪の下から新芽が芽吹き、桃の花が咲く様』になぞらえ、女の子の健康と幸せを願う色です。
1. お好きな色を用意する。
写真はピンク、黄、水色になります。
2. 基本的に作り方は同じですが、木型に比べると生地が滑りやすいのでしっかりと指で押さえて詰めること。
3. 型を返したらそのまま作業台でトントンと衝撃を与えて型出しをする。
*1回に1列ずつ詰めたほうが型出しの時に失敗しにくいと思います。
4. こちらも自然乾燥で仕上げる。
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女性でも扱いやすい大きさの型です。生地の型離れも良く、ひとつひとつのモチーフも綺麗。細かい模様や線が美しく、ふっくらとしたフォルムも素敵です。最初はお値段がお高い気もしましたが、このクオリティを考えれば納得です。長く愛用したい商品です。
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チョコレート用の型ですが、お干菓子も十分作れました。大きさもほどよい感じなので、とりあえずチャレンジしてみたい方におすすめです。また、チョコレートモールドは型のバリエーションも豊富なので和菓子にはないようなデザインを作りたい方にもおすすめです。
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手持ちのボウルに被せて使えるので使い勝手がイイです。又、目の細かい30メッシュで裏漉すのでなめらかで口当たりの良いお菓子が出来ます。目に見えない部分ですが、仕上がりに差が出ます。